図解思考の原点は、実体験で苦労したことです。
もうかなり前ですが、フリーのSEでした。
システムを導入する会社を訪問して
「どんなシステムにするのか?」を取材していました。
しっかり聞いて、几帳面に議事録を作って
確認印をもらっても上手くいかない時がありました。
導入テストで、「違う!」と言われるのです。
そこで発見したのが
口で言っていること ≠ 望んでいること
こうなっていると発見しました。
相手の「伝えたつもり」のことを、私が理解していなかった。
ということもあり、
言った、聞いていない..
のトラブルになることもありました。
こんな仕事のトラブルを経験して..
・「なぜ?、伝わらないのか?」
・「なぜ?、本音を理解できなかったのか?」
と悩みました。
そこで、この情報が変化する構造を思いつきました。
発信者の「想い・考え」の情報は減衰し変形します。
期待している
→認識できない
→認識できる →言葉にできない
→言葉で表現できる → 伝え忘れ
→ 間違い
→ 正しく伝えた
受信者の受止めた情報は「誤解」が含まれます。
発信者の「間違い+正しく伝えた」を受け
→ 聞き漏らし
→ 間違い
→ 正しく聞いた
というようににて
発信者の「期待」の情報がどんどん減っていきます。
誤解で、内容が変形していきます。
発信者から受信者の「理解」までに、
・どんどん情報が減っていき
・知らないうちに情報が変形していく
ことなります。
このようにして
1.自分の意図を上手く伝えられない
上手く伝えられないという悩みがあった
分かりやすく伝えるために図解を使おう
紙にしゃべらせよう!
2.相手の期待を正しく理解できない
相手の期待を理解できないという悩みがあった
言葉にならない期待を理解するために図解を使おう
図を使って読み解こう!
ということになりました。
ここから、20年以上の時を経て現在の図解思考となりました。
このテーマの詳しい部分をユーチューブにアップしました。
【図解思考】図解思考が必要な理由
https://www.youtube.com/watch?v=vLf61E1c4aU
25分ほどのZOOM動画です。
ご覧ください。