「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

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図解:手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

もう10年ちょっと前のことです。
東京の田町駅近くで図解講座を開催していただきました。

最初は、20名ほどの会場が用意されていましたが
参加申し込みが多かったのか40名の会場に変更となりました。

参加されたみなさんの前で、図解の理論を解説していきました。

40分くらい経った頃に
唐突に女性が手を上げました。

そして..
「そんな面倒な理屈を聞きに来たんじゃない。
 簡単に図解するパターンを教えて欲しい」
と発言されました。

私は「?」です。

彼女の発言に影響されたのか、
あちこちから
「そうだ、面倒な理屈はいらない」
という声が上がりました。

また反対に
「しっかりした理屈は重要だ」
と言う声もあがりました。

講師の私の目の前で
理屈不要派と理屈必要派が
数人ずつ激しく論争しています。

結構、激しいです。

面白い

不謹慎ですが、そう思いました。

この体験で
「図解って必要とされているんだ!」
と実感しました。

その時の治め方が良かったのか、
参加された数人の方と今も親しくさせていただいています。

翌日、主催者にクレームが入ったとのことです。
内容は
 「もっと聞きたかったのに、聞けなかった」
と言うものでした。

この時の体験から、この図解の右半分を作成しました。

   図解パターン → 図解
 
パターンに当てはめれば図解できる。
と言うものです。

パターンに当てはめれば図解できるでしょうか?

たくさんのパターンを紹介している本もあります。
そのパターンに当てはめれば図解ができると
解説してあります。

でも、それで図解できるでしょうか?

私は、もともとがSEとして配管CADシステムの
 ・データ構造
 ・操作オペレーション
 ・システムの構造
などを手書きで図解していたので
パターンを使って図解したことが無かったのです。

その後も、提案書を図解で作成していました。

パターンに当てはめれば図解できるかも?
と思ってやって見たことはあるのですが、
上手く行きませんでした。

この図解の左半分は

  チェックリスト → 図解パターン

です。

これも良く言われました。
池田さんは、たくさん図解しているんだから
提案書や企画書を作成するための
「取材することのチェックリストは作れないか?」
と言うことです。

何人もの人に言われました。

これは、試してみるまでも無く無理だと思いました。

クライアントに定型的な質問をして
発言を書き出すだけでは無理なんです。

この2つの体験を合わせると

 チェックリスト → 図解パターン → 図解

となります。

もし、これができたらどうなるでしょうか?

 ・誰でもできる
 ・学生バイトでOK

「考える」ことが不要になると言うことです。

こうなるとどうなるか?

誰でも・簡単にできるとなると
 ・考える必要が無い
 ・知識や経験が不要
 ・苦労して考えを整理する必要が無い
 ・仕事が単純作業になる
単純作業は、給料が安い方に流れる

私も、あなたも不要になります!

「考える」ことが不要になることはありません。

なぜ図解するのかと聞かれたら
「考える」ために図解するんです。

 ・アイデアを整理して
 ・内容の完成度を高め
 ・思考や行動の価値を高め

他人や他社との差別化を計り活躍の場を広げるためです。

図解を役に立てて欲しいと思います。

図解の理論と具体的作成ノウハウの概要PDF
http://www.teoria.co.jp/semi/20150723zukai.pdf

http://www.teoria.co.jp/semi/20150723zukai.pdf

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