「期待」を伝えられない・伝わらない4つの理由
受信する側から遡りながら
4つの理由を整理しました。
1.受信者の理解
聞いたことを正しく理解できない
受信者の受信能力の問題です。
受信する内容を正しく理解できないことです。
これまで、ここが一番の問題だと言われてきました。
受信者の知識・経験の量が、受信の力を高める方法です。
知っていることしか理解できないんです。
2.発言者の発言
発言は思いついたことを話すだけ
発信する人は、頭に浮かんだことを、浮かんだ順に
話してくるだけです。
聞いていると問題ありませんが、並べて比較すると
つじつまの合わないこともたくさんあります。
抜けていること、ダブっていること、
同じことを違う言葉で言っていることもあります。
発言内容を、見比べて整合性の確認が必要です。
3.発言内容と期待
「期待」を正しく認識できていない
ここが一番の問題です。
頭で具体的に認識できていないけれど、
こうなったら嬉しいという漠たる想いがあります。
期待してることと、自分で認識できていません。
受信側で、これを汲み取ることが必要です。
発信側では暗黙の期待なんです。
これを満足しないと、伝わらないと感じます。
4.箇条書きの特徴
箇条書きに依存したことが間違い
取材で使う箇条書きの問題があります。
箇条書きをして、優先順位を付けて..
順番に解決しようとなりますが
ここが問題です。
箇条書きした項目同士の整合性や関係を
整理する必要があります。
後日、図解で解説します。
これが
「期待」を伝えられない・伝わらない4つの理由
です。
発信側から、受信者に届く段階で、
だんだんと情報が失われ、間違いが増えて行きます。
これを意識して、正しい伝達を考えてもらいたいと思います。
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