「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp
10月

パターンに頼った図解ではすぐに限界!

図解パターンを使って、図解していませんか?

図解パターンは、覚えればすぐに使え、
図解ができるようになったと実感できます。

私もたくさん作っています。
間違いなく役に立ちます。

でも、ちょっと複雑なテーマを考えると使えません。

どうパターンに当てはめようか?
と考えても、当てはまりません。

その上、考えたことを
ムリにパターンに当てはめようとすると
本来の頭の中のアイデアが深まりません。

これからの仕事は、ネットが絡んできて、
目の前に、商品も伝票もお金も通過しません。
商品だけでなく、サービスもネット経由で提供されます。
ビジネスの構造を理解していないと改善策案は浮かびません。

図解パターンという情報の構造化だけでは無理があります。

でも、図解パターンを使った図解を否定するものではありません。
私自身、図解パターンを使った図解をたくさん作成しています。

図解パターンでの作成経験は、図解の基礎として有効です。
たくさんやることで、間違いなく図解力が上がります。

「人材マッチングシステムの概要」の図解を見てください。
これはパターンでは作れません。

図解:複雑な図解

これを見せると
物販の営業マンやデザイナーや広告企画マンには
複雑すぎてわけがわからないと不評です。

でも、ビジネスモデルの開発をしている人
システム設計をしている人には
1枚にまとまって非常に分かり易いと好評です。

全体が、1枚にまとまっているので
ビジネスの全体を俯瞰できます。

全体を理解して
部分に入って、
「この部分を詳細にすると?」と
具体的な検証がしやすくなります。

全体を見て、部分に入り
だんだんに全体の仕組みとしての完成度を高める
そのために、この図解を使っています。

「図解の応用表現(対比+段階+移動)」の図解を見てください。

図解:複雑な図解3つのモジュールの型の組み合わせ

この複雑な図解でも
簡単な3つのモジュールの
組み合わせでできています。

私が考案した「3つの型」は、
「9つの基本形」に展開しています。
この「9つの基本形」が、
・思考を整理するモジュール
・思考を表現するモジュール
です。

これを組み合わせれば、
簡単な情報の構造化から
複雑な図解でも分かり易く整理し表現できます

業績が悪化する会社・向上する会社

図解:業績が悪化する会社・向上する会社

社員研修のテキスト制作の時体験です。

社長の悩みは、
「社員が自分で考えて動いて業績アップしてほしい」と
成果報酬も導入してても
効果がないという悩みがあります。

業績を上げるために、
現場の社員に積極的に考えて動いて欲しい
とのことです。

実情を取材していくと、
若い営業マンの経験不足を補完するための
会社の支援がまったくありません。

そのために社員研修を考えたのだと思います。

状況は、事務所にアポなしで飛び込んでくる
若い事務機のセールスマン状態でした。

ありがちです。

根性で飛び込んで
人間関係を築く方法も知らないのか
パンフレットを置いて帰る。

その後、音沙汰なしに
半年くらいしてから、やってくる。

その間に、コピー機が入替っていると、
「声をかけて欲しかった」という。

でも、何の人間関係も築けていないので
名刺もどこかに行っている
顔さえ覚えていない。
そんな相手に、声はかけられない。

そんな状況だということを正しく理解していないのです。

それでも契約を取ろうと根性で飛び込み件数を増やす。

だんだん、心と体を消耗していく。

その会社は、これに似たような状態でした。

問題なのは、
営業ってどうやるのか何も教わらず、
営業力を底上げするツールも持たされていない
ただ、根性や精神論で追い込まれている
ということです。

先輩社員も
後輩の教育は評価対象外なので教えない。

教えたくても
自分の成績に追われ、教える時間の余裕もない。

その結果
実績を上げられない社員が、だんだん辞めていき、
どんどん新人に入替っていく。

できる社員とまったくの新人だけの会社になっていく。

その結果、会社全体の業績が小さくなっていました。

これでは、社員研修をやるだけではダメ。
その前に、やることがあると訴え、
最初に成果報酬を止めてもらいました。

次に、できる先輩社員の仕事のやり方を取材し
ツールにできないか考え
 ・成果の上がる手順(プロセス)
 ・上手くやる方法(コツ・工夫)
これを図解で分かり易く表現し、
社員研修のテキストや
営業ツールを作成しました。

