「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

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図解の基本と特徴

頭の中のアイデアが表現できない、解決策は!

図解:「9つの基本形」で発想し要素を補ってまとめていく

頭の中のアイデアが表現できない、解決策は!

こんな悩みはありませんか?
 ・頭の中に、すごい企画ができている
 ・これなら、みんなに評価される
 ・分かりやすく表現するだけ
と妄想していることです。

これまでの経験からも妄想です。

2時間、熱く語っても内容がほとんどない場合があります。
書かれた長い文章を読んでも要領をえません。

紙に書いてみると
 ・ヌケが見えます
 ・ダブリが見えます
 ・間違いが見えます
見えれば直せばいいんです。

でも、自分の頭の中で「完成」しているので、
表現したい・表現したいと..空回りします。

ここで内容が不完全だということを理解すれば
「どうやったら、内容の完成度を高められるか!」
と方針転換できます。

ダメなのは、自分の頭の中の妄想から抜け出せず
「表現しよう!」というところから抜けられないことです。

紙に、言葉で書けないものは
「頭の中に無い!」と理解しましょう。

では、どう解決するか!

見えないものには意識が向かないので
どんどん書いて
 ・ヌケ
 ・ダブリ
 ・間違い

を見つけます。
見つけたら直せばいいんです。

直せば完成度が上がっていきます。
新しい気づきも得られます。

そのための方法論として「9つの基本形」を考えました。
思考を可視化して完成度を高める方法です。

「9つの基本形」とは

 ●比べる  
  1.対比      
  2.対立
  3.親和

 ●並べる
  4.因果
  5.移動
  6.段階

 ●組み立てる
  7.組成
  8.展開
  9.包含

この9つです。

この「9つの基本形」を使うことで
 ・言葉にする
 ・広げる
 ・深める
 ・まとめる

この4つの作業をしやすくなり
繰返すことで内容の完成を高めることができます。

頭の中のアイデアを整理して
繰返して直していくことで、どんどん完成度が高まります。

図解は、考えを整理し完成度を高める手法です。

整理され完成度が高まると、自然に図解になります。

—————————————————
●3月22日に都内で図解講座があります。

テーマは「図解で思考し表現する技術」
「9つの基本形」を使って、思考の完成度を高めていく
手順を練習課題を通して習得していただきます。

申込・詳細ページ
 http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC170314.php

パターンで図解できていますか?、すぐ限界がくる!

パターンで図解できていますか?、すぐ限界がくる!
     
結論から言うと..

