「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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会社が変われない2つの理由

会社が変われない2つの理由

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どんな会社でも業績を上げようと
誰でも頑張ります。

管理職は、
・部下を指導して
・鼓舞して
業績アップに頑張ります。

でも、その頑張り方が
効果的でない場合があります。

2つあります。

1.現場に頼り切る運営

結果さえ出せば
どう頑張るかは担当者任せ!

この結果、
現場がどうなっているか見えない
要するに、関心がないのです。

この結果、
仕事の「属人化」がどんどん進むことになります。

優秀な社員に頼り切って仕事が進むと
・病気
・事故
・引抜き
・退職
・独立
されると、どうなるのか?

組織としての
・仕事品質が不安定になる
・業績ダウン
へと簡単につながります。

でも、優秀な個人に頼り切っていたので
組織として対処することはできません。

となると、管理職は
残った部下を、叱咤激励して乗り越えようとします。
不毛です。

2.売上数字だけの管理

結果の数字だけを管理する
どれだけ売ったかが大切!!
口癖は「理屈はいらない、結果はすべて!」

業務プロセスを軽視する
どうでもいいから結果を出せと叱咤激励

社員は、数字を上げる道具..
数字を上げられない社員は取り替える
先が見える社員から辞めていく。

どんどん社員が新人に入替っていき
ますます業績悪化につながる。

部下指導は、精神論や抽象論
具体的に指導することや導くことができない。
やっているつもりだが、そう思っているのは本人だけ。

これが続くと、会社は組織として
・効果的な手アイデアを出せない!
・打つ手が根性しかない!
のです。

これらの場合でも、
放っておいても自分で考えて工夫する
優秀な社員がいれば上手く行きます。

でも、
会社にはノウハウが積み上がりません。

そして、社長はいつまでも..
優秀な社員が欲しいと嘆きます。

良い結果を得るためには
「成果をあげるメカニズム」
を共に築き共有することです。

「成果をあげるメカニズム」とは
 ・成果の上がる手順(プロセス)
 ・上手くやれる方法(コツ・知恵)
の2つで構成しています。

メカニズムを共有することで、
たくさんの
・観察眼と
・考える頭で
改善をスピードアップすることができます。

でも、ここに移行するのは大変です。
仕事の「脱・属人化」を計る必要があるのです。

簡単に、
コンサルタントを入れて、
来月からとか..言っても..
優秀な社長が引っ張ってきた会社ほど難しい。

仕事って何か
何をしたら、喜ばれるのか?
仕事品質とは?
もう、たくさんのことを考えて決めていくことが必要です。

でも、この確認・決めごとを社内で行うことで
段々と仕事の現場で考える文化が根付いていきます。

仕組みと文化を変える必要があるので
本気と時間が必要です。

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