新人でも成果につながる
・行動ができ
・説明モレながくなり
営業の底上げできました。

営業するために必要な「基本」を抑えることで
取りこぼしを減らすことが狙いです。

先輩社員には
後輩指導を査定項目に組み込んでもらうことで
組織として成長する「仕組み」へと
進化させていけるようになりました。

誰もが、
「自分の一生懸命」を実行しているんです。
この例の会社も、みんな一生懸命でした。
でも、それぞれ自分のやり方で行動しています。

組織として、一生懸命をまとめることが
できていませんでした。

もったいない。

みんなの一生懸命を無駄にしないで
みんなの一生懸命を未来につなげましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ <マネージャー向けセミナー>「現場の知恵」で競争力を高める方法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<マネージャー向けセミナー>
「現場の知恵」で競争力を高める方法
~メンバーの「気づき・考え・工夫」を共有するマネジメント手法~

●日時 2019年5月21日(火) 10:30-16:30
●会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ

詳細→ https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190508.php

PDF資料ダウンロード
http://www.teoria.co.jp/20190521.pdf

新入社員研修では「何を!」教えるのか!

図解:考える仕事(変える仕事)・行動する仕事(覚える仕事)

新入社員研修では「何を!」教えるのか!

そろそろ、来年の新入社員の
研修の準備を始める時期でしょうか。

新入社員を即戦力にするには
「何を?」教えたら良いのでしょうか?

・社会常識
・マナー
・会社の沿革
・会社の理念
・取り扱い商品やサービス
..

どれも必要な事です。

でも、これらを教えて
現場に入れて即戦力にできるでしょうか?

ならないですね!

昔は、何も教えないで
「仕事は盗むもの」と教えられました。

確かに、昔は、
現場で失敗して上司に叱られたり
納品先で
納品が遅いとか、伝票に不備があるとか
いりいろ怒られたりしました。

現場でぶつかりながら
仕事の全体像を理解することができました。

「早く、仕事を覚えよう」と
誰もが考えていました。

でも今は、
伝票は、ネット上
納品は、運送会社へのネット依頼
集金もありません。

上司や先輩の背中を見ても
パソコンに向かっているだけです。

理解力のある新人なら
小さなピースから全体像を掴んでいきます。

理解力が弱いと
理解するまでに時間がかかります。

それまでは、作業単位に指示が必要です。
前後関係の理解もないので
事細かに注意してあげないと
上手くできません。
不測の事態にも自分で考えて判断できません。

そこに「自分で考えろ!」と言っても
何を、どう考えれば良いのか
 ・仕事の流れの全体を理解していない
 ・自分で考えて判断した経験もない

なので、上司の期待には応えられません。

どうしたら良いのか!
 ・仕事の全体像
 ・担当分野の行動の仕方
 ・期待する結果や成果

などをしっかり教えて理解させる
ことが必要です。

ネットの技術で仕事の仕組みが大きく変わったので
昔のように「盗め」というだけでは
仕事を覚えられなくなりました。

何も教えないで
上司にOJTで放置プレイ
何て笑えないこともあります。

何もしえないで現場に入れると
 ・教える人によって「教える内容」が違う
 ・教える内容が違うので「教え方」が違う
 ・教える内容、教え方が違うので成長が違う

となります。

A係長の下につけると新人の成長が早いが
B係長の下につけると新人は成長しない
という結果になります。

そこで部長・課長は、B係長に
「お前の教え方が悪い」と言いますが...

