提案営業で困ったこと 「期待≠言葉」
私が、図解にはまり込んどキッカケです。
平成元年に、フィールドSEとしてフリーになりました。
独立当初は、まったく仕事の心配はありませんでした。
国内メーカの小型機と、外国メーカの中型機の
開発の仕事を2つの会社から交互に受けていました。
仕事は切れず、上流工程を中心にやっていたので
単価も相応にもらえていました。
でも、バブル崩壊の影響からか..
まったく仕事が無くなりました。
私に仕事を発注してくれた会社も1社は倒産。
もう1社も、規模縮小。
そこで、考えたのが
「自分で仕事を創り出す方にならないとだめだ!」
でした。
そこで、パソコンを使ったシステムの提案営業を
するこことにしました。
そこでの体験が、図解を使うことにはまり込ませました。
当時はまだ若く、非常に几帳面でした。
営業先の、社長の発言を
一言一句聞き漏らさすにメモし
議事録を作成しました。
それを元に、「こうしましょう!」と
提案書を作成してプレゼンしていました。
でも、社長からは「違う!」と言われます。
「え?」でも、社長が言ったことです。
「そうは言ったけど、そういう意味じゃない」
など..
「期待していたのに、まったくダメ」
とも言われる始末です。
私としては、聞いたことをしっかりまとめ、
それを元に提案しています。
??????
そんなことが、何度もありました。
そこで気がついたことは、
「心で望んでいる期待 ≠ 口で言った言葉」
「口で言った言葉」を土台にして考えてもダメだ!
言われた通りやることでは、期待に応えたことにならない。
ということでした。
では、どうしたか..
図解を使って、「言葉にならない期待」を掘り起こそう
と考えたことが図解にはまり込んだきっかけでした。
これは、
上司と部下とのあいだ
発注先と下請けのあいだ
でもあります。
相手の意識していない「期待」を
探り出す手法として図解は役に立ちます。
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