パターンで図解できるものもあります。
でも、ちょっと複雑なものを考えると
すぐに限界がきます。

その上、考えたことを
ムリにパターンに当てはめようとするので
本来の頭の中のアイデアが深まりません。

単純な事柄を、図解しているだけなら
悩まないんでしょう。

これからの仕事は、
ネットが絡んできて、
目の前に、商品も伝票もお金も通過しません。

「人材マッチングシステムの概要」の図解を見てください。
これはパターンでは作れません。

図解:複雑な図解

物販の営業マンやデザイナーや広告企画マンには
複雑すぎてわけがわからないと不評です。

でも、ビジネスモデルの開発をしている人
システム設計をしている人には
1枚にまとまって非常に分かり易いと好評です。

全体が、1枚にまとまっているので
ビジネスの全体を俯瞰できます。

全体を理解して
部分に入って、
「この部分を詳細にすると?」と
具体的な検証がしやすくなります。

全体を見て、部分に入り
だんだんに全体の仕組みとしての完成度を高める
そのために、この図解を使っています。

「図解の応用表現(対比+段階+移動)」の図解を見てください。

図解:複雑な図解3つのモジュールの型の組み合わせ

簡単な3つのモジュールの型の
組み合わせでできています。

ビジネスモデルの開発をしている人
システム設計をしている人以外には
このような複雑な図解を作成する必要はありません。

でも、ここまで複雑なものでなくても
単純なパターンでは役に立たない
考え方を整理して伝える必要は増えています。

私が考案した「3つの型」は、
「9つの基本形」に展開しています。
この「9つの基本形」が、
 ・思考を整理するモジュール
 ・思考を表現するモジュール
です。

これを組み合わせれば、
どんなに複雑な図解でも分かり易く整理し表現できます。

頭の中のアイデアを言葉(要素)を書出し、
モジュール(要素+要素=意味)を創ります。
そのモジュール同士を組み合わせれば
どんな複雑な図解も作成できます。

 自分の考えを整理しまとめる図解の練習会
 ~企画書・提案書・プレゼン資料に図解を入れて分かりやすくしましょう!~

 ・日時 2016年11月2日(水) 13:00-17:00
 ・会場 [新潟県・新潟市]新潟県中小企業家同友会 会議室
 
 http://www.teoria.co.jp/semi/index3.html

アイデアの位置づけと役割

図解で可視化:アイデアの位置づけと役割

図解で可視化:アイデアの位置づけと役割

頭の中に、思いついた「アイデア」ありませんか?

そのアイデアを誰かに話したときに
こんな反応が返ってきたことはありませんか?

 ・それって、何のためにやるの?
 ・誰の、何の役に立つの?
 ・需要はあるの?、根拠は?
 ・ホントに儲かるの?、成功事例は?
 ・具体化が、甘いんじゃない!
 ・計画に、なってない!
 ・ちゃんとやらないと実現できないよ!

言う方は、
 ・論理的に考えて
 ・実現できない理由を
 ・一生懸命に
言ってくれます。
まあ、悪気はありません。

アイデアは
 ・過去の実体験や知識の中から
 ・何かのきっかっけで「!」が浮かび
 ・その「!」を思い付きの言葉にした
その状態です。

単なる思い付きの段階です。

実現するには
この「アイデア」を
 ・もっと分かりやすい言葉で表現したり
 ・何のためにやるのか「理念」を明確にしたり
 ・実現のために具体化する
 ・実現の手順を組み立てる
 ..などなど
の検討作業が必要になってきます。

ですから、
この状態に対して
したり顔で「ダメ出し」しても
意味がありません。

昔、社会の変化が少なくて
安定した大きな企業が社内の危険分子を
排除するための「ダメ出し」には
一定の意味があったかもしれません。

でも、今は
社会の変化が激しく
他と同じことをやっていては生き残っていけません。

誰もやっていないこと、
前例のないものに挑戦して
行くことが必要なのです。

新しいこと、他と違うことをやるのですから

そこに、
 ・過去の理屈を当てはめたり
 ・成功事例がないと批判したり
 ・具体化の弱さを指摘しても
まったく意味がありません。

この状態の「アイデア」に必要なことは
 ・具体化に必要な組み立て材料
 ・陥りやすい落とし穴の危険
 ・もっと良い方法の選択肢
などをプラスの意見としてアドバイスすることです。

つぶすための「ダメ出し」なら誰でも簡単にできます。

問題なのは..
この「ダメ出し」に負けてしまい
諦めてしまうことです。

間違いなく覚悟が足りません。

「やる!」と決めた人は、どんな「ダメ出し」でも
アドバイスとして受け止めることができます。

注意する点や、考える必要性の指摘ととらえることができ、
人に話すほど、どんどん良くなっていきます。

新しアイデアが浮かんだら
 ・どんどん人に話し、アドバイスをもらい
 ・そのアドバイスを取り込んで図解で可視化して
 ・次に、その図解でたくさんの人の意見をもらう
ということをやってみませんか!

アイデアの完成度が、どんどん高まります!

