「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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目標を持っている人は 「目標-現状=課題」、いない人は「現状≒悩み≒苦労」

目標を持っている人は 「目標-現状=課題」、いない人は「現状≒悩み≒苦労」

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20131015zukai

目標を持っている人は 「目標-現状=課題」
目標を持っていない人は「現状≒悩み≒苦労」

まわりにこんな人いませんか?

私は、若いころに流通業で働いていました。
そこでの体験です。

当時、私は20代前半。
まわりの人からは「いつも元気な池田君」と言われ、
どこに行っても一番若かったんです。

それが..
今は、年配者の部類です。
気持ちは若いんですが..
こう言ったら、もう年寄りですで。

これは..
若い時に、働いていた時の体験です。

その職場に、いつも怪我をしてくる年配の社員がいました。
当時、彼は40代後半だったと思います。
家が近かったのか職場に自転車で通っていました。

その自転車通勤で、何度もケガをします。
顔を擦り剥いたり、青あざができていたりは何度もありました。
足や腕に包帯を巻いて来ることもありました。
酔って自転車に乗り、転んだり、電柱や壁にぶつかるんです。

そして、いつも年配の女性社員に
「しっかり、しなさいよ」と
注意されたりしてました。

彼は、真面目でしっかり仕事をする人でしたので、
職場の誰からも嫌われてはいません。
でも、頼りにはされていません。

その状況は..
20代の私から見て魅力があるとは言えません。

いつも、愚痴や不満を口にしていたからです。

自分の都合が良くないことが起こると、
 自分なんか..
 ○○だから..
 誰かが悪い、会社が..
と愚痴や不満を言うだけでした。

自分からは何も動きません。
だから何も変わりません。

当事者に直接文句を言うことはありません、
いつも陰で言います。

そして、いつも
 自分は片隅に置かれている、
 きちんと相手にしてもらえない、
 自分はこんなに頑張っているのに...
そんな不満を口にしながら、お酒をたくさん飲みます。
私も何度も誘われました。
一緒にも飲みました。

でも、2人で飲んでも楽しくないんです。
まったく前向きの話がないのです。

一回お酒を飲めば2~3時間は時間がかかります。
彼と飲んでも、何の発見も気づきもありません。
彼の愚痴に付き合わされるだけなのです。

本人は、論理的に会社が、○○さんが...
と、まともな理由を言っているつもりなのでしょうが、
全て自分が正しくて相手が間違っているという論理です。

私は不思議でした?

なぜ、自分から動かないのか?
なぜ、当事者の直接文句を言わないのか?
なぜ、自分に非のあることでも相手が悪いとこじつけるのか?

あれから30年以上たちます...
早いです。

毎日、愚痴や不満を口にしている人はいますか?
その違いはどこから生まれるのでしょうか?

—————————————-
●目標を持っている人
—————————————-

目標-現状=課題
 
努力の方向が明確になり、考えて行動する
目標に向かった行動の結果がでる
 
結果を評価、反省し、経験を蓄積

目標のある人は...
 「未来を、どう築くかが重要」

—————————————-
●目標がない人
—————————————-

現状≒悩み≒苦労
 
常に今に悩み・不平・不満を繰り返す
毎日が、その日・その日で終わり
 
環境に流され、他人をうらやむ

目標がない人は...
 「今の居心地が重要」

目標を持っている人といない人の違いは

・目標を持っている人 目標-現状=課題
・目標がない人    現状≒悩み≒苦労

ここにあります。

明るい未来は待つのではなく、
自分で築くというアプローチが重要です。

自分で築くためには
 ・失敗から学び
 ・現場で気づき
それを書き溜めることが重要です。

記憶に頼るはなく、記録するのです。

記憶は無くなったり変形します。
大切な、学びや気づきが失われてしまいます。

これでは、もったいない。

要な事は
過去の経験を、未来を活かす材料にすることです。
記録することで、
 ・考える材料
 ・打つ手
として活用することができます。

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