「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp
考動知の4つのサイクル

人と組織の可能性を高める考動知サイクル

人と組織の可能性を高める考動知サイクル

人と組織の可能性を高める考動知サイクル

この「考動知サイクル」は4つのサイクルでできています。
 ・作業の「PDCA」品質管理のサイクル
 ・仕事の「QVSA」問題解決のサイクル
 ・学習の「ARST」知的生産のサイクル
 ・理想の「MPVA」人生開拓のサイクル 
この4つからできています。

この4つのサイクルを「考動知サイクル」と呼んでいます。
「PDCA」以外は、私が定義しました。

このサイクルの中心に
積上げた「知識・経験」があります。
これを「持論DB(データ・ベース)」と呼んでいます。

この持論DBが充実することで

・可能性を広げる思考ができます
・蓄積した知恵を活用することで問題解決がしやすくなります
・最適な手を打ち効果的に行動することで成果を上げやすくなります
・行動したことの学びを知恵として蓄積する

知恵の蓄積は発想を刺激します。
発想が刺激されることで、理想が高まります。

高い理想を求めて行動することで、
現状との「差」に気づきます。

理想と現実の「差」が「問い?」を生みます。
どうやって解決しようか考えることが
これが、仕事の「QVSA」問題解決のサイクルです。

問題解決の方針が決まり、解決の手法が固まったら、
実行の計画を立てます。
それが、作業の「PDCA」品質管理のサイクル
このPDCAを回すことで、より成果を生み出します。

そして、PDCAを回すことで発見したことを
現場の知恵として蓄積するサイクルが
学習の「ARST」知的生産のサイクルです。

人は誰でも、
自分の頭で考えたことしか行動できません。
そして、行動したことしか、結果につながりません。

自分で考える範囲を広げるということは、
自分の可能性を広げると言うことです。

何の蓄積も無く、センスや個性で
思考を雄飛させることができる人もいるかもしれません。

でも、多くの人は、そんなことはできません。
私もできません。
コツコツを毎日の積み上げで広げていくしかないと思っています。

でも、そのコツコツと積上げたことが10年、15年で
大きな武器になります。

音声解説

「人生開拓のサイクル 理想の「MPVA」

図解:仕事の可視化「人生開拓のサイクル 理想の「MPVA」

「人生開拓のサイクル 理想の「MPVA」

若い時は、エネルギーは大きいですが、
自分は何者になりたいのか?
何をしたいのか?
自分は何に向いているのか?
考えても、なかなか結論がでません。

私もそうでした。

考える材料が無いんです。
ない中で考えても、答えは陳腐なものしか出ません。

でも、だんだん知識・経験が増えてくると、
考える材料が豊富になります。

すると、どんどん具体的な目標を広げて行くことができます。

私の場合は
最初から図解をやっていたわけではありません。
仕事でつまずきながら、これを書いておいたら
先々役に立つ、人に知ってもらったら役に立つはずと考えて
コツコツ書き溜めていきました。

最初は、何の役立つの?と聞かれても
答えることができませんでした。
書き溜めてどうするか考えるほどの量が無いからです。

でも、どんどん書いた物がたまってくると..
貯まるということは、考えて蓄積したということです。

今度は、この考えたことを土台にして
一歩先を考えることはできるようになりました。
これが大事なんだと思います。

人生開拓のサイクル 理想の「MPVA」は
この4つのサイクルでまわります。

1.使命・志 Mission
  人生の 使命・志

2.情熱 Passion
  行動の源泉!

3.夢・理想 Vision
  夢・理想を 描く
  目指す未来
  望む状態、到達目標
  どう、ありたいか!

  最初からすべてを見通して夢を語れる人はいません。
  流されたり、引き寄せられたり、失敗したり、立ち止まって後悔したり..
  自分を偽らずに前に進むことで、だんだん見えてきます。

  蓄積される知識や経験から、発想が広がり未来が大きく広がっていきます。
  夢・理想は、新しく獲得した情報によって、大きく刺激されます。
  少ない情報では、どう組み合わせても大きな可能性は見出せません。
   
  「蓄積から、未来が大きく広がる」のです

4.行動 Actionn
  行動することで、「気づき」があります。
  新しいチャンスに出会えます。
  動けば、「こうじゃない?」と、夢・理想と現実の「差」が見えてきます。
  そして、「問い?」が生まれます。
  差が大きい方が、「問い?」を生み出しやすくなります。