図解の注意点「フォーカス・ディープ・ノイズカット」

図解:図解の注意点「フォーカス・ディープ・ノイズカット」

図解の注意点「フォーカス・ディープ・ノイズカット」

頭の中の「想い」を
図解しようと考えるときに必要な3つの注意点です。

 1.フォーカス
 2.ディープ
 3.ノイズカット

この3つが重要です。

■1.フォーカス

焦点を合わせることです。
何を書くのか絞り込みが重要です。

図解のアドバイスするときに、
何枚もの文書を出してきて
「あれも、これも図解したい」と言います。

気持ちは分かります。

大きな文字になっていたり
書いてある割合が多い部分に
絞り込んでアドバイスをすると、
「一番言いたいことは、そこじゃないんです」
と言い訳します。

書きたいことの優先度や具体化の
作業が進んでいません。

現状は、材料を集めて
それなりに書いただけの状態です。

でも、自分の中では
文章で書けているから
後は図解して分かりやすくするだけ。
と思っています。

これが、図解のブレーキになります。

図解という表現のテクニックが無いから。
図解のテクニックが難しいから図解できない。
と言い訳することになり、
いつまでたっても図解が上手くなりません。

文章でも図解でも、
 ・一度に
 ・すべてを
 ・1枚に
表現することはできません。

自分の表現したいことが
 ・大きい(抽象度が高い)
 ・たくさん(内容が多い)
場合には
何枚かの文書に分け、組み立てる
ことが必要です。

最初に、一番表現したいことに
焦点を合わせましょう。

■2.ディープ

内容を深めることです。
見ても価値がないことでは意味がありません。

若い時(30代後半)に、
企画書を勉強している女子大生に
企画書のアドバイスを求められました。

彼女の企画書を見ながら
正直に..
「きれいに書けているこで、内容が無い」と
言ってしまいました。

まさに、若気の至りです。

それ以来、音信不通。 

自分には意味があっても
見る人に「見る価値」があるかが重要です。

きれいに表現できていることと
価値ある内容があることと相関しません。

パワーポイントが悪者にされますが、
ここに問題があるのではないでしょうか?

■3.ノイズカット

名前の通り「雑音の除去」です。
企画書など書きなれないと雑音が入ります。

1枚の中に
あれも、これも、それも..
たくさんの内容が入ります。

見る方は、「気持ちは、分かるが..」となり
理解しようとす意識が止まります。

その1枚に書きたいことを定義したのに、
頭の中では、もっと上位概念を描いていると、
定義以外の要素を入れてしまいます。
入れても気がつきません。

これが問題です。

なかなか自分では気がつきません。

表現する内容の定義があいまいだと
アドバイスのしようもありません。

必要なことは、
「何を表現する1枚なのか」を
明確にな定義することです。

図解する場合は、この3つを意識して
内容を絞り込み、価値を高めましょう。

実は、これができれば
自然に頭の中の書く内容が構造化します。

構造化すれば、そのまま図解になります。

図解講座では、
体験から得た、そのテクニックをお伝えします。

知っていれば、戸惑いません。

必要なことは
 ・何を、描くのか
 ・どう、描くのか
知って図解に向かうことです。

———————————-
11月13日(金)東京都内で図解講座

図解の主な目的は考えを整理して、
考えていることの完成度を高める技法です。

11月13日(金)に東京都内で図解講座があります。
そこでは、この手法も解説します。

詳しくは
http://www.teoria.co.jp/semi/index.html/

3つの「型」で図解する手法

図解:3つの「型」で図解する手法

3つの「型」で図解する手法

昔は、いくつかの図解のパターンを作って
図解しやすいようにしようと考えていました。

でも、パターンを使う図解の仕方では
複雑な図解を作ることはできません。

パターンに合えば、図解になりますが、
それでは、本当に図解できるとは言えません。

そこで、昔から作ってきた大量の図解を眺めて
3つの「型」を作りました。

「型」とは?
 ・考えを整理する単位!
 ・考えを表現する単位!
です。

この「型」で考えれば
誰でも図解できるようになります。

ただ、水泳と同じで練習が必要ですが!

3つの「型」で図解する手法のスライドショー
http://www.slideshare.net/hidetoshiikeda/ss-54514019

図解を使って相手の期待を掘り起こす

図解:図解を使って相手の期待を掘り起こす

図解を使って相手の期待を掘り起こす

普通に、図解と言うと、
企画書や提案書を分かりやすくするために
図解で「表現する技術」と思われがちです。

情報の受け手としては
この紹介している図解で言うと
 ・誤って理解したこと 
 ・正しく理解したこと

を元に「図解表現」すると言うことです。

でも、この2つの情報から
誤って理解した部分を補正して表現したとしても
情報の発信者は「そう、それが言いたかった!」と
喜んではくれ無い場合が多いのです。

もらった情報を
「表現する」というアプローチだけでは
相手の期待を表現できていないのです。

喜んでもらえる文書を作成するためには
以下の4つを受けとめることが必要です。

相手の
 1.期待しているは、自覚していないこと
 2.認識しているが、言葉で表現できないこと
 3.言葉にできるが、伝えないこと
 4.言葉で伝えたが、嘘・間違っていること
この4つです。

