組織行動学者のデービッド・コルブの「経験学習モデル」
社会人の能力開発は、ほとんどが
日常の仕事の経験から生まれていると言われています。
経験を通しての学びを知識習得の学習と区別して
「経験学習」と呼ばれています。
デービッド・コルブの「経験学習モデル」では、
4つの段階で定義しています。
1.経験
(Concrete Experience)」
具体的な経験をする
自分で気づく
2.省察
(Reflective observation)
経験を多様な観点から振り返る
自分で考える
3.概念化(持論化)
(Abstract Conceptualization)
他でも応用できるよう概念化する
自分の持論(教訓)をつくる
4.試行
(Active Experimentation)
新しい場面で実際に試してみる
自ら行動を起こす
この繰り返しで、成長していきます。
でも、経験年数が上がれば、
たくさんの学びが得られ、成長する..
と言うものでもありません。
何年たっても、同じような失敗を繰り返す人。
短期間に、どんどん「できる人」になる人。
何が違うのでしょう?
現場の実体験から
・何か!を得られる人
・何も得られない人
この違いです。
何かを得るために
省察
概念化(持論化)
が重要です。
コメントを残す