そして、その「問い?」が
自分の「使命・志」の再確認になり、
現状を問いなおす「QVSA」へとつながります。

仕事の現場で考えたことを、書き溜めませんか!
あなたの仕事の理想を引き上げてくれるはずです。

音声動画へ

仕事のトラブルの発生ヶ所「考える・伝える・行動する」 

20140228zukai

仕事を整理すると

1.考える
より良く考え、成果につながるアイデアを出す
「考えたこと」がダメだと成果につながらない

2.伝える
自分一人で仕事はできない
考えを伝えて、相手の考えを受取ることが重要
仕事のトラブルの多くはコミュニケーションミス

3.行動する
より上手く行動する
成果につながる行動をしないと成果は出ない

この3つでできています。

上司の悩みに
「部下が、指示通り動かない」があります。

でも、
・期待した結果につながらない指示だった
(自分の指示が正しいと思いこんでいます)

・指示の内容が伝わっていない
(部下の知識・経験を意識していない)

・具体的な行動ではなかった
(理解して行動する個人差が大きい)

という原因が考えられます。

「部下が、指示通り動かない」と
部下を責めるだけでなく
どこに、どう問題があったのか?

改善するには、どこを・どうしたらいいのか?
・考える
・伝える
・行動する
3つの切り口で考えることが必要です。

問題の本質を探る「5回のなぜ?」

20140301zukai

問題の本質を探る「5回のなぜ?」

何か問題が発生した時に原因追究をします。
その時、現場担当者に「なぜ?」と言っていませんか?

担当者は「なぜ?、なぜ?、なぜ?..」
と問い続けると..

責められたと感じます。
その結果「以後、気をつけます」と頭を下げます。
それしかできません。

現場担当者が「なぜ?」と問われるのは?

1.計画通りに、実行できたのか?

できないければ、担当者が責められて当然です。
でも、これだけです。

原因は、他にもこの4つの視点で考えられます。

2.計画は正しかったのか?
..計画立てたのは誰?

3.方法・手順の選択は適切だったか?
..解決のための課題設定したのは誰?

4.目標設定に間違いはなかったか?
..目標を示した人は誰か?

5.発案・出発点は良かったのか?
..現状に不満を言った人は誰?

多くの現場では、
何か問題が発生すると、現場に問題があると
勘違いして現場担当者を責める場合があります。

それでは、正しい再発防止策を取れません。

正しい視点で「なぜ?」を5回繰り返して
問題解決を計りましょう!

ネットで探すと..
「トヨタ生産方式」の中に、五回の「なぜ?」で
本質に迫るという手法があるようです。
私は、トヨタのことを知りません。

PDCAとQVSAの組合せで
視点を変えて問題の本質に迫る切り口ができました。

問題解決で必要なことは
正しい視点の移動で本質に迫ることです。

「考動知図」の「考える・動く・伝える」のきっかけ 

20140228

仕事で成果を出すために必要な要素

「考動知図」の「考える・動く・伝える」のきっかけ 

成果を出すには何が必要なか?

重要なのは..
 ●考える:発案
   ・アイデアが悪いとダメ
   ・成果につながる発想が必要
  考えたことが成果に導きます。
  考えたことが、可能性を広げます。

 ●動く:行動
   ・成果の出る手順(プロセス)
   ・上手くできる方法(コツ・工夫)
  具体的に行動したことで結果がでます。
  しっかり行動しないと、何も生み出しません。

そして、もう一つ..
仕事は、思考を情報化して伝えることでできています。
ここが必要です。
 ●伝える:伝達
   ・相手に正しくj伝える、自分がしっかり受け止める
   ・情報の共有、伝承、蓄積
  仕事で最も重要な事は、伝える・伝わるです。
  思い・考えを正しく伝えて、行動してもらうことが必要です。

この3つが、仕事の基本だと気がつきました。

そこから..
部下が指示通り動いてくれない..
自分では、しっかり伝えたのにと悩み..

主張を整理すると..

●経営者の主張は
  指示通りに仕事をして欲しい
  一生懸命にやって欲しい
  自分で考えて行動してほしい

●部下の主張は
  指示通りにやっている
  一生懸命やっている
  自分で考えて行動すると怒られる..

でも、問題が発生する条件を考えると
  ・社長の指示の内容が、成果につながらない指示だったら?
  ・社長の指示が、部下の力量を考慮した内容でなかったら?
  ・社長の指示の仕方が、部下に理解できるように表現されていなかったら?
  ・部下が社長の指示を、理解していなかったら?
  ・部下が社長の指示通りに、動きたくなかったら?
  ・部下が指示通りに動いても、手順が悪かったら?
  ・部下が指示通りに動いても、上手くやるコツを知らなかったら?
  ・会社に部下が指示通りに動いても、行動をバックアップするツールがなかったら?
  ・部下が何のためにその指示があるのか、理解していなかったら?
  ・部下が自分の前工程・後工程を理解していなかったら?
  ..
このように、問題が発生する要因はたくさんあります。

それを一方的に、すべて部下が悪いと言っても解決しません。
感情的になって行くだけです。

でも、その上手くいかない状況から学べば、
改善の「種」としてプラスに利用することができます。

改続し続ければ..
会社のノウハウになります。

ここから 「考動知図」へと、進化していきました。

http://www.teoria.co.jp/chizu000/index.html

「考動知サイクル」で、持論(セオリー)を「4つの軸」で積上げる!

