「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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企画書・提案書作成

図解は「問い?」が出発点

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図解は「問い?」が出発点

企画書や提案書の作成、プレゼン資料の作成で
最も重要なことは「問い?」です。

この「問い?」の立て方で、
図解コンテンツの価値は決まります。

他の人と同じような切り口で、
「問い?」を立てても意味がありません。
その他大勢の中に埋没してしまいます。

「問い?」を立てるということは、
やろうとしていることに対して
解決できる方針を定める!
と言うことです。

言いかえると、「問題を定義した」と言うことです。
問題を定義するということは、
解決できる切り口をもったとも言えます。

そのために必要な事は、
テーマに対する基礎知識です。

この基礎知識の充実度で「問い?」が決まります。
価値ある「問い?」を生み出すには、
そのテーマを良く知ることが必要です。

基礎知識が少ないと、
平凡な誰でも考えるような
「問い?」しか浮かびません。
表面上の事だけでなく、
現場の本音を理解することが大切です。

今は、便利になりました。
初めての業種でも、
ネットで情報をたくさん得ることができます。
たくさんの人がブログを書いています。
それを見ることで現場の臨場感も伝わってきます。

以前、畜産関係の企画書を作成した時は、
畜産農家のブログをたくさん見ました。
3日間くらい見ると、だいたい現場の状況がつかめます。
そこから企画書作成の切り口を創ります。

そう3日間もかけます。
1週間かけることもあります。
初めてのテーマなら、
良い「問い?」を生み出せるまでやります。

よい「問い?」ができれば、半分終わったようなものです。
それに従って、情報を集めていきます。
集めながら、「問い?」と比較します。
時として「問い?」を修正することもあります。

情報が集まったら..
納得できる組立てをし、
表現の工夫をし図解を完成させます。

図解するステップ(概念・設計・表現)

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図解するステップ(概念・設計・表現)

企画書や提案書を分かりやすくしようと
図解を考えていませんか?

なかなか簡単に図解できないのが実際です。

3つの手順の結果として図解ができます。

1.概念
  実現の「考え・アイデア」がある

2.設計
  納得できる論理に構成できる

3.表現
  解りやすく表現できる

この結果..
  図解ができる!

図解することは考えを創ること。
 
頭の中にある「考えたこと」を
「見えるようにする」ことです。
 

図解ができない最大の原因は

 ・頭の中に「概念」が無いこと
  表現したいと思っても、表現するものが無い状態
  意外と多いです

 ・概念をまとめることができないこと
  大きな抽象度のままでは表現できません
  小さな単位に切りだすことが必要です
  思考部品のアッセンブリー化が必要です
  これが一番難しい..

これを乗り越えられれば..
誰に対して伝えるのかで
 ・設計方針が決まり
 ・表現内容が決まる
のです。

  ●イギリスのことわざ—–
    考えていたことを
    上手く言い表せた時にはじめて
    自分が何を考えていたか
    見えてくる。
  —————————
があります。

まさに、これです。

「概念」を分かりやすく組立てると、
結果として「図解」が完成する。

図解が完成すると、
自分の考えていたことが見えてきます。

仕事の現場で発見したことを図解して書き貯めませんか!

図解って、何を書けばいいの?
図解って、どう書けばいいの?
に答えます。
——————————————————-
図解講座のご案内
 人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術
  ~図解CD・演習付~
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自分の経験や知識を図解でコンテンツ化しませんか!

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自分の経験や知識を図解でコンテンツ化しませんか!

誰もが、社会人として40年以上働くことが必要です。
定年になった、年金をたっぷりもらって..
これから年金をもらう人は、そうはいきません。
定年で悠々自適というわけにはいきません。

厳しいのは
中高年になって、リストラされ、
再就職では、
 「あなたは、何ができますか?」
と問われます。

30年、40年働いて..
 「これが得意です!」
 「これなら負けません!」
と言って
経験から培った「自分の価値」を提示できないと、
まったく新しい業界・業種で新人として
働くことになってしまいかねません。

もったいないです。

一生懸命仕事をした人なら..
頭の中に、たくさんの事例や実績があります。

それを、問題解決手法(ソリューション)として
使えるようにするためには、

   記憶 → 記録

にしておく必要があります。

長い文章だと、再利用がしにくいので、
図解にすることを勧めています。

一概念一葉のPPTにて蓄積すると
努力して読まなくても理解できるので
たくさんあってもすぐに探し出せます。

年配者は、過去を振り返って書き出しませんか!
若い人は、今から書き溜めませんか!

企画書作成の2つの落とし穴

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企画書作成の2つの落とし穴

企画書を作成するとき
ありがちな2つの傾向があります。

 ・「根拠のない断言」
 ・「ありったけ絨毯爆撃」

です。

自分の知っていることを、たくさん並べることで
相手が納得できれば問題ないのですが..

 「自分の知っていること ≠ 相手の欲しいこと」
 「自分の考えたこと ≠ 相手の役に立つこと」

なのです。

————————————————
■ 根拠のない断言
————————————————
主張に目新しさがあり
相手の疑問にも答えているが..

納得できる裏付けが無い
客観的に検証できない

裏付けのない断言をしても意味がありません。
信頼感が低下してマイナスに働きます。

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■ ありったけ絨毯爆撃
————————————————
知っていること、考えたことを、
持っている情報を、すべて説明しようとする...

相手の「納得」にまっすぐ向かえない
不必要な情報は理解の妨げ(さまたげ)

論理の展開を吟味することが大切です。
一つひとつのアイデアやコンセプトが良くても、
組立・構成が悪いと価値が下がります。

企画書作成や提案書作成の初心者は、
この2つの傾向が強いと言えます。

インパクトの強さや奇抜さを求めると、
「根拠のない断言」をしてしまいがちになります。
目を引くキャッチコピーのバーゲンセールになります。

使える材料が少ないと「ありったけの知識」を、
並べて、何とか体裁を整えようとしてしまいます。

情報の受け手が、この2つを感じると
論理的に考えられない人とレッテルを貼ります。

すると...
その企画書の全体を疑われます。

気をつけましょう!

普段から、自分の「気づき」を書き溜めましょう。

その蓄積が充実すると、
様々は企画書・提案書に再利用することができます。
組立てる材料が豊富なほど、内容も充実します。