相手の言葉の中から
その内容を盛り込んで表現して
「これが言いたいんでしょ!」と
言ってあげることです。

ここまで、できないと意味がありません。

こう考えるようになった体験があります。

平成元年に、フリーランスのSEで独立しました。

システムを導入する会社に伺って、
どんなシステムが必要なのか打ち合わせます。

当時、その打ち合わせで詳細な議事録を作ります。
もちろん、内容は確認します。

それを元に、システムを設計し開発します。

開発が終わると、導入テストです。

問題は、ここからです。

議事録で確認した機能を満足していますが...
導入テストで「違う!」と言われます。

これでは、導入できないので
「修正してくれ!」と要求されます。

でも、
議事録を確認すると打ち合わせ通りの機能です。

議事録を広げて「議事録で確認していますよ」と
言うのですが、納得してもらえません。

「そういう意味で言ったんじゃない!」と反論されます。
システムの仕様変更を行い、プログラムの修正になります。

この体験から

顧客の

 「口で言っていること ≠ 頭で望んでいること」

この違いが原因だ、と気がつきました。

そうです、口で言っていることを
漏らさず書きとめてもダメなんです。

実体験から、これが分かりました。

真面目に一生懸命に聴きましたでは役に立ちません。

相手の言っていることの
「間違って言っていること」
を補正して受けとめた上で、

相手の頭の中にある
 1.自覚していないこと
 2.言葉で表現できないこと
 3.伝えないこと
を想像して創造するすることが必要です。

どうやったら、これができるか考えて
図解に行きつきました。

相手の言葉を考える材料として図解します。

図解すると
 ・抜けているところ
 ・重複しているところ
 ・間違っているところ
が見つかります。

ここを尋ねます。

これを繰り返すことで、
相手と一緒に、
相手の頭のなかの期待していることを
文書にすることができます。

こうやって頭の中で考えていることを
整理していくと自然に図解になっていきます。

図解の主な目的は
考えを整理して、
考えていることの完成度を高める技法です。

11月13日(金)に東京都内で図解講座があります。

そこでは、この手法も解説します。

詳しくは

http://www.teoria.co.jp/semi/index.html

図解:図解を使って相手の期待を掘り起こす

この図解は、今紹介した図解の元となったものです。
体験から、だんだんと情報が減っていく・変形することを整理しました。

この元の図を進化させて今の図解になりました。

図解の進化の参考にしてください。

成果につながる稼働時間を減らす4つのムダ時間

図解:成果につながる稼働時間を減らす4つのムダ時間

成果につながる稼働時間を減らす4つのムダ時間

仕事で、時間を無駄にしていませんか?

自分の働いている時間を整理すると
こんな4つの時間があります。

  ・ダラダラ時間
  ・イライラ時間
  ・ボーっと時間
  ・ナイナイ時間

誰にでもあります。

この時間は、成果につながらない無駄です。

頭の中で考えていて、
表面上、前に進まないのなら良いんですが。

良くないのは、
考えていると言い訳しながら
悩んでいるだけで
 ・何も手につかない
 ・何も生み出さない
 ・何も計画できない
 ・少しも前に進まない
という場面です。

目的や目標を明確して
方法や手順を組立て
計画を立てて仕事をする人は
比較的少ない現象です。

この4つに侵されている人の特徴は

 1.仕事を体力でやっている人
 2.初めての分野の仕事を任された人
 3.難しいテーマを任された人

特に起こりやすいです。

わたし自身が、この3つ揃っていました。

図解をやる前は、
上流工程のフリーのSEでした。
自分なりに業務を分析する手法を身につけていたので、
開発は体力勝負の場面が多かったんです。

ある時、取引先から
事業の企画書を手つだってくれと言われた時に、
「自分にはできる!」と
軽く引き受けたのですが...

かなり難しかったんです。

何を、どうして良いか分からない。

どこから手をつけようか?
何を書いたら良いのか?

テーマの全貌が見えないので
 ・成果を定義できない
 ・方法や手順が分からない
 ・取引先の期待に応えたい
 ・大きな成果を上げたい
 ・カッコよく決めたい
 ..
などと、頭の中で巡ります。

悩むだけで、前に進みません。

パソコンに向かって
一生懸命に企画書を作成しようとしますが、
なかなか前に進みません。

でも、取組んでから
1週間たっても
2週間たっても
前に進みません。

何もまとまらないままに、
取引先に行ったことも何度もあります。

そのうち、取引先から
 「どうしました?」
 「何か、まとまった?」
 「期待してるよ!」
 「そろそろ、ものにして欲しい!」
と声がかかります。

どんどん厳しくなっていきます。

それは当然です。
 ・チラシを作成できない
 ・WEBサイトをつくれない
 ・営業が動けない
それぞれの担当が「待ち状態」です。


会社は、慈善事業では無いので
「待ち状態」の社員にも
給料を支払う必要があります。
延びれば経費が膨らんでいきます。

その時の自分を振り返ると
「ダラダラ、イライラ、ボーっと、ナイナイ」
この4つの時間がたくさんありました。

この時の体験から

   図解で仕事を可視化する

と言うことに行きつきました。

この4つの時間は
自分で、自分の思考と行動を
コントロールできていないことから
起こります。

図解すると
自分の思考のコントロールレベルを
高めることができます。

図解で、頭の中を可視化することで、
 ・ヌケに気が付き
 ・ダブリに気が付き
 ・間違いに気が付き
ます。

具体的には
気がついたら修正します。。
修正を続ければ、完成度が高まります。

だんだん良くなっていくことを実感できます。

これができると
この4つの時間を減らすことができます。

伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

図解:伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

仕事も人間関係も、
 ・自分の意志を伝えて
 ・相手の意志を受取って
理解を得たり行動に移したりすることで
成り立っています。

どこでも・誰でも、
上手く「伝わる・伝わらない」という
コミュニケーションの問題がついてきます。

すると..
「上手く伝えるために」どうするか?

伝える方法が重要になってきます。

では、正しく伝えることができれば
全て解決するのでしょうか?

私の体験を、ご紹介します。

新規事業のアイデアを持っている社長がいました。

社員を集めて、
自分の新規事業のアイデアを
熱く語ったそうです。
それも2時間みっちりと。

でも、
誰も理解してくれない。
誰も行動してくれない。

と悩んでいました。

そこで、私に声がかかりました。

池田さんの得意の図解で
私のアイデアを分かりやすく表現して欲しい
と言うものでした。

その社長の話を、やっぱり2時間くらい聞きました。

社長としての経験も長く
魅力のある方です。
熱く語ってくれました。

もちろん説得力もあります。

私にも、社長の熱意は伝わってきます。

でも

何をやりたいのか?
具体的に見えてきません。

社長本人は、頭の中に完成していて
それを表現するだけだと思っているのです。

私から見ると
「思いつき」を、思いついた順に話しているだけ。

内容に整合性が無く
ちょっと質問すると、そこで止まってしまう。

アイデアが、思いついた状態のままで
願望が大きく膨らんだ状態になっていて

アイデアは良くても
まったく体系化されていない。
それを実現するための方法や手順が何も無い。
根拠や裏付けになるものもない。

その無いものを伝えたつもりになって
 ・社員は分かってくれない、
 ・自発的動いてくれない
という悩みになっているんです。

これは
上手く「伝わる・伝わらない」の問題ではありません。

何を伝えるかが問題です。

この「何!」を明確にしないで
上手く伝えようとすることに問題がありました。

今回ご紹介する図解で、
伝わらない代表的な7つの理由
を上げてみました。

前半の
1.「伝えたいこと」を、自分が理解していない
2.「伝えたいこと」が、自分の考えが頭の中で整理できていない
3.「伝えたいこと」の、説明が下手(分かりにくい・専門用語多用)

