「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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「想い・考え」は正しく伝わっていますか?

「想い・考え」は正しく伝わっていますか?

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20130522zukai

「想い・考え」は正しく伝わっていますか?

経営者や管理職のみなさんは、
部下に指示命令して、その結果が出てきたときに..

「指示と違う?」

と感じた体験はありませんか?

そして
 ・分からなかったら、聞いてくれ!
 ・メモくらいしてくれ!
 ・自分で勝手な判断をしないでくれ!
 ・相談してくれれば、こんなにならないのに..
と感じる体験はたくさんあると思います。

もしかしたら...
職場で、このような指示をしていませんか?
 ●顧客満足度をアップしよう!
 ●お客様の立場で誠意を持って!
 ●みんなの力を合わせて!
 ●一生懸命頑張ろう!

素朴な疑問です
 ・具体的にはどうするの?
 ・誰が?
 ・何を?
 ・どのように?
これが見えてきません。

抽象的な指示を出していると、解釈が必要になります。

みんなの解釈が違います。
 ・社長と部長、部長と課長も違います
 ・ベテランと中堅社員、新人も違います
 ・職種によってもちがいます
少しづつ違うのです。
勿論お客様の解釈も違います。

  同じ場所で、同じ事を見ても、
  同じ人から、同じ事を聞いても

解釈が違うので、人によって行動が違います。
行動が違うので、成果が違います。
それが、経営者や管理職の期待通りにならない原因です。

こうなっているのです。
 社長の...    部下の...
 依頼と期待  ≠  認識と行動

正しく、伝わらないと成果は期待できません。

部下が分かっていない、しっかり考えない
常識が通じない、やる気がない
というように、上からの圧力をかけることは簡単です。

でも、部下は「以後、気をつけます」と言い、
上司は、「しっかり頼むよ、期待している」と言い
同じようなことが繰り返されます。

これは、一方的に受信側が悪いわけでなく
情報の発信側(上司)と受信側(部下)の
両方に課題がある場合が多いのです。

「なら、すべて具体的なしないといけないのか!」と
なりますが..

「人を見て法を説け」です。
具体的な指示が必要な人と、
抽象的な指示でできる人を区別すれば良いんです。

そして、会社が組織として「考える材料」を蓄積し、
抽象的な指示で動ける環境をつくりましょう。

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