問題の本質を探る「5回のなぜ?」
何か問題が発生した時に原因追究をします。
その時、現場担当者に「なぜ?」と言っていませんか?
担当者は「なぜ?、なぜ?、なぜ?..」
と問い続けると..
責められたと感じます。
その結果「以後、気をつけます」と頭を下げます。
それしかできません。
現場担当者が「なぜ?」と問われるのは?
1.計画通りに、実行できたのか?
できないければ、担当者が責められて当然です。
でも、これだけです。
原因は、他にもこの4つの視点で考えられます。
2.計画は正しかったのか?
..計画立てたのは誰?
3.方法・手順の選択は適切だったか?
..解決のための課題設定したのは誰?
4.目標設定に間違いはなかったか?
..目標を示した人は誰か?
5.発案・出発点は良かったのか?
..現状に不満を言った人は誰?
多くの現場では、
何か問題が発生すると、現場に問題があると
勘違いして現場担当者を責める場合があります。
それでは、正しい再発防止策を取れません。
正しい視点で「なぜ?」を5回繰り返して
問題解決を計りましょう!
ネットで探すと..
「トヨタ生産方式」の中に、五回の「なぜ?」で
本質に迫るという手法があるようです。
私は、トヨタのことを知りません。
PDCAとQVSAの組合せで
視点を変えて問題の本質に迫る切り口ができました。
問題解決で必要なことは
正しい視点の移動で本質に迫ることです。
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