「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp

伝言ゲームは組織の宿命

このエントリーをはてなブックマークに追加

dengon

伝言ゲームは組織の宿命

『部下は、言うことを聞いてくれない』と悩んでいませんか?

社長の考えや思いは正しく伝わっているのでしょうか?
しっかり聞いて理解しているはずなのに...
やらせたらダメだった、結果が出ない...
そんな経験はありませんか?

伝わっていないとしたら?何が原因でしょうか?
どうしたら伝わるのでしょうか?
期待した結果が出ないのは、なぜでしょうか?

コミュニケーションにミスやトラブルは日常的に発生します。
伝わる構造を理解して対処することが大切です。

「話したこと」は、正しく伝わるでしょうか?

だれでも、子供のころ小学校や中学校で”伝言ゲーム”を
したことがあると思います。
TVのゲーム番組でも、似たゲームを見たことがあると思います。

離れて見ていると...
「何で、わからないの?」となりますが、
当事者は、まじめにやっているのです。

2人~3人..4人と進むと、
最初の人の話したこととまったく違ってしまいます。

  
  ●情報が抜け落ちる
  ●情報が変形する
  ●情報の存在すら無くなってしまう

困りますね!

あなたの会社や所属しているプロジェクトはどうですか?
仕事だから大丈夫キチンと伝わっていると、自信を持って言えますか?
資料をそろえて、関係者を集めて説明しているから大丈夫ですか?

文書を作っても、意図を正しく読み取ってくれるでしょうか?
それを、正しく別の人に正しく伝えられるでしょうか?

注意しないと”情報”はどんどん変形します。
情報の存在すら亡くなってしまう場合があります。

「伝わる、伝え方」で、伝言ゲームを仕切る

伝言ゲームは組織の持つ「宿命」 なのです。
情報伝達ロスは業務に影響を及ぼし、
それが大きな損失を招くことがあります。

社長が周りにいる人間に、
 『○○してくれ』と言うと...

聞いた社員は、
  社長の発言聞いて
  自分の理解した内容で
  行動したり、関係者に伝えます

しかし、そこでは
社長の言った言葉が本来もつ意味と
違った内容で伝わっていく場合があるのです。

その結果、伝言ゲームのように当初の意味が、
後になるほど、まったく違うものになってしまいます。

大勢の人がかかわるプロジェクトでは、
「わかったつもり」は百害あって一利なしです。

具体的に、目に見えるカタチで理解を共有していくことが
仕事のクオリティに直結します。

立派な企画書や、字面は高尚でも、
内容が見えない表現では意味はありません。
意味が無いどころか、プロジェクト遂行の妨げになります。

具体的に、
  そのプロジェクトをどう動かすか!
  自分は、そのプロジェクトに、どのように関わるか!
  そこで、求められる成果は何か?

具体的に、電話する・行動する・人に会う・企画する..
行動レベルがイメージできるように伝えることが大切です。

仕事が上手くいく大前提は...”情報共有”なのです。

経営者や上司の声が、どれだけ届いているでしょうか?
実は、思ったほど伝わっていないのが現実なのです。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA