「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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経営資源の中心要素が「知恵」に変わった

経営資源の中心要素が「知恵」に変わった

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20131009zukai

経営資源の中心要素が「知恵」に変わった

従来の経営資源は「人、物、金」でした。
それに、第4の経営資源として「情報」を加えて、
4要素が、一般的な経営資源とされています。

もちろん、それには間違いはないと思います。

ただ、これからは

 「知恵」で差別化する時代

になったと思います。

例えば

●研修会社では..

 社員研修用のハンドブックを
 作ってくれと依頼されたとしたら...
 制作するのは、ハンドブックという物ですが...
 販売するのは社員育成の
 「知恵」を具体化したコンテンツです。

 取引のキッカケは「ハンドブック」という「物」です。
 販売するのは「知恵」です。
 
 他の研修会社にも「知恵」はあります。
 では、どうやって選んでもらうか!

 まさに「知恵比べ」です。
 「知恵」で差別化することが必要です。

●住宅の販売会社では..

 戸建て住宅の広告を見ると..
 様々な特長を打ち出した住宅があります。
 健康、快適、家族の団欒、省エネ..
 
 今の住宅建設は「知恵の塊」です。
 単なる家と言うハードを売っているのではありません。
 どう生活するか、豊かで快適な生活の提案が重要です。
 その提案こそが、「知恵」です。
 持っている、積上げた「知恵」で勝負です。

●他の例では...

 住宅の「鍵」を販売している会社では...
 取引は、鍵という「物」を販売しています。

 でも、顧客は「安心・安全」を購入しています。
 ここで、「鍵」を売るビジネスと定義するか、
 鍵の本質である「安全・安心」を売ると定義するかで、
 ビジネスの構造は大きくかわります。

 

これからは、
これを意識することが重要ではないでしょうか?

 人が
 現場の体験から
 「知恵」を生み出し
 商品・サービスの価値を高め
 競争力を生み出す

「物」は、「知恵」が集まった結晶です。

あなたのビジネスは、
  物を売っていますか?
  知恵を売っていますか?
自分の仕事を
どのように定義するかでビジネスが変わります。

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