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「PDCAサイクル」を回しているという錯覚

「PDCAサイクル」を回しているという錯覚

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図解:「PDCAサイクル」を回しているという錯覚

仕事で「PDCA」を使っている人は多いと思います。

私自身、何度もお世話になりました。
とても役に立つ考え方だと思います。

  Plan  (計画)  実行計画を作成する
  Do  (実施・実行)計画に沿って行動する
  Check(点検・評価)計画に沿っているかを確認する
  Act (対策・改善)計画・実行の調整処置をする

計画を立て、実行し、計画通りか確認し、対策を立てる。
仕事で
 ・品質の向上
 ・効率アップ
には、とても重要な考え方です。

でも、問題は...
自分の頭の中では「PDCA」しているつもりだが

現実は..
 ・思いつき Plan(計画)
 ・これでできると、検証しないで
 ・考えないで Do(実施・実行)
 ・結果が出ない
そして、思いつきPlan(計画)

これは「PDCAもどき」です。

これでは、PDCAを回したことになりません。
「思いつき」は、成果につながる計画になりません。
正しく計画されないと「Check」はできません。
「思いつき」が外れたしかないのです。

そしてまた、これならどうか?
と「思いつき」を繰返すことになります。

「PDCA」を回しているという自己満足、錯覚です。

実は…
しっかり「PDCA」するには
 ・前提条件が明確で
 ・知識や経験がある
 ・計画する要素を頭に思い浮かべられる
とういうことが必要です。

これらをしっかり確認して「PDCA」を回して
成果につなげましょう。

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