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現場の知恵の蓄積・活用002:覚える仕事・考える仕事

現場の知恵の蓄積・活用002:覚える仕事・考える仕事

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図解:現場の知恵の蓄積・活用002:覚える仕事・考える仕事

現場の知恵の蓄積・活用002:覚える仕事・考える仕事

もう、40年くらい前になりますが
私が、初めて就職したときに「早く仕事を覚えたい」と
思ったことを今でも覚えています。

年齢が上がって、後輩ができるようになると、
「早く、仕事を覚えて!」と
言ったことも何度もあります。

管理職になったときには、
部下に「早く仕事を覚えてもらおう」と
考えていました。

仕事には、「覚える仕事」があるのです。

「覚える仕事」とは
 ・規定に従って
 ・先輩から教えられて
 ・マニュアルに沿って
知識を覚えていき、、
体験して習熟していきます。

職場のリーダーになると
自分の「覚えた仕事」を
後輩に教えることが必要になります。

そのときに、
後輩が、
 ・ちゃんと教えた通りにやっているか?
 ・失敗しないように配慮しよう!
と気を配る必要があります。

この部分は、「考える仕事」の部分です。

「考える仕事」とは
 ・現場を見て
 ・目標を決めて
 ・課題を立案する
自らの頭で考えていく仕事です。

ここで、活躍して実績を上げると
管理職に登用されていきます。

仕事ができるから昇進したのですが、
昇進したステージで必要となる能力が必要です。

それが「考える仕事」をこなす能力です。

それが弱いと..

聞いたことがあると思いますが、
「ピーターの法則」があります。

Wikipediaによると
 「能力主義の階層社会では、
  人間は能力の極限まで出世する。
  したがって、有能な平(ひら)構成員は、
  無能な中間管理職になる。」
というものです。

昇進して、
 ・期待通りの成果を上げられない人
 ・期待通りの成果を上げていく人
の違いは、どこにあるのでしょうか?

私は、「考える仕事」の部分にあると考えます。

「考える仕事」をこなす能力を磨けないと
悩み苦労することになります。

「覚える仕事」には正解がありますが
「考える仕事」には正解がありません。

「考える仕事」では、
状況をとらえて
 ・最適解
 ・納得解
を組み立てる力が必要になります

それが、概念化の力です。
コンセプチュアルスキルとも言います。

変化の激しいこれから
より良いい仕事をしていくためには、
概念化の力を磨いていくことが必要だと考えます。

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