「想い・考え」は正しく伝わっていますか?
経営者や管理職のみなさんは、
部下に指示命令して、その結果が出てきたときに..
「指示と違う?」
と感じた体験はありませんか?
そして
・分からなかったら、聞いてくれ!
・メモくらいしてくれ!
・自分で勝手な判断をしないでくれ!
・相談してくれれば、こんなにならないのに..
と感じる体験はたくさんあると思います。
もしかしたら...
職場で、このような指示をしていませんか?
●顧客満足度をアップしよう!
●お客様の立場で誠意を持って!
●みんなの力を合わせて!
●一生懸命頑張ろう!
素朴な疑問です
・具体的にはどうするの?
・誰が?
・何を?
・どのように?
これが見えてきません。
抽象的な指示を出していると、解釈が必要になります。
みんなの解釈が違います。
・社長と部長、部長と課長も違います
・ベテランと中堅社員、新人も違います
・職種によってもちがいます
少しづつ違うのです。
勿論お客様の解釈も違います。
同じ場所で、同じ事を見ても、
同じ人から、同じ事を聞いても
解釈が違うので、人によって行動が違います。
行動が違うので、成果が違います。
それが、経営者や管理職の期待通りにならない原因です。
こうなっているのです。
社長の... 部下の...
依頼と期待 ≠ 認識と行動
正しく、伝わらないと成果は期待できません。
部下が分かっていない、しっかり考えない
常識が通じない、やる気がない
というように、上からの圧力をかけることは簡単です。
でも、部下は「以後、気をつけます」と言い、
上司は、「しっかり頼むよ、期待している」と言い
同じようなことが繰り返されます。
これは、一方的に受信側が悪いわけでなく
情報の発信側(上司)と受信側(部下)の
両方に課題がある場合が多いのです。
「なら、すべて具体的なしないといけないのか!」と
なりますが..
「人を見て法を説け」です。
具体的な指示が必要な人と、
抽象的な指示でできる人を区別すれば良いんです。
そして、会社が組織として「考える材料」を蓄積し、
抽象的な指示で動ける環境をつくりましょう。
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