問題は、
会社が組織として、
新入社員に
会社の仕事を「教える内容」を
コントロールできていない。

現場に丸投げで、責任追及だけしている
という会社が多い。

新入社員研修では、
 ・どう行動したら
 ・どんな成果がでるのか

規定や規則、マニュアルに従って
仕事の行動を
「覚える」
ことが必要です。

この「覚える仕事」を教えるのが
新入社員には必要です。

それには、
仕事を構造でとらえ
何を教えるべきか考えてみませんか?!

 経験を積み上げ「強み」を築く方法(基本編)
 ~短期間で成長する人と組織は、何を考え・どう行動しているか!~
 ●日時 2016年10月27日(木) 14:00-17:00
 ●会場 [東京・御茶ノ水]オー・エイ・エス株式会社 会議室

 詳細 http://www.teoria.co.jp/semi/index4.html

仕事には2つある
 ・考える仕事(変える仕事)...仕事のオペレーションを変える
 ・行動する仕事(覚える仕事)..決められた通り実行する

これを考える講座です。

■無料:100枚プレゼント
春からの新入社員研修の準備はできていますか?

  新入社員研修の図解コンテンツ(PDF100枚)
 
http://www.teoria.co.jp/zukai-pre/01/index.html

今年は柿の当たり年(^^♪

池田秀敏 裏庭の柿

今年は柿の当たり年のようです(^^♪

裏庭に出て、柿を手でもぎ取って食べる!
田舎ならではですね。

枝に、これでもかと実を付けました。
手で採れるところから食べています。
最初の頃は、甘くなかったのですが
だんだん甘くなりました。
もう少しで完熟かな?

社員の実力発揮のために仕事を設計する

図解:社員の実力発揮のために仕事を設計する

社員の実力発揮のために仕事を設計する

社員は誰でも、
自分の実力を発揮して活躍したいと思っています。

会社も、
社員に活躍してもらい業績を上げたい。

でも、
社員は
自分の持っている実力を
100%発揮できているでしょうか?

発揮できていないとしたら
とても、もったいないことだと思います。

上司が、部下に対して
 ・期待している
 ・しっかりやってくれ
 ・応援している
などと声をかけるだけで100%発揮できるでしょうか?

確かに
 ・声をかけるだけで、動いてくれる人
 ・放っておいても、自分でなんでもやれる人
 ・自分で考え行動して、成績を上げる人
は確かにいます。

でも、多くの人は会社の支援を必要としています。
 ・動き出すきっかけを与えたり
 ・こうやればできるとアドバイスしたり
 ・もうちょっと頑張ろうと声をかけたり
することで伸びる人がいます。

でも、能力発揮をわざと低下させている会社もあります。
 ・無茶なノルマを与えて精神的に追い込む
 ・仕事に私情を持ち込んで感情論で追い込む
 ・単なるコマとして使い消耗品として扱う
..
などなど..

会社が、組織として支援すれば
会社の、業績に貢献してくれる人を
そのままにしておいては
もったいないです。

会社の支援で目指すことは

 ・実現できる目標
  頑張れば何とかやれそうな目標
  実際に動いて達成感を感じる

 ・利益実感

  給与というより、社内での評価が必要
  やりがいにつながる

この2つです。

この2つを実現するために
会社の仕事を設計することが必要です。

会社が、組織として
「仕事を設計する」ということがないと
部分最適な作業指示書的なマニュアルになって
何も変わらずに終わってしまいます。

仕事の設計で必要なことは

 1.仕事の目的と背景を理解できる
   何のために、自分の仕事が存在するのか
   自分の仕事に、何を期待されているのか
   頑張り方が示されている

 2.業務全体と自分の位置を俯瞰できる
   会社の仕事の全体の中で、自分の役割はなにか
   自分の上流・下流の工程との関係は
   他の人との連携に配慮できる

 3.明快な手順・ツール
   自分のやるべきことが具体的になっている
   上手くやるためのツールがある
   習熟度や実力不足を組織が補う仕組みがある

この3つです。

この3つは、何も特別な事ではありません。

会社が、
組織として
どのように仕事を作業に展開し
適任な担当者で分担して
成果を出していく..
そのために必要なことです。

ですが、
組織としてできていない会社がほとんどです。

SE(システムエンジニア)として、
たくさんの会社の業務を取材しましたが
 ・この部分はAさんしかわからない
 ・ここはBさん
 ・あそこはCさん
  ..
と言われることがほとんどでした。

その人しか、その部分を知らないんです。
誰も..

