誰もが認識している事実が違う
世の中には4つの事実が存在しています!
そして、それはどれも違うのです
A:私の事実
当事者である自分の認識している事実
自分の立場、利害、感情で歪みます
B:あなたの事実
相手の認識している事実
相手の立場、利害、感情で歪みます
C:彼の事実
第三者の認識している事実
人の数だけ存在します
自分・相手との関係で、どちらかに偏ります
D:具体的事実
誤解・感情の入らない具体的事実
日付・金額・数量...確定している事実
でも、記憶ミス・勘違いは付いてきます
誰もが自分は正しいと思っているのですが...
トラブルが発生した時
『言った・言わない』の言い争いを見たことはありませんか?
聞いてないよ
いや、○月□日に話してある
それは、違うことだろう
などと、取り留めなく感情的な言葉が続き
何の進展も成果も上がらないで、
不信感がつのって終わります。
これは『事実の共有』でなく『感想の応酬』です。
それは、自分が考える”事実”と
対立する相手の”事実”は違うことが原因なのです。
確信犯的に、自分が間違っていると意識して、
事実を捻じ曲げごり押しする場合もありますが、
多くの場合は、自分も争っている相手側も、
『自分は正しい』と信じて主張している場合が多いのです。
自分の”事実”を主張しても、相手の”事実”とは違います。
関係者の認識している”事実”はみんな違うのです。
当事者である自分と相手は対立し、
第三者も、どちらよりかで
公正な判断や事実認識が偏ってきます。
でも、それは仕方の無いことなんです。
「違う!」ということを前提に考えましょう!
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