図解をやっていて
図解は情報を「分かりやすくする」表現方法
と言い続けているのに..
矛盾があると思われるでしょう。
でも、「分からない」、「理解できない」も重要です。
ここで
「分かる」を阻む4つの要素を考えました。
テーマの難易度
・構造が複雑(複雑だと理解できない)
・量が多い(考える要素が多すぎると理解できない)
自分の理解力
・知識、経験(知らない・体験は理解の土台)
・論理構築力(自分の理解する力)
この4つの要素によって
「分かる・理解できる」が決まります。
もし、簡単に理解できることだけを追求したとしたら?
いつまでたっても、自分の理解できる範囲は広がりません!
自分が理解できないのは、相手の説明が悪いからだと思ったら?
自分の理解力は高まりません!
相手の説明するときに
どんなに図解して分かりやすくしようとしても
そこには、相手の理解の限界があります。
自分が理解する時に
一生懸命に説明されてもわからい場合があります
それは、自分の理解力の限界なのです。
私の体験ですが
1枚の図解をして、そこでは理解したつもりでした。
でも、数年後にその1枚の本当の意味を理解したことがあります。
「ああ、そうだったんだ!」
それまでは、「分かったつもり」の自分がいたのです。
分からないことを大切にすることが必要です。
タモリさんも、あるTV番組の中で
「わからないことは わからないでいい」と言っていました。
まさに、と思います。
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