「考動知サイクル」で、持論(セオリー)を「4つの軸」で積上げる!

「考動知サイクル」で、持論(セオリー)を「4つの軸」で積上げる!

「考動知サイクル」は、「4つの軸」で構成しています。
「4つの軸」で拡大」していきます。
1.考えることで可能性を広げる
2.行動することで成果を上げる
3.知恵を蓄積する
4.知恵を活用する

この軸で広げることが成長につながる!
と私は考えています。

4つの軸は
———————————
■ 1.考えることで可能性を広げる
———————————
 人生開拓のサイクル 「MPVA」 
  
 若い時、
 経験の少ない時、
 情報が少ない状態では
 発想は、大きく広がって行きません。
 遠くを見据えることもできません。

 人は、誰でも
 頭の中にあることしか考えられません。
 考えたことしか計画できません。
 計画したことしか行動できません。

 行き当たりばったりに行動しても、
 期待する成果を上げ続けることはできません。

 自分の頭のなかに蓄積している知識や経験が
 発想を刺激します。
 夢・理想に大きく影響を与えます。
 夢・理想の高さは、現実との「差」を生み、
 活動意慾と「問い?」を生みます。

 自分の頭で考えたことが、可能性を広げる!
  

———————————
■ 2.行動することで成果を上げる
———————————
 品質管理のサイクル 「PDCA」

 やみくもに一生懸命頑張っても意味ありません。
 それでは、成果を上げ続けることは困難です。
 いつの時代も一生懸命は重要ですが、
 成果につながる「考えた行動」が必要です。
 
 「考えた行動」行動の質を高めます。
 行動の質は、効果・効率を高めます。
 成果の再現性も高めます。

 行動することで、
 頭で考えたこととの「差」に気づきます。
 その気づきが行動の質を高めるキッカケになります。
 
 自分の行動したことが、成果を生み出す!
 

———————————
■ 3.知恵を蓄積する
———————————
 知恵生産のサイクル 「ARST」

 経験豊富な人はたくさんいます。
 でも、その経験を
 ソリューション(問題解決の手法)として
 蓄積している人は、本当に少ないのが現実です。
 
 具体的に聞けば、できることなら答えてくれます。
 でも、何ができるか自分から
 体系だてて、説得力のある発信ができません。
 「場」を設定しもらえれば動けます。
 でも、自分から「場」を創れません。

 必要な事は..
 現場の「学び」を、他人が使える
 体系化した商品にすることです。
 小さな単位で、使えるノウハウにすることです。

 「もったいない」のは..
 俺はこれができる、こんな実績もあると言うだけで、
 他人が使える商品化ができていないことです。
 昔の仕事の資料を山のように持っていても、
 それだけでは使えません。

 現場の知恵の形式知化、モジュール化が重要!

 
———————————
■ 4.知恵を活用する
———————————
 問題解決のサイクル 「QVSA」

 これからは社会の変化が大きくなります。
 今までやってきたことを、
 もっと上手く・もっと効率的に..
 という仕事のやり方で通用しない場面が増えます。

 想定外の問題が出てきます。
 初めての障害が目の前に出てきます。
 やったことがない、知識・経験も無い問題です。

 それに立ち向かうための武器は、
 自分のそれまで培った「知恵」です。
 モジュール化され蓄積された「知恵」を
 状況に応じて組みたたて解決策を生み出します。

 それには、考える材料・打つ手がたくさんある、
 「引出し」の多い人になり事が大切です。

 経験から得た知恵で、新しい問題に立ち向かう!

詳細は
http://www.teoria.co.jp/003/chi4/index.html

より良い仕事をして成長するための「考動知サイクル」

より良い仕事をして成長するための「考動知サイクル」

より良い仕事をして成長するための「考動知サイクル」

●作業の「PDCA」 品質管理のサイクル 
●仕事の「QVSA」 問題解決のサイクル 
●経験の「ARST」 知恵生産のサイクル 
●個人の「MPVA」 人生開拓のサイクル 

この4つのサイクルを「考動知サイクル」と呼んでいます。
「PDCA」以外は、私が定義しました。

そして、偶然ではあるのですが..

このサイクルの中心に
   知識・経験の蓄積
が有ること、
つながっていることを発見しました。

積上げた「知識・経験」を
「持論DB(データ・ベース)」と呼んでいます。

「持論DB」が積み上がり、充実することで
 ・より価値を打ち出しやすくなります
 ・より効率化できます
私は、そう考えています。

良い仕事をするために、
「持論DB(データ・ベース)」を充実させましょう!

各サイクルの詳細は
http://www.teoria.co.jp/003/index.html

※「PDCA」以外は、私の創作です。
それぞれ、必要だと考えて組立てました。