当然、部分最適になっています。

どこかに、無理を強いています。

誰かが、不満を持っています。

ちょっと応援すれば成果が上がるのに
アラームを出せない人がいます。

自分が原因ではないのに
自分の担当部分で問題が発覚することで
叱責される人がいます。

一度、
社員の実力発揮のために
仕事の構造を
設計図におとしてみませんか!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2017年7月27日(木)10:30-16:30 図解講座 [東京・大井町]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講座テーマ「図解で思考し表現する技術」
~企画・アイデアを図解でまとめ 完成度を高める「コツ・ヒント」~
<図解CD・ミニ演習つき/先着20名限定セミナー>

 ●日時 2017年7月27日(木) 10:30-16:30
 ●会場 [東京・大井町]きゅりあん 4階 第3グループ活動室 
 ●講師割引申込書(PDF)をお送りします。

詳細 http://www.teoria.co.jp/90semi/index.html
20枚の図解紹介PDFダウンロードできます。
http://www.teoria.co.jp/90semi/zukai20170727.pdf

みんなの「やる気」無駄にしていませんか?

図解:組織の支援がないとモチベーションを発揮できない

「やる気」と「モチベーション」は、同じでしょうか?

ほとんど同じように考えている場合が多いのではないでしょうか?

心理学では「モチベーション」は、

「欲求(needs)」
「~したい」という特定の欲求

「動因(drive)」
「何をするか」という行動選択(これを心理学では「動因」と呼ぶ)

「行動(behavior)」
選択した行動を「実際にする」

の3つを含む概念と言うそうです。

すると..
「やる気」とは!
「欲求(needs)」「~したい」という欲求であり、
「モチベーション」の一部を構成するプロセスの一つと
考えるとしっくりきます。

だから..
「やる気」があっても
上司の期待する行動ができない場合がある
ということです。

社員に「意欲」や「やる気」はあるのだが、
実際の行動に移せずにいる状態というのは、
モチベーションが高い状態とは言えません。

「やる気」があるのに
どう行動したら良いのか理解できていないと
期待する成果につながる行動ができません。

そこに..
「やる気」を出せ!
と言っても意味がありません。

「やる気」は、あるんですから。

必要なのは、
組織として
 ・何をしたら良いのか
 ・どうやったら良いのか
成果につながる行動を明確にすることです。

成果の上がらない組織は
組織として、何も教えないで
精神論で「一生懸命やってくれ!」と言っています。

当然ですが
モチベーションは上がらず成果も出せません。

業績は、より良いプロセスの結果生まれます。

「やる気」がある人に
何を・どうするか明確にすることで、
その人たちの持てる能力を発揮できるはずです。

みんなの「やる気」無駄にしていませんか?

【この図解は、これを参考に作成しました】
星野リゾートの事例で考える
「モチベーション」と「やる気」の大きな違い
組織の活性化に必要な「見極める力」【第1回】
http://www.dhbr.net/articles/-/2745

今年初のアケビを食べました(^◇^)

こんなに種があるんです。
種が見えやすいように、一口食べました。

20161011c

こんな風に、ツルが木に絡んでアケビがぶら下がっています。

20161011a

子供の頃は、今のようにお菓子がたくさんなかったので、
子供たちは、山に入ってたくさん採って食べていました。

20161011b

植えていないのにカボチャが..

植えていないのにカボチャがツルをのばして実を付けました。

20161005a

キュウリを植えたら..
根元からカボチャが生えてきました。

キュウリを接ぎ木した根元はカボチャだったんでしょう。

キュウリは、終わりましたが、
カボチャの収穫ができます (^^♪

20161005b

土手一面に広がりました。
カボチャは10個くらいなっています。