「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp
熟練者に依存する体制は業績の上限を決める!

熟練者に依存する体制は業績の上限を決める!

このエントリーをはてなブックマークに追加

図解:熟練者に依存する体制は業績の上限を決める!

こんな体制になっていませんか?

 ・工場で、熟練者に依存する体制になっていたら?
 ・営業で、優秀な営業マンに頼っていたら?
 ・経理で、長く勤める経理マンに頼り切りになっていたら?

もし、その人に
 ・辞められたら?
 ・通勤途中の事故は?
 ・病気で長期入院したら?
そんな危険はありませんか?
このままで良いでしょうか?

できる人、熟練者に頼ったままだと
どうしてもその人に
 ・過度の作業の集中
 ・過大な成績の期待 
となります。

作業が集中し
常に納期やノルマ、時間に追われ、
後継者を育てる余裕が生まれてきません。

問題なのは..
 ●熟練者の作業量が...受注量・売上の上限になってしまうこと
 ●熟練者の熟練度が...品質・精度に大きく影響する
と言うことです。

会社の業績を伸ばすためには、
熟練者に頼る体制を改めなければなりません。

そして、最も怖いのが..
突然の退職です。
 ・工場の技術が辞めれば、技術力は下がります。
 ・優秀な営業マンでは、営業力がガクンと落ちます。
 ・何でも知っている経理の人が辞めると..

今いる優秀な社員が「いなくなったら?」と
頭の中でイメージしてみませんか?

解決策は..
どん仕事も、小さな単純作業に分解することができます。
小さな単純作業なら新人でもすぐに習熟させられます。

出来ない部分、習熟の必要な部分は、
組織でバックアップすることが考えられます。
新人営業マンには、営業ツールで下駄を履かせられます。

ある化粧筆のメーカーは、
生産の最初から最後までを80の工程に分けました。
全行程を一人の職人に任せきりにすると
一人前の技術を習得するまでに10年、20年とかかります。

でも、80の工程に分けることで、
一つの工程を習熟させるには1週間程度でできるようになりました。

それができると新人でも、その部分の即戦力として働けるということです。

すると..
どう頑張ったら、技術者になれるか!
目指す道筋が見えることで、意慾も高まりました。

自分が、優秀な技術者になるための
ロードマップが見えるからです。

20年、30年の経験の長い職人さんに頼り切っていたころは、
職人さんがダメだと言えば、それ以上踏み込めませんでした。
「素人が何言っているんだ!」とお終いにまります。

これだと個人が一人でコツコツやるのなら良いでしょうが..
工場として機能しませんし、
安定した品質の製品を安定して供給することは難しくなります。

全工程を小さな作業工程に分け、練習方法を定義したことで、
職人任せで見えなかた仕事が「可視化」できました。

「可視化」することで、
 ・どこを、どう改善すればよいか?
 ・どの作業が遅れているか?
などという工場の管理に必要な情報が得られ、
先手先手と手を打つことができるようになりました。

仕事の「仕組み化」をすることで、
個人の力の合計の会社の実力から脱皮しましょう。

ハローワークから来た新人に
会社のノウハウを教えて、「できる人」に育てて
業績を上げられる体質に移行することが必要です。

現場の仕事を小さな作業に分解することから始めましょう。
それに必要なスキルは論理思考です。

論理思考は、誰でも知って練習すれば誰でもできるようになります。

————————————————–
■論理思考講座

講座テーマ
「論理思考力の養い方と活かし方」
 
●日時 2018年7月25日(水) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階 第3グループ活動室

  申込・詳細ページ
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC180711.php

講師割引申込書(10,800円引きとなります)

  お申込みは info@teoria.co.jp

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA