「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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仕事のノウハウ

「仕事の属人化」の問題

図解:「仕事の属人化」の問題

こんな問題で悩んでいませんか?

 ・優秀な人の知識や経験を伝承できない
 ・担当者によって、仕事品質の差が大きい
 ・新人を即戦力化することが出来ない
 ・優秀な社員に頼らないと、仕事を回して行けない
 ・つまらないトラブルが何回も繰り返される
 ・会社を、何年やってきても「優秀な人が欲しい」と悩む
 ・後継者へ上手く事業を引継ぐことが難しい

これらが発生する原因は一つです。

社員が、自分の頭の中にある知識や経験に従って仕事をしているからです。
だから、優秀な人は高い成果をあげ。
普通の人は、それなりの成果しか上げられないのです。

これを

 「仕事の属人化」

と言います。

「仕事の属人化」の事業運営の特徴は

  1.業績の個人差が大きい
    「優秀社員・普通社員」の実力差が大きい
 
  2.組織として教育をコントロールできない
    新人に教える内容が担当によって違う

  3.仕事品質に個人差がある
    仕事のやり方が、少しづつみんな違う

  4.いつまでも組織知が高まらない
    仕事のノウハウは個人に頭の中

要するに

 「仕事の標準化」ができていない

これにつきます。

「属人化」された会社では
Aさんの頭の中と、Bさんの頭の中にあることが違い
それぞれが独自で仕事に取り組んでいるのが現実です。

その結果、
優秀な人が辞めたら
現場の仕事のノウハウが無くなってしまいます。

仕事のノウハウは
 ・問題にぶつかり
 ・会社がコストを負担し
 ・誰かが解決に奔走し
 ・誰かが「ノウハウ」を得る
こうやって積み上がります。

誰かの頭の中に入っている「現場のノウハウ」は
会社がコスト負担したものです。

これが簡単に失われてしまうのです。
もったいない。

トヨタは、すべて文書化されているそうです。
改善は、その文書の書き換えや追加とのこと。
これは、組織の知恵。
改善することで、どんどん成長していきます。

だから、組織の知恵を
どんどん成長させることが出来るのです。

間違いなく、これが大企業になった理由だと思います。