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反省とは、実体験から「知恵」を生み出す行為!

反省とは、実体験から「知恵」を生み出す行為!

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20130516zukai

反省とは、実体験から「知恵」を生み出す行為!

失敗から学び、同じ失敗を繰り返さない人と
同じような失敗を繰り返す人がいます。

何が違うんでしょうか?

上司が「反省しろ!」と言っても、
反省でなく、後悔や懺悔をしている場合が多いんです。

反省・後悔・懺悔..どれも似た言葉です。
何が違うんでしょうか?

●反省
 ・振り返って考えること
 ・過去の自分の言動やありかたに間違いが
  なかったかどうかよく考えること。

●後悔