「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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あなたの期待は、伝わっている??

あなたの期待は、伝わっている??

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cmyu

あなたの期待は伝わっていますか?

 ・部下に指示した、でも..
 ・外注に依頼した、でも..
 ・友人に相談した、でも..

でも、期待した結果が返ってこないと
 叱って、怒って
 期待外れと無視して
 ガックりして
とうように思っていませんか?

あなたが、こう思うということは
 ・自分は、しっかり自分の期待を伝えているのに
 ・相手が理解してくれない、行動してくれない

という考えが土台にあるのです。

期待が伝わっていないと感じる原因は
 ・自分の伝える内容が不完全(期待を表現していない)
 ・自分がきちんと伝えていない(相手の反応を確認していない)
 ・相手が聞いていない(音波は伝わっても..)
 ・相手が理解していない(理解力の不足)
 ・相手が行動してくれない(行動する気がない)
よいうような原因が考えられます。

問題は、
 自分にも
 相手にも
あるのです。

これを上から目線で「あいつが..」と
相手をせめて見ても意味がありません。

これを、1枚の図解にしました。

この図解を
「コミュニケーションのブーメラン構造」
と呼んでいます。

仕事は、行動して欲しい人に伝えること
そして、行動の結果を得ることです!

仕事場にはたくさんのトラブルがあります
部下が指示通り動かない、
外注が発注した通りの成果を上げない、
どこにも、似たような問題はあります。

仕事のトラブルのほとんどは
コミュニケーションが原因です。

それは..
発信者の頭の中で考えた成果と
部下が動いて生み出した成果と
「違う」ということから生まれます。

その結果を見て、発信者は「違う!」と言うのです。

その構造を考えると
 発信者が、「考え・思い」を伝えて
 受信者が、聞いて・理解して・行動する
 その行動した結果が、
発信者の期待したものと違うのです。

実は、発信者側・受信者側の
どちらにも、問題発生の要素があるはずです。

問題は、その構造のどこかから発生するのです。
その構造を意識して伝えることが大切です。

発信者は、頭に思い描いたことを
 ・思い描いたことは価値ある結果を生むのか?
 ・明確な言葉にして分かりやすく伝えたのか?
一度、考えてみましょう。

受信者は、伝えられた情報から判断し行動する
それしかできません。

それ以上の事を期待されても無理です。
優秀な部下なら、言われなくても行動します。
でも、それを全員に期待しても無理です。

長年連れ添った夫婦でも分かりません。
親子でも、言わないと分からないこともあります。
言わないと分からないのです。

相手が期待を正しく理解し、行動し、結果を出すために、
発信者側で、このブーメラン構造を
コントロールする必要があります。

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