「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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図解できない理由「図解の表現力が理由ではない」

図解できない理由「図解の表現力が理由ではない」

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図解:図解できない理由

企画書や提案書に図解を入れて分かりやすくしたい。
でも、つい長い文章になってしまう。

パワーポイントに向かっても図解できない..

悩みは
 ・どこから?
 ・どう手を付けたらいいのか?
 ・どうすれば分かりやすくなるのか?
 ・使えるサンプルは無いか?
です。

こんなに図解している私も同じでした。
図解を始めた頃は、いつも悩んでいました。

その原因は何でしょうか?
どうしたら図解できるのでしょうか?

長く図解に取組んできたことから
図解できない原因が分かりました。

理由は簡単です。

1.理解が足りないのです

目的は?、何のためには明確か?
目標は?、満足できる着地点は?

顧客の読みが足りないのです。
解決策は、顧客とのコミュニケーションです。
言葉にならない、
心で思っていることを受け止めることが必要です。

これがしっかりできていないと
考えても、考えても、目指す目標が見えてきません。
小舟のように、ふらふら揺れ動きます。
2.情報が足りないのです

図解する対象についての知識・経験は?
主張を裏付ける材料を集めたか?

経験の蓄積が足りないのです。
書く材料が足りないのです。
少ない材料をこねくりまわしてもダメです。
普段から「知恵」の材料を集めておくことです。

目的・目標が明確になったとしても半分です。
目標を実現する手段、その手段の具体化が必要です。
手段の選択の正しさ、根拠が必要です。
それには充実した情報の蓄積が必要です。

図解できなかったら、この2つを意識しましょう。
解決策が見えてきます。

一番問題なのは..
書くべき内容が無いのに、表現しようとすることです。

表現する内容があれば、表現することはできます。
表現が下手でも良いんです。

書くと内容が見えてきます。
見えると
・ヌケ
・ダブリ
・間違い
が見えてきます。

見えたら直せばいいんです。

自分の頭の中だけで完成度の高いものを出そうとしても、
間違いなく上手く行きません。

私が、これだけ図解できるようになったのは
たくさんの駄作をつくってきたからです。

実は、駄作でもたくさんあると
・あの図解の、この部分
・この図解の、この部分
を組合わせることで、
良い図解ができると組立てられるようになったのです。

これさえ覚えれば図解できる..と言うものはありません。

でも、コツコツ練習していくと上手くなります。

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