「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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自分の得意を活かす

中高年になって出番のある人・出番のない人

20131031zukai

中高年になって出番のある人・出番のない人

その違いは、どこにあるのでしょうか?
中高年や定年退職した人で、
十分な実績も実力もあるのに
声のかからない人がいます。
逆に、どんどん声のかかる人がいます。

定年退職した人に話を聞いたことがあります。
現役時代に工夫して仕事を成功させた体験談です。
それを、若い人に聞かせてあげたいと思います。

でも、その話は長く..
様々な尾ヒレが付いて分かりにくいのです。
話しは、取り留めも無く続き..
時間がいくらあってもたりません。
人に教えるカタチにできていないのです。

ただの体験談で終わってしまい、
ソリューションとして積上げていないのです。

とてももったいないと思います。

社会にでて、30年・40年働いても、
中高年になってリストラされて、定年退職して
まったく別の業種で新人として働く..
それまでの蓄積を役立てないで良いのでしょうか?

●声がかかる人は得意分野が明快です。

何ができるか、何が得意かを
具体的に発信できます。

何か相談されたら..
これと、これで、こう解決しましょう。
と具体的な解決策を提示できます。

●声のかからない人は得意分野が見えないのです。

これなら得意誰にも負けない言うが..
その歌付けは、○○会社で○○年と言うだけです。
「場」を与えられれば活躍できる人です。

適切な「場」があれば活躍できるのですが、
それには具体的に何が得意かを
明確に発信することが必要です。

あなたは、この質問に答えられますか?
 ・自分は何が得意か明確ですか?
 ・それを具体的に明示できますか?
 ・その実力を示す裏付けはありますか?

手応えのある働きかたをしたい人なら
この質問に簡単に答えられないと出番はなくなります。

若い時から準備しましょう。

中高年は、過去を振り返って体験を掘起し、
自分の財産となるものを洗い出しましょう。
一生懸命やってきた人には、たくさんあります。

私の体験談
「自分の価値を商品化できない元大手メーカーのマーケティング部長」
http://www.teoria.co.jp/ikeda/20130326/index.html

なりたい自分になるために、常に3人と比べる

20131023

なりたい自分になるために、常に3人と比べる

自分の人生、自分で切り開くしかありません。

その時に必要なのが3人と比べることだと思います。

 1.他人
 2.未来の自分
 3.過去の自分

常に比べることで、
自分の現在位置を確認することができます。

1.他人

  ライバルと比べる
  ・相手にできて、自分にできないこと
  ・自分にできて、相手にできないこと
  知ることで、
  自分の
    「強み」を知る

2.未来の自分
  未来の自分と比べる
  ・何を目指している
  ・どうなっていたい
  を知ることで、
  自分の
    「やるべきこと」を知る

3.過去の自分
  過去の自分と比べる
  ・何をやってきたか?
  ・何ができたか?
  を知ることで、
  自分の
    「成長」を知る
 

一番ダメなのは、他人の良い所と自分の悪い所を比べて
自分はダメだと悩むことではないでしょうか?

私も、かつて..
悩んでいました。

でも、それはどうしようもないこことがあります。

自分は自分、自分は周りの人のどんな役に立つのか?
自分の強みは何か?
他の人と何が違うのか?
考えて...

未来に向かいながら、過去の自分を比べて
成長を確認することではないでしょうか?

頑張りましょう!

「レアな存在」を目指すために、自分で、自分の教科書を創ろう!

20131008zukai

「レアな存在」を目指すために、自分で、自分の教科書を創ろう!

こんなタイトルの本で勉強していませんか?

 ・これさえやれば現役合格必勝法
 ・必ず内定が取れるテクニック100
 ・サルでも分かる、上司が喜ぶ企画書
 ・会社を辞めて社長になる方法
 ・簡単にできる業績アップテクニック
 ・あなたもこれで年収1,000万円
 ・40代のうちにやっておく○○○
 ・豊かな老後のための準備50

直接的な答えを探していませんか?
すぐに結果の出るテクニックを欲しがっていませんか?
簡単にできるやり方を見つけようとしていませんか?

誰かが持っている答えを探す「勉強??」でしょうか?

探せば..
見つかるでしょうか?

運が良ければ..
自分の問題に直接役に立ものにあたるかもしれません。

でも、ほとんどは..
直接役に立つ部分は少ないのが現実です。
 ・誰にでも、あてはまる解答は、
 ・誰にでも、当てはまりません。

参考には、なると思います...

私も、たくさん読んでいました。

でも、これからは誰かの真似や
先例に習ってが通用しない時代です。

誰かと同じことをやっているなら..
価格競争に巻き込まれ、やって行けなくなります。

これからは、自分が
 ・どう生きるか?
 ・どう働くか?
 ・他の人にどう役に立つのか?
 ・そのために何が必要か? 
を自分で考えて、
オリジナルな自分、レアな存在、を目指すことが必要です。

そのために
自分で、自分の教科書を創りましょう!

島田紳助氏は、誰もが知る成功者の一人だと思います。
あんな結末にはなりましたが..

島田紳助氏は若い時から
自分のお笑い教科書を作っていたそうです。

参考になるお笑いの教科書が本屋で売っているはずもなく、
まずは先輩漫才師の漫才のじゃべりを
一字一句ノートに書き写すことを続けたのだそうです。
「どうしたら客にウケる!?引かれる!?」などを
徹底的に分析し、「笑いのパターン」を知り、
整理していったそうです!

とても手間のかかる作業だったと思います。

自分の教科書を創ろうとした
そして、自分の理論が完成したことで、
あれだけの成功があったのだと思います。

「誰でもできる」は危険

「誰でもできる」は危険

メルマガやWEBサイトなどに載っている
 ・誰でもできる
 ・すぐできる
 ・簡単にできる
 ・結果がすぐに出る
というような、甘い言葉の誘いはありませんか?

それは
 ・資格の勧誘だったり
 ・セミナー案内だったり
 ・自己啓発教材だったり
します。

でも、「誰でも・簡単に・すぐに」、できることで
上手くいくのでしょうか?

本当に、それが上手くいくのなら
世の中の全員が上手くいっているはずです。
そんなことはありません。

上手くいっていない人が多いから宣伝するんです。
購入したり参加した人が上手くいけば、
紹介されて広がるのでメルマガなどで
宣伝する必要もないはずです。

自分がやりたいことを手に入れようとするなら..
そういう広告には惑わされてはいけません。

自分の価値とは、自分にしかできないことです。
他の人が簡単に真似ができないから価値があるのです。
誰にでも、簡単にできるということでは意味がありません。

自分の「強み」を手に入れたいなら、
誰にでもできること、簡単なことを追いかけるのはやめましょう。

優秀な人が3年でやることを10年かかっても良いんです。
20年、30年かければ競争力のある価値を築けます。
社会人人生、40年以上はあるんです。

自分の「強み」を、一歩、一歩、積み上げていきましょう。

失敗から「学ぶ」人になる

失敗したときに、どうしていますか?

反応は。大きく分けて2つになります。
 1.会社や他人のせいにする
 2.自分の問題にする

失敗すると誰かに文句をいいたくなります。
特に会社や上司への言いやすいですね。

でも、誰かのせいにしている限り成長はありません。

100%他人が原因という問題はありません。
どんなことにも、多少なりとも自分が改善できる
部分があります。

でも反省しない人はいます。
もうあんな仕事はしたくない。
大変だった..
悪いプロジェクトに回された..
家に帰って、疲れたと言ってお酒を飲む。
これだけを10年、20年続けても
何者にもなれません。

愚痴や不満をゼロにはできませんが、
自分でできる部分が上手く出来なかったら
そこをしっかり反省すると、
反省するから失敗から学べ
学ぶから成長し
成長するからよりレベルの高い仕事ができるのです。

反省は、後悔ではありません。
論理的に、失敗の因果関係を把握して
考える材料として蓄積しましょう。

自分の出番を増やす4つの戦略

20130627zukai

自分の出番を増やす4つの戦略

今の自分、今のやり方で集客に苦労していませんか?
今のままで出番は増えるでしょうか?
役に立つと感じてくれる人は増えるでしょうか?

自分を商品として考えると
商品化を考える4つの切り口が参考になります。

それは..
 1.補完...本来の機能を高めるモノと組み合わせる
 2.展開...機能を見据えて新しいカタチを考える
 3.相乗...組み合わせることで相乗効果を期待できる
 4.代替...機能を代替えできるモノを探す

私たちが、普通に飲んでいるコーヒーを例に説明します。

————————————————–
1.補完...本来の機能を高めるモノと組み合わせる
————————————————–
コーヒーを、もっと美味しくするモノは何でしょうか?
ミルクや砂糖をいれることで
苦かったコーヒーが飲みやすくなり、
多く人に飲んでもらえるようになります。
自分の持ち味や効能を高める補完関係にあります。

ミルクや砂糖の関係の人はいますか?

————————————————–
2.展開...機能を見据えて新しいカタチを考える
————————————————–
温かかったコーヒーを冷たくして氷を入れることで、
アイスコーヒーとなり、新しい商品に生まれ変わります。
暑い夏にも、たくさんの人に飲んでもらえます。
コーヒーの機能をそのままに、一部の性質のみを変えることで、
新しい商品に生まれ変わらせることができます。

「強み」をそのままに違った働きができたら?

————————————————–
3.相乗...組み合わせることで相乗効果を期待できる
————————————————–
こだわりのコーヒーカップ、静かな雰囲気のテーブル、
クラシック音楽、..ケーキやクッキーがあったら
笑顔で気持ちの良いサービスをしてくれるスタッフがいたら。
単なる「飲み物」から、ゆとりの時間を楽しむアイテムとなります。
どちらにとってもお互いの価値を高める人を探しましょう。

自分とコラボできる人はいるでしょうか?

————————————————–
4.代替...機能を代替えできるモノを探す
————————————————–
お茶の時間に、紅茶や緑茶、ココア、烏龍茶などを飲む人の
一部をコーヒーに置き換えることはできるでしょうか?
相手にとっても、休息を楽しむアイテムが増えます。
既存の商品やサービスを、自分の商品やサービスに

置き換えることはできないでしょうか?

これらを企業経営に当てはめてみるとどうでしょうか?

 1.補完...本来の機能を高めるモノと組み合わせる
 2.展開...機能を見据えて新しいカタチを考える
 3.相乗...組み合わせることで相乗効果を期待できる
 4.代替...機能を代替えできるモノを探す

個人企業の様々なコラボの例もあります。
会社組織で協同で出資して新しい組織をつくり、
自分たちの事業の相乗効果を狙う例もたくさんあります。

お互いに、自分の存在を高める関係を考えてみましょう。

■業務改善が必要な体験・事例■
http://www.teoria.co.jp/17kaizen/index.html

改善は、「余裕ができたらやること」ではなく「余裕がでるように」やること

————————————————–
■論理思考講座

講座テーマ
「論理思考力の養い方と活かし方」

 
●日時 2018年7月25日(水) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階 第3グループ活動室

  申込・詳細ページ
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC180711.php

講師割引申込書(10,800円引きとなります)

  お申込みは info@teoria.co.jp

これからは夢の縁で繋がる「夢縁社会」

20130626b

これからは夢の縁で繋がる「夢縁社会」

「団塊の世代」という言葉を生み出した堺屋氏が
「エキスペリエンツ7 団塊の7人」という本の中で
書いた言葉を整理しまとめました。

引用————————

  太古の昔は血縁社会、
  中世は地縁社会、
  そして近代は職業職場の縁で繋がる職縁社会でした。
  これからの知価時代は夢の縁で繋がる夢縁社会ですよ。

————————

これからは、組織に縛られず、
自由に生きていく時代です。

自由と言っても、
一人では生きていきません。
一人でできる限界もあります。
誰かと協力しあうことが必要です。

その時に、人が集まる旗頭が
「夢」ではないでしょうか!

「夢」を語ることで人が集まります。
困難や障害に遭遇しても
克服していくエネルギーにもなります。

でも、「夢」が無かったら..
集まってくるのは、
目先の利益を求める人だけです。

これでは寂しい。

「夢」は、
未来を築く方向を示します。
現状との「差」を感じさせてくれます。

日々の生活の中での「気づき」を
与えるのが「夢」ではないでしょうか?

自分の「夢」を持つ
他人の「夢」を応援する。

そこから新しい関係が築け
未来が広がていくのではないでしょうか?

——————————–
第1章 夢縁の人々 81ページ

  太古の昔は血縁社会、
  中世は地縁社会、
  そして近代は職業職場の縁で繋がる職縁社会でした。
  これからの知価時代は夢の縁で繋がる夢縁社会ですよ。

エキスペリエンツとは..
「長い職業生活で、多くの経験を積み重ね、
 知識や技能を蓄えてきた団塊世代の人たち」
という意味のようです。

エキスペリエンツ7 団塊の7人
著 者:堺屋 太一
価 格:¥ 1,995
出版社:日本経済新聞社 (2005/7/16)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532170680/teoriacojp-22

ネットを活用して定年後に活躍する方法

図解:ネットを活用して定年後に活躍する方法

ネットを活用して定年後に活躍する方法

定年後に活躍したい
会社員時代に
 ・バリバリやった
 ・実績をあげた
 ・自信がある
若い人や中小企業の応援をしていきたい..
このように考えている中高年は多いと思います。

もちろん、年輩者の知識・経験を
社会の財産として活かして欲しい。

でも、現実は..
 ・申し分のない実力があり
 ・誇れる実績があり
 ・物腰、押し出しも立派なのに..
もったいないと思います。

本当は実力があるが見込客を集める発信ができていない
上手く行かない2つの大きな理由があります。

図解で確認
http://www.teoria.co.jp/10pre/pdf/02net/index.html

私の体験談
  自分の価値を商品化できない元大手メーカーのマーケティング部長
  http://www.teoria.co.jp/ikeda/20130326/index.html

