「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

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図解:「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

 

仕事の実力は、どこから生まれるのでしょうか?

数年で実力をつけて成長する人がいる反面、
10年・20年たっても同じような失敗を繰り返す
人もいます。

同じ仕事についていても
人によって成長速度が大きく違います。

違いは、どこにあるのでしょうか?

初めての仕事に就いた時には
そのことに対して知識や技能はゼロです。

でも、現場で体験をしていくことで成長していきます。

この体験を、どう活かすかが重要なんです。

現場で仕事をしていくとき
「体験」で済ませてしまう人と
「経験」として蓄積する人の違い

だと考えます。

  詳しくは

  体験から学び、「知恵」を積上げる
  → http://www.teoria.jp/?p=2615

体験を経験にコツコツ書き溜めると..

だんだんと3つの力がアップします。

1.気づく力がアップ(現場で発見)

  書き貯まるほどに、自分の基準がしっかりできてきます。
  その上、未来を自分で築く意欲も膨らんできます。
  その基準と未来への期待との「差」から「気づく」ことができます。

2.考える力がアップUP(言語化・構造化)

  書くことは考えることです。書くことで現場を論理で考える事になります。
  書いて記録した言葉の利用事例から適切な言葉を選び出しやすくなります。
  組み立て事例を参考にすることで、新しい問題の構造化がしやすくなります。

3.工夫する力アップ(改善策を立案)

  他の事例を参考にすることで、新しい問題への解決策を立案しやすくなります。
  実証した因果関係や構造を利用する事で、解決策が組み立てやすくなります。

この3つの力がアップするということは
仕事の力が高まっていくということです。

私は、25年くらい前から、
現場で気がついたことを、構造で考え、図解で書き貯めました。

やったことは
 ・問題を分解し構造化したもの
 ・モノやコトの構成要素を構造化したもの
 ・因果関係の事例
 ・手順や進め方の事例
 ・成果につながる手順
 ・作業などを上手くやるコツ
 ・発見した新しい視点
 ・二項対立の例
 ・著名人の言葉
 ..などなど
コツコツパワポで1枚にまとめて書き溜めてきました。

最初は、ほんとに陳腐なものでした。
人に見せても、理解してもらえませんでした。

苦労して作ったものが裏紙として
メモ用紙にされたこともありました。

コツコツ長くやってきて、
だんだんと役に立つものを書けるようになりました。

私の経験では、100枚が最初の壁です。

それまでは、成長を実感できませんが、
しっかり考えて作成した100枚を超すと、
ぐんと楽につくれるようになります。

だんだんと「3つの力」がついたと実感できました。

現場で、何か「ピン!」ときたら..

過去に作ったパワポの資料が頭に浮かびます。
あの資料とこの資料の該当部分を持ち寄って
新しい1枚をつくることができます。

私は、途中からこれを専門にしようと考えたので
1万枚を目指しました。

まあ、中途半端なものもあります。
著名人の言葉で1枚になっているものもあります。
それでいいんです。

今は、これまで書き溜めた1万枚のパワポを使って仕事をしています。

誰にでも、
人の役に立つノウハウを創ることができる体験はあります。

それを、紙に書き出すこと役に立つ「知の商品」になります。

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