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目標を持っている人・いない人

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図解:目標を持っている人、いない人

目標を持っている人・いない人

 ・目標を持っている人 「目標-現状=課題」
 ・目標を持っていない人「現状≒悩み≒苦労」

まわりにこんな人いませんか?

昔、私が精肉の加工センターに勤めたいたときのことです。

いつもけがをしてくる年配の男性社員がいました。
当時、彼は40代後半だったと思います。

家が近かったのか職場に自転車で通っていました。
その自転車通勤で、何度もケガをします。
顔を擦り剥いたり、青あざができていたりは何度もありました。
足や腕に包帯を巻いて来ることもありました。
酔って自転車に乗るからだと思います。
いつも年配の女性パートさんに慰められたり注意されたりしてました。

20代の私から見て魅力があるとは感じませんでした。
いつも、不満を口にしていたからです。

自分に都合が良くないことが起こると、
〇〇さんが悪い、会社が..
と不満を言うだけでした。

自分はこんなに頑張っているのに..
いつも自分は片隅に置かれている、
きちんと相手にしてもらえない。

そんな不満を口にしながら、お酒をたくさん飲みます。
だから転んだり電柱に

私も何度も誘われました。
一緒にも飲みました。

でも、2人で飲んでも楽しくないのです。
彼の愚痴に付き合わされるだけなのです。

本人は、論理的に会社が、○○さんが...
と、まともな理由を言っているつもりなのでしょうが、
全て自分が正しくて相手が間違っているという論理です。

でも、自分から変えようと動きません。
だから何も変わりません。

当事者に直接文句を言うこともありません、
いつも陰で不満を言います。

私は不思議でした?

なぜ、自分から動かないのか?
なぜ、不満の相手に直接文句を言わないのか?
なぜ、自分に非のあることでも相手が悪いとこじつけるのか?

自分の回りに..
毎日、愚痴や不満を口にしている人はいますか?
これでは、一回しかない人生を無駄にしてしまいます。

逆に、魅力的な先輩もいました。
 ・仕事に取り組む考え方
 ・作業を組立てる方法
 ・パートさんに気持ちよく動いてもらう関係つくり
たくさん学ばせてもらいました。

今でも、良い先輩に出会えたと感謝しています。

年齢、経験年数も同じような人なのに
何が違うんでしょうか?

「目標を持っている・持っていない」の違いではないでしょうか?

 ・目標を持っている人 「目標-現状=課題」
 ・目標を持っていない人「現状≒悩み≒苦労」

目標を持つと、目の前の現実から発見できます。
「どうやったら改善できるか!」知恵が湧きます。
それを、メモすることで
 ・考える...しっかり理解できます
 ・蓄積する..自分のデータベースができます
優秀な先輩たちは、メモしたりノートに書いていました。
書いていなくても、頭の中に整理されていて、
いつでも引き出せるようにしていました。

いつも、自分の「課題」が明確で
毎日の仕事の中で、達成したいテーマを持っていました。

目標を持っていない人は

  「現状≒悩み≒苦労」

この公式になっているのです。

毎日、悩んでいます苦労しています。
でも、どう改善していくかが見えてきません。

目標を持っている人は

 「目標-現状=課題」

この公式になっています。

目指している理想が高いほど、現状との差が見えてきて
どう理想に向かうかが課題となります。
課題が見えていれば、取り組み方が見えてきます。

あなたは、「目標-現状=課題」になっていますか?

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