この3つが図解の守備範囲です。

図解は、
表現技術であると同時に
考えを整理する技術です。

伝える内容が明確なら
伝え方が下手でも伝わる確率が高くなります。

まずは、何を伝えるのか
その「何!」を明確にしましょう。

ちなみに、この新規事業の社長の件ですが、
新規事業のスタートは、
みんなこのような状態です。

ここを起点にして
新規事業を設計するというアプローチで
解決に向かいました。

図解の守備範囲と可能性

図解:図解の守備範囲と可能性
図解の守備範囲と可能性

私が、図解をやるようになった体験があります。

キッカケは、配管CADシステムの開発でした。

デジタイザーというドラフターのような大きな盤に
設計図を貼って座標を取り込みます。
その座標の2点の差と縮尺から実長さを取りだして..
何てことをやっています。
平面図入力して立体図への変換もありました。

はじめは、プログラムの仕様書を文章で書いていました。
データ処理ならそれでも大丈夫でした。

でも、デジタイザーから図面データを取り込む所が
文章では書ききれなくなりました。
書いている自分でも、書いている時は良いのですが
後で読み返してもサッパリ理解できません。

そこで、A3版の方眼紙を横にして
テンプレート(穴空き定規)でデータ構造や操作手順
データの流れなどを図解するようにしました。

こうすることで、
 ・自分の頭の整理ができて
 ・目で見ながら設計のミスを発見し修正し
 ・後から見てもすぐに理解できる
 ・他の人への説明もしやすい
と言うことを体験しました。

その後、平成元年にフリーのSEとして独立したことから
システム開発の提案営業を行う必要がありました。

でも..
でも..

上手く営業トークできないいんです。
しゃべれない
しゃべっても下手

伝えたいことがサッパリ伝わりません。

伝わったと思っても、
全然違う内容で理解されたという場面もありました。

どうしよう..

そこで、当時あった
マックのインスピレーションというソフトで
図解で提案書を作成するようになりました。

まだ、パワーポイントはありませんでした。

しゃべれないので、どんどん図解にのめり込みました。
面白かったんです。

これらの体験から、

 1.発案(自分の考え・アイデアを発想する)
 2.記号化(自分の言葉で表現する)
 3.発信(相手に伝える)

 4.受信(相手が受け取る)
 5.解読(相手が理解する)
 6.行動(相手が行動する)

 7.成果(行動の結果が出る)

人に伝えて、行動してもらい結果を得るには
この7段階があると考えました。

問題なのが、
 ・自分の頭の中にあるモヤモヤとした言葉にできない「想い」
 ・相手が行動して生まれた成果
を比べることです。

言葉にできない「想い」ですから
相手には伝わっていません。

でも、上司と部下の関係だと
上司は「何で、分からないんだ!」となり
部下は「言ってもらわないと分からない」と
なってしまうことが問題です。

私は、図解の守備範囲は
 2.記号化(自分の言葉で表現する)
 3.発信(相手に伝える)
 4.受信(相手が受け取る)
 5.解読(相手が理解する)
この4段階を考えています。

ただ、たくさん図解して
そのコンテンツが蓄積されると
副産物として
 
 「アイデアが出てくる」

ということがあります。

何か現場で発見があると
以前作った、
 ・あの図解の、あそこと
 ・この図解の、ここを
組合わせると..
と発想が広がってきます。
難しかった図解も手早くできるようになりました。

図解コンテンツの蓄積は
間違いなく

「1.発案」を、刺激してくれます。

それと、相手の期待通りの行動をしてもらうために
図解したものを
 ・手順書
 ・チェックリスト
 ・補助ツール
のようにして行動をフォローすることで
ミスやトラブルを減らすことができます。

