図解を一言で言うと..
情報の構造化です。
構造化とは..
単純な要素同士の関係を整理して、構造に組立てること。
そのために、大きく3段階の工程があります。
1.情報の言語化
2.情報の規格化
3.情報の構造化
となっています。
■1.情報の言語化
この段階は、情報を言葉で定義します。
モヤモヤしたアイデアを明確な言葉にします。
この言葉が、情報を構造化するための部品となります。
重要なことは..
潤沢な言葉の材料を集めることです。
この段階が陳腐だと、思い描いた事柄を表現できません。
■2.情報の規格化
この段階は4つの段階があります
2-1 言葉と言葉を組合わせて関係をつくる
「原因→結果」などの要素同士の関係を整理します。
2-2 関係が見えると「ヌケ・ダブリ・矛盾」が見える
関係が見えると「?」疑問が湧き、間違いが見えます。
2-3 見つけた「ヌケ・ダブリ・矛盾」を修正する
間違いは修正すればいいんです。
2-4 関係の完成度が高まる
修正することで関係の完成度が高まります。
この規格化とは、組立ての最小単位(アッセンブリー化)です。
この関係のセットを創るために「9つの基本形」が有効です。
■3.情報の構造化
関係のセットを組合わせていくことで構造化できます。
家を建てる、車を組立てるなどのように
モノを組立てる考え方で思考を組立てるのです。
この構造化の結果が図解となります。
思いつきを書出して、図解パターンに当てはめることで
図解はできますが...
これでは、簡単な内容しか図解表現できません。
図解は「情報の構造化」ということを意識することで、
簡単な内容から複雑な内容まで図解することができます。
どんな複雑な機械でも、小さなボルトやナットの様な
最少単位に分解できます。
逆に言うと、小さなボルトやナットを組合わせていくことで
家でも車でも組み立てることができるのです。
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