「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp
企画書作成の2つの落とし穴

企画書作成の2つの落とし穴

このエントリーをはてなブックマークに追加

20130607zukai

企画書作成の2つの落とし穴

企画書を作成するとき
ありがちな2つの傾向があります。

 ・「根拠のない断言」
 ・「ありったけ絨毯爆撃」

です。

自分の知っていることを、たくさん並べることで
相手が納得できれば問題ないのですが..

 「自分の知っていること ≠ 相手の欲しいこと」
 「自分の考えたこと ≠ 相手の役に立つこと」

なのです。

————————————————
■ 根拠のない断言
————————————————
主張に目新しさがあり
相手の疑問にも答えているが..

納得できる裏付けが無い
客観的に検証できない

裏付けのない断言をしても意味がありません。
信頼感が低下してマイナスに働きます。

————————————————
■ ありったけ絨毯爆撃
————————————————
知っていること、考えたことを、
持っている情報を、すべて説明しようとする...

相手の「納得」にまっすぐ向かえない
不必要な情報は理解の妨げ(さまたげ)

論理の展開を吟味することが大切です。
一つひとつのアイデアやコンセプトが良くても、
組立・構成が悪いと価値が下がります。

企画書作成や提案書作成の初心者は、
この2つの傾向が強いと言えます。

インパクトの強さや奇抜さを求めると、
「根拠のない断言」をしてしまいがちになります。
目を引くキャッチコピーのバーゲンセールになります。

使える材料が少ないと「ありったけの知識」を、
並べて、何とか体裁を整えようとしてしまいます。

情報の受け手が、この2つを感じると
論理的に考えられない人とレッテルを貼ります。

すると...
その企画書の全体を疑われます。

気をつけましょう!

普段から、自分の「気づき」を書き溜めましょう。

その蓄積が充実すると、
様々は企画書・提案書に再利用することができます。
組立てる材料が豊富なほど、内容も充実します。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA