「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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図解できるようになる3つの方法

図解できるようになる3つの方法

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図解:図解できるようになる3つの方法

これからは、
 ・自分の頭で価値あることを企画し
 ・協力者に伝えて協力しあって行動し
 ・期待した成果を上げる

ことが求められます。

その武器となるのが図解です。

でも、なかなか図解できるようになりません。

そこで、すぐ手が出るのが図解パターンです。
私自身、大量に使って図解しました。

初期の頃は、図解パターンの一覧を作って
図解作成の効率化を考えていました。

でも、上手くいきません。
いろいろ研究しました。

その結果
池田の結論は
 ・簡単な内容なら図解パターンが役に立つ
 ・複雑な内容では図解パターンは使えない
です。

では、図解が上手くなるにはどうするか!

3つの方法があります。
 1.正しい方法論を知る
 2.練習して身に付ける
 3.現場で蓄積でする

具体的には

1.正しい方法論を知る

講座で例にあげているのが
 「ザルでは、水は汲めない」です。

図解できるようになるには正しい方法論が必要です。

正しい方法論の原理は簡単
「物を組立てる考え方で、事を組立てること」
です。

部品を組合わせてモジュールにして
モジュールを組合わせて製品にしていきます。

家も車も、ペンもメガネも、単純な小さな部品を
組合せることでできています。

簡単な物も複雑な物も、
小さな単純な部品を組合わせることでできています。

「事」を組立てる関係の最小単位モジュールを
「9つの基本形」としています。

この「9つの基本形」は
 ・発想を広げる視点移動ガイド
 ・関係を組合わせるモジュール
 ・論理を組立てる表現形式
として使います。

簡単に言うと
 ・言葉を書き出して
 ・小さなモジュールに組わせて
 ・ヌケ、ダブリ、矛盾を見つけて修正し完成度を高め
 ・モジュール同士を組合わせて
複雑な内容も、納得できる無組立てる。

「物を組立てる考え方で、事を組立てる」ので、
組合わせの量が多くなりだけで
どんなに複雑な内容でも図解で体系化することが出来ます。

2.練習して身に付ける

講座で例にあげているのが
 「水泳をパワポで習っても泳げない」です。
実際に水に入って泳がない限り泳げるようになりません。

図解も同じです。
たくさんの練習をすることでしか身に付けられません。

でも、なかなかできるようになりません。
上手くなるには、相応の量をこなすことが必要です。

できるようになったと実感するには、
100枚程度が必要です。
それもしっかり考え抜いて書き出したものです。
お手軽にコピペで100枚作っても無理です。

そこまでできると...
急に進歩を実感できます。

それまでコツコツ頑張りましょう。

3.現場で蓄積でする

講座で例にあげているのが
 「カレーの作り方を習っても材料がないとカレーはできない」
のです。

図解ができない理由のほとんどが
 「内容が表現できるレベルになっていない」
ということです。

内容が、あやふやな状態、完成度の低い状態で
図解表現しようと考えることが間違っています。

よく言われるのが
「頭の中にあるんだが、上手く表現できない」
です。

本人はできているつもりですが..

具体的に、いろいろな視点で聞き出すと
ほとんど何もない状態で「できているつもり」
の場合がほとんどです。

この状態で「表現しよう」としてもできません。
表現する前に、「内容を創る」ことが必要です。

内容を創るためには、良い「問い?」が必要です。
「問い?」が出発点となり
 ・発想を広げ
 ・内容を組立て整合性を確認する
事ができます。

良い「問い?」を生み出すには、
自分の中にたくさんの蓄積が必要です。

それには、日々の現場で蓄積することです。

これからは、AIやロボットが進化し普及します。
今までの延長で一生懸命頑張るだけでは職を失うことになります。

「AIやロボットに仕事を奪われる」と考えることから
「単純作業からの解放」と考えましょう。

そのために、AIやロボットに仕事を教え込む方になる
ことが必要です。

そのために、日々の現場でノウハウを図解で積上げ
ろことが大きな武器になります。

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