  もう、10年数年以上前のことなので、書いても良い状況になりました。
  誰でも知っているメーカーのマーケティング関係の仕事をしていた方と親しくさせていただいていました。
  私が当時から、図解を使った企画書や提案書を作成していたころに、
  興味をもっていただいたことから10年ほどお付き合いいただいていました。

経験を「知恵」の商品にできないと定年後に活躍しにくいのが現実です。

会社員の時は、相応の立場でバリバリ実力を発揮していた人でも..
定年で会社を離れると...
それまで培った経験を活かせない人がたくさんいます。
現場で経験し蓄積した「知恵」を、もっと若い人に
伝えてもらいたいと思います。

「もったいない」と思います。

経験を「知恵」の商品化できると!

自分のノウハウが貯まってくると、可能性が見えてきます。
増えるに従って、さまざまな組み合わせが考えられます。

自分の「看板」を掲げることができ、「ヨコ」につながっていきます。

他人の価値と組合せて相乗効果へ

自分の価値が明確だと他との連携がしやすくなります。
「知恵」の組み合わせは新しい価値を生むことにつながります。
ヨコ連携で、自分の可能性がどんどん拡大できます。
 ・自分のできることと誰かのできることで商品化できます。
 ・自分の足りない部分を補完する人を探すことができます。
 ・自分の可能性を伸ばす人を探すことができます。
 ・自分のできることで、誰かの役に立つことができます。

自分の知識・経験の棚卸をして問題解決の手法として書き出しましょう。
長く頑張って気た人には必ず「強み」となる知恵があります。

101歳にして、どんな価値を提供できるのか!

101歳の現役サラリーマン
福井 福太郎(ふくい・ふくたろう)さん

働くこと、働けることは
誰かから求められるということであり、
その期待に応えている証です。

101歳の現役サラリーマン..
素晴らしいです。

自分は..
101歳でどんな価値を提供できるのか?
何を期待されるのだろうか?
誰からも、何も期待されないのでは?

きっと、一朝一夕でできることではないと思います。
日頃の仕事や生活の中から
 ・考えて
 ・積み上げる
必要があるんだと思います。

その積み上げたものが自分オリジナルであり、
周りからの期待を得るのではないでしょうか?

101歳には、まだまだ先です。
頑張る時間はたっぷりあります。

100歳、ずっと必要とされる人

100歳、ずっと必要とされる人
著 者:福井福太郎 , 広野彩子
価 格:¥ 1,080
出版社:日経BP社 (2013/5/23)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224962X/teoriacojp-22/

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100歳、ずっと必要とされる人
現役100歳サラリーマンの幸せな生き方

片道1時間、毎日通勤して働き続ける福太郎おじいさん、
会社にも、家族にも愛される理由とは?

100歳にして、現役サラリーマンを続ける福井福太郎さん。
100歳になってもなぜ働くのか? 会社からなぜ来てほしいと言われるのか――。
戦争も震災も、子供や妻との別れを経ても、幸せに生き続ける福太郎さんの生き方とは?
日経ビジネス、AERA、読売新聞、日本テレビ「NEWS ZERO」などで紹介され、大反響の100歳サラリーマン!

http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/fukutaro/

求められる役割は、年齢・経験と共に変化する

求められる役割は、年齢・経験と共に変化する

若い時で、専門の技術を売りにするなら、
それは意味があるでしょうが。

一つの業種で、何十年も..
最初から、最後まで同じ職種..
それは、どんな会社でも難しいと思います。

そして、何年やっても専門性を磨けない
社会的に認知されない職種もあります。
長く続けるだけで専門性を磨けるか疑問もあります。

年齢・経験を重ねてマネジメントになった時、
いくつかの職種を経験したことが役に立つことがあります。

いくつかの業種や業務を経験し、
ゼロから習熟していく過程を経験することも
必要な経験だと考えます。

その時に、
どう、ゼロから学んだか?
どう、教えてもらったか?
どう、練習したか?
などの、自分で自分を教育・訓練した
経験は、どんな仕事でも役に立ちます。

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「専門性を磨けば、キャリアは安泰」のウソ
突然の人事異動にガッカリしているあなたへ

実は、会社にとって、専門家はリスク

さて、世の中では専門性を高めて、キャリアを積み上げるべきだと言われています。会社が職場で求める人材の要件が高度化し、専門性が高まってきたことは紛れもない事実です。その意味では、専門性を高めることを真っ向から否定はしません。

http://toyokeizai.net/articles/-/14010