図解をはじめて30年くらい経ちます。

あっというまでした。

これまで、コツコツ図解してきました。

このご紹介している図解は
10数年かかっていまに至ります。

書いて・直して・使って・直す..
その繰り返しで完成度を上げてきました。

図解をしようとして
難しいと感じておられる方も多いと思います。

短い時間で完成度の高いモノを作成しようとすると
難しいです。

70~80%できたらOKにしましょう。

そして、それを誰かに見せて説明しましょう。

相手の反応と自分の中に生まれる心のモヤモヤが重要です。

たくさんの人に図解を仕事に役立ててもらいたいと思います。

図解講座
 ●日時:2015年7月23日(木)
 ●会場: [東京・大井町]きゅりあん4階研修室

■講座テーマ
 図解の理論と具体的作成ノウハウ

■2大特典
 1)図解制作CD-ROM
 2)図解ビフォー・アフター添削サービス

詳細
http://www.teoria.co.jp/semi/index.html/

手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

図解:手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

手順・パターンに当てはめて図解できる..としたら

もう10年ちょっと前のことです。
東京の田町駅近くで図解講座を開催していただきました。

最初は、20名ほどの会場が用意されていましたが
参加申し込みが多かったのか40名の会場に変更となりました。

参加されたみなさんの前で、図解の理論を解説していきました。

40分くらい経った頃に
唐突に女性が手を上げました。

そして..
「そんな面倒な理屈を聞きに来たんじゃない。
 簡単に図解するパターンを教えて欲しい」
と発言されました。

私は「?」です。

彼女の発言に影響されたのか、
あちこちから
「そうだ、面倒な理屈はいらない」
という声が上がりました。

また反対に
「しっかりした理屈は重要だ」
と言う声もあがりました。

講師の私の目の前で
理屈不要派と理屈必要派が
数人ずつ激しく論争しています。

結構、激しいです。

面白い

不謹慎ですが、そう思いました。

この体験で
「図解って必要とされているんだ!」
と実感しました。

その時の治め方が良かったのか、
参加された数人の方と今も親しくさせていただいています。

翌日、主催者にクレームが入ったとのことです。
内容は
 「もっと聞きたかったのに、聞けなかった」
と言うものでした。

この時の体験から、この図解の右半分を作成しました。

   図解パターン → 図解
 
パターンに当てはめれば図解できる。
と言うものです。

パターンに当てはめれば図解できるでしょうか?

たくさんのパターンを紹介している本もあります。
そのパターンに当てはめれば図解ができると
解説してあります。

でも、それで図解できるでしょうか?

私は、もともとがSEとして配管CADシステムの
 ・データ構造
 ・操作オペレーション
 ・システムの構造
などを手書きで図解していたので
パターンを使って図解したことが無かったのです。

その後も、提案書を図解で作成していました。

パターンに当てはめれば図解できるかも?
と思ってやって見たことはあるのですが、
上手く行きませんでした。

この図解の左半分は

  チェックリスト → 図解パターン

です。

これも良く言われました。
池田さんは、たくさん図解しているんだから
提案書や企画書を作成するための
「取材することのチェックリストは作れないか?」
と言うことです。

何人もの人に言われました。

これは、試してみるまでも無く無理だと思いました。

クライアントに定型的な質問をして
発言を書き出すだけでは無理なんです。

この2つの体験を合わせると

 チェックリスト → 図解パターン → 図解

となります。

もし、これができたらどうなるでしょうか?

 ・誰でもできる
 ・学生バイトでOK

「考える」ことが不要になると言うことです。

こうなるとどうなるか?

誰でも・簡単にできるとなると
 ・考える必要が無い
 ・知識や経験が不要
 ・苦労して考えを整理する必要が無い
 ・仕事が単純作業になる
単純作業は、給料が安い方に流れる

私も、あなたも不要になります!

「考える」ことが不要になることはありません。

なぜ図解するのかと聞かれたら
「考える」ために図解するんです。

 ・アイデアを整理して
 ・内容の完成度を高め
 ・思考や行動の価値を高め

他人や他社との差別化を計り活躍の場を広げるためです。

図解を役に立てて欲しいと思います。

図解の理論と具体的作成ノウハウの概要PDF
http://www.teoria.co.jp/semi/20150723zukai.pdf

http://www.teoria.co.jp/semi/20150723zukai.pdf