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図解と文章の関係

図解と文章の関係

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図解:図解と文章の関係

図解って、どうやれば書けるのか?

一番重要なことは「主張」があることです。

図解ができない理由に
この「主張」が明確でないというのがあります。

よくあるのは
手持ちの情報を、四角や丸、線で結んで
図解表現しているのですが
「それで、何に?」
「何が、言いたいの?」
となり場合です。

図解している本人には、明快な主張があると思っているのですが
その図解を見ても、理解できない言葉が並んでいるだけ
だったりします。

次に重要なことは、主張を組立てる材料です。

この「主張」の
 ・内容
 ・裏付け
を図形や線で構造化するのが図解です。

しっかりした内容、納得できる裏付けを情報として得ること
そして、情報を構造化することで図解になります。

内容が陳腐、構造化が弱いとなると図解になりません。

この構造化は、
一般に言われる、プロットと考えると分かりやすいです。
プロット(plot)とは
 素材となる出来事を語る順番で並べなおしたもの
 出来事を面白く「語る」ために加工したもの
です。

このプロットに、肉付け
 ・根拠となる事実
 ・理解をうながす体験
をストーリー展開することで文章になります。

逆に、文章を要約すると
プロットになり、図解にできます。
これを要約すると主張になります。

図解が、上手く書けないと悩んだ時は、
 ・図解→主張
 ・図解→文章
というように、抽象度を上下して考えましょう。

完成度の高い図解は、この上下が上手くできます。
できないと、
 ・主張に問題があるのか?
 ・組立て材料に問題があるのか?
 ・組み立て方に問題があるのか?
ということが発見できます。

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