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枠の中で考える人、枠を無視する人 

枠の中で考える人、枠を無視する人 

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図解:枠の中で考える人、枠を無視する人 

枠の中で考える人、枠を無視する人 

上司に指示されたら..
その中で「どうしようか?」と考える人がいます。
全く関係なく「何をするか?」から発言する人がいます。

その違いは、何ななのでしょうか?

 ・同じような生まれ育ちで
 ・同じような学歴で
 ・同じような社会経験で...

同じような顔をしていても、
頭の中の「思考」の基準が大きく違う場合があります。

それは、
 ・与えられた枠内で考える人か、
 ・自分の頭で目的に沿って目標を読み替えることのできる人か
その違いは大きいです。

私たちは、良くも悪くも社会の「枠」の中にいます。
何をするにも、前提条件があります。
制約もあります。

それは、思考に枠を与えのです。

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■ 枠の中で考える人
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与えられた条件は、守るべきとの意識があります。

前提条件を超える発言は..
無謀、広げ過ぎ、と考えます。

枠外の発言を制止したり批判する傾向があります。

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■ 枠を無視する人
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与えられた条件は、考えるキッカケでしかありません。

目的の確認から入り適切なゴールを探ります。
最終的に、良い状態になれば良いと考えます。
だから目的の確認から入ります。

そのための選択肢を制約を考えずに発言。

以前、読んだ雑誌のことですが..

ある部長が、社長からいろいろ言われるので、
ある時社長に、
「私に、何をしろと言うんですか?」
こう聞いたそうです。

そうしたら社長から..
「それを考えることが、あなたの仕事です。」
と返ってきたそうです。

昔は、社長の指示に従っていれば部長ができたのでしょう。
だから、社長の指示を待っているのだと思います。

これからは、役職に関係なく自分の頭で考えて
上司に提案して仕事を改善してくことが求められます。

指示を待つだけなら、単純作業を行う単なるワーカーとして、
扱われ時間で給料が決まる「安い人」になってしまいます。

他の人と違う「価値」を発信できないと、
会社の人も生き残っていけない時代になったと思います。

ただ..
指示に従って一生懸命やる人も必要です。
役割や出番が違う、違いを意識してチームを構成する必要がある!

そして、必要なのは...
必要なのは制約条件を乗り越えて
「何?」をするか
「最適解」を考えることと
それを、合理的な組立てで説明して
「納得解」にして共有することです。

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