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図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

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図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

図解したいと言う人は
・企画書づくりに困っている
・頭の中にあるアイデアを表現したい
・図解をすれば何とかなるのではないか
・図解をすれば分かりやすくなって伝わるはず
・手っ取り早く図解を使えるようになりたい
と言うように思っています。

でも、手っ取り早く図解できる技術はありません。

誰でも・簡単に・すぐにできる..
「これさえ覚えれば何とかなる」というような
図解の技術は存在しません。

図解には、図解表現のテクニックという面があります。

でも、その表現のテクニックを覚えるだけでは
図解できるようになりません。

図解の手順を大きく分けると

1.想いを
  頭の中にアイデアや主張がある。
  普通モヤモヤしています。

  ..「想い」が無いと
 

2.言葉にして
  概念化の作業をします。
  言葉で定義する作業です。
  単語や単文(S+V)で表現します。

  ..言葉で表現できないと

3.カタチにする
  構造化の作業をします。
  単語や単文(S+V)を組合わせて、
  意味の塊をつくります。
  単語や単文(S+V)の関係を整理します。
  ここで、欠け・ダブり・整合不良を見つけ、
  アイデアの完成度を高めます。

   ..組立てられないと

この3つの段階が「言葉の操作」です。

いかに、言葉で表現し、整理し、組立て、完成度を高めるか!
その作業です。

4.図解表現
  図形を使って表現します。
  四角や丸、矢印等を使って表現します。
  見やすくする作業です。

   ..ここで、1・2・3ができていないと

問題なのが、私の頭の中には「!」があると言いますが..
でも、「あるつもり」の場合が問題です。

あると思うと
 ・表現しようと思います
 ・創りだそうとは思いません
だから表現しようとしますが表現できずに悩みます。

そこで、「図解で何とかならないか!」と
図解のテクニックを学ぼうとするのですが..
表現のテクニックを覚えたところで、
図解できるようになりません。

実は、図解の表現自体は簡単です。
考えたことを構造化すれば、そのまま図解になります。
表現自体は、慣れればすぐにできるようになります。

私が言うのもなんですが..
思考を構造化して内容の完成度を上げられれば、
図解しなくてもOKです。
そのまま、論説文にすることができるからです。

でも、その表現の前に
 ・頭の中のモヤモヤした状態から
 ・価値ある発案をして
 ・言葉で定義して
 ・目的に沿って組立て
 ・内容の完成度を高め
 ・価値ある発信をするために
図解で「言葉の操作」をすることが役に立ちます。

そして..
この先に、図解表現があります。

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