「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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図解できない理由

図解できない理由

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201306004zukai

図解できない理由

企画書・提案書を分かりやすくしようと、
図解を入れたいと考えたことはありませんか?

図解しようとパワーポイントに向かいます。
なんとなく、それらしい図解をしました...
でも、納得できません。
なぜでしょうか?、何が足りないのでしょうか?

どうしたら、納得できる図解ができるのでしょうか?

図解したが...
  役に立たなかった
  期待したものと違う

これには2つの大きな原因があります。

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1. 理解が足りない
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何の理解が足りないのでしょうか?

相手が、何を期待しているのか?
  ●目的は?!...何のために図解するのか?!
  ●目標は?!...どこで、誰に、どう行動して欲しいか?

ここを、きちんとしないと労力が無駄になります。

でも、「目的、簡単だよ!。分かり切ってる..」と
言う人がいるのですが..
「何のために」という目的を明快にすことは
意外と難しいのです。

目的と手段は階層構造になっています。
 ・利益目標を達成する、そのために売上を上げる
 ・売上目標を達成する、そのために営業を強化する
 ・営業を強化のために、営業マンを増員する
 ..
というように階層になっています。

どこを狙うかが重要です。
誰に、何を伝えて、どんな行動をして欲しいか、
それによって明確に定義することが必要です。
それができていないと、何も伝わりません。

そして、相手の言っていることを、「鵜呑み」にしては駄目です。
言われた通りに頑張って表現しました。
これでは上手く行きません。
相手は納得しません。
自分の考える以上のこと、自分の気がつかないことを
返して欲しいのです。

相手の言っていることは、考える材料です。

相手が口で言っていることと、望んでいることは違います。。
相手の「自分で気がつかない」点を、「読む」必要があります。

そうです「読み」が足りないのです。
その、 最大の原因はコミュニケーション不足です。
自分の考える土台が弱い場合もあります。

これが足りないと、意味のないものが出来上がります。
努力したとしても評価されません。

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2. 情報が足りない
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図解表現する材料が足りない場合です。

図解を見ると、丸、四角、文字、矢印などで構成されています。
それらを図解の「要素」と言います。

誰が考えても明らかなように、
この材料が足りないと、役に立つ図解は描けません。

それなりにきれいな図解が完成したとしても、
図解は内容で評価されます。

内容が陳腐なものは、制作者の実力まで疑われます。
そして、依頼が来なくなります。

情報を集める「力」が必要です。
対象の業務の経験があれば良いのですが...
すべての業務を経験することもできません。

知らないこと、経験のないことは図解できません。

より充実した情報を集めるには、
自分の持っている知識・経験の枠組みを利用して、
経験のない業務を調査して情報を集めることが大切です。

これには、経験と日々の蓄積がが大きく影響してきます。
これは、一朝一夕では、蓄積できません。

毎日の仕事の現場での「気づき」を書き溜めて、
仕事の土台を創りませんか!

自分の経験をソリューション(問題解決の材料)として
蓄積していくことで考える仕事の
 ・効率がアップします 
 ・より高い価値をを生み出せます
考えるコンテンツが積みあがると..
それは、自分の「強み」になります。

現場の「気づき」を知恵のモジュールにして積み上げて
自分の「強み」を築きましょう!

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