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中高年になって出番のある人・出番のない人

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図解:中高年になって出番のある人・出番のない人

アウトプットしていないと専門性を発信できない

あなたは、何かの専門家ですか?

「これが得意だ!」と言うものを持っていますか?

若い時だったら、良いですが、
30代、40代、50代と進むと
「得意!」と言える専門性を持っていないと
悲しいことになります。

中高年になって
何かの専門性を持っていないと
誰からも仕事の声がかかりません。

この図は、
「中高年になって出番のある人・出番のない人」
を分かりやすく図解したものです。

1.得意と言えるモノが無い

得意分野が無いので、誰でもできることを
「一生懸命やります!」と言うしかありません。
誰かに、誰でもできる仕事(作業)を与えてもらう。
これしかありません。

若い時は、やっていけますが
年齢が上がるたびに、不利になっていきます。
給料も、若い人と同じレベルでもらうしかありません。

その仕事も、機械化され仕事が無くなったり
海外に流れて自分に来なくなります。

「代替え可能な人材」では、未来はありません。

2.得意分野がある?

○○を□□年、経験しました。
○○会社で、部長でした、任せてください。

仕事の現場で体得した
問題解決の手法(ソリューション)を概念化して
・違う業界、違う問題に応用することができない
・他人に「知恵」として教えることができない
となると...と
ちょうど良い案件に、ちょうど良い組織があって
本人が現場に入ることができれば役に立つかもしれません。

でも、そんな環境が簡単に揃うわけもなく
「俺は、これが得意だ!」と言い続けても
役に立たないと言うことになります。
その人を良く知っている人に
「場」を設定してもらえると活躍できます。
ハマれば良いです。

「場」を設定してもらえるかどうかで
活躍できるかどうかが決まります。
これでは、本当の専門家とは言えません。

「自称専門家」と言われてしまいます。

3.指名される専門家

独自に長く積上げたオリジナルのノウハウを持っている。
そのノウハウを分かりやすく発信することができる。

何かテーマを与えられた時に、
すぐに、「これと・これを使って、こう解決しましょう!」と提案できる。
それも、分かりやすい文書を使って。

文書になっているので、他の人にも教えることができる。
若い人を育てることもできる。

自分の体験から積上げた問題解決手法(ソリューション)を
自分のオリジナルのノウハウを文書にして体系化して持っている。
これが必要です。

自分の得意分野を根拠(エビデンス)をもって発信できるので、
他の得意分野を持っている人から声がかかります。

この人が「指名される専門家」です。

この「1.得意と言えるモノが無い」の人は論外です。

20年、30年、働く中で
自分の専門性を身につけないと
働く場所がなくなります。

問題は
「2.得意分野がある?」、「3.指名される専門家」
のどちらになるのかです。

違いは簡単です。

持っている専門性を文書でアウトプットできているか?
ということです。

独自に長く積上げたオリジナルのノウハウを
文書にしてもっているかということです。

オリジナルなノウハウとは
自分の体験の中から学び得た問題解決の手法です。

考えて働いていた人なら必ずあります。

「2.得意分野がある?」の人は、
その頭の中になる現場の体験を書きだすことです。

書けば
・体験がノウハウになり
・WEBや文書で発信しやすくなり
・それを欲しいという人の目に留まり
声がかかりやすくなります。

書くことで
・冷静に見つめ
・筋道が通り
・完成度が高まり
役に立つノウハウになります。

若い時から、20年・30年後を見据えて
書く習慣をつけることで
未来の可能性を広げることができます。

中高年でも、遅くはありません。
考えて仕事をしてきた人の頭の中には
役に立つノウハウがたくさんあります。

時間を作って書きだしましょう。

初めは、アウトプットは苦労しますが
だんだん自分の持っているノウハウが見えてきます。

自分は「何の専門化なのか!」明確になります。

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