地方では車が生活に必要です。
無いと勤めも買い物もほとんど無理です。
当然、飲みに行くにも車で送ってもらうか、
自分で飲食店まで車で行って、帰りに代行を頼みます。
地元で運転代行を調べると9社があります。
こんなに狭い地域で、9社もあるのですから
何もしなければ、たくさんの中の一つとして埋没です。
どうやって頭一つ抜け出せばいいのでしょうか?
料金を安くする?
ポイントカードの導入?
笑顔の接客?
などなど、いろいろ考えられると思います。
でも、これでは...いつまでたっても
他の代行業者と競争し続けることになります。
代行を頼むのは、酔った客です。
求めるのは安全に自宅に車と自分が帰るだけ。
時間感覚が甘くなるので長く待たされたりします。
だから、料金を安くするにも限界があります。
成果や仕事品質で差別化がしにくい仕事でもあります。
では、どうやって同業他社との競争から抜け出すか?!
ある県で、車3台で運転代行業を立ち上げた会社がありました。
この会社は、運転代行業の経験をもとにして
運転代行業に特化したシステムを開発しました。
このシステムを、他の運転代行業者に利用してもらうことを商売にしたのです。
このことにより、競合相手とお客の争奪戦に悩むことから
抜け出すことができました。
現在は、従業員数90名となり
・自動車運転代行業向け業務支援システムの開発・販売・システムレンタル
・自動車運転代行ビジネスのフランチャイズ展開
・介護タクシー事業
等に広がっています。
現状を改善するには、
同じ水準で考えるだけでなく
抽象度を大きく高めて考えることが有効です。
今の、事業を考えなおしてみませんか!?
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