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大切なことは「脱・属人化」で改善を積上げること

大切なことは「脱・属人化」で改善を積上げること

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図解:大切なことは「脱・属人化」で改善を積上げる

優秀な人が欲しいと悩んでいませんか?
ハローワークから採用した人が「使えない..」と悩んでいませんか?

もっと困るのは..
長く勤めていて実績を挙げていた優秀な人が辞めることです。
すると..
その人の持っているノウハウが無くなってしまうことです。

その人の頭の中にあるだけなので組織の残らないのです。
だから、人が辞めると無くなるのです。

その結果、人の入れ替わりで
組織のノウハウのレベルは足踏み状態です。

私の仕事は
仕事を仕組み化することで「脱・属人化」を計ることです。

仕事の属人化が引き起こす問題は
・優秀な人がいなくなると現場が回らなくなる
・担当者を替えると、「もとに戻して」とクレーム
・担当者の意欲と能力の上限で業績が決まってしまう
・優秀な人が辞めると現場ノウハウを失う
というようなことが発生します。

最も大きな問題は
仕事が特定の人間に深く依存することで
会社が組織として改善の手を入れられなくなることです。

優秀な個人に頼って経営するしかなくなります。

この「属人化」を脱し
仕組みにすることで
 ・個人の能力への依存を低下させ(誰でもできる)
 ・意欲や注意力の影響を低下させ(安定した品質)
ることができます。

個人の力量に頼って仕事をすると
優秀な人を採用できるかが重要です。

でも、ハローワークからは採用できません。
転職市場で応募してくるのは普通の人です。

だから..
普通の人に優秀な働き方をしてもらう仕組みが必要です。

そのために..
組織として仕事をやるための
 ・可視化(どうやるか、どうなっているか見える)
 ・計量化(数字で表し生産性を高める比較検討する)
となります。

分かりやすい例は
ハンバーガーチェーンのように運用することです。
本部が店舗の運営方法をマニュアルにすることで
一定品質のサービスを提供できるようになりました。
そのおかげで、全国にどんどん出店することができました。

でも、
・店舗が画一化して、どこに行っても同じ
・上が決めて現場が従うという、文化が蔓延する
・現場からアイデアを出しにくい
・マニュアルが固定してしまうこと
などの弊害もあります。

上位下達で、指示命令をして
現場を動かしていくことが正しいことでした。
間違いなく、それが正しい業種や組織もあると思います。

でも、社会の変化が激しい時代では
お客様と接している現場が
・お客様の変化に気づき
・現状の運営方法の改善アイデアを考え
・運営方法(マニュアル)を改定する
ことが求められます。

解決の鍵となるのが
現場で「気づき・考え・工夫する」ことです。
これを組織に積み上げることです。

現場から改善アイデアを出すには
仕事の仕組みが見えること、共有していることです。

仕事の仕組みの全体が俯瞰できると
・この手順を変えよう
・この段階を減らそう
・このやり方を違うやり方へ
..
と具体的に議論することができます。

現場で改善するには「いま、どうなっているのか?」
・可視化(手順・方法が見える)
・計量化(比べて計れる)
ということが必要です。

仕事の現場で「気づき・考え・工夫する」を
いかに組織の知恵として積上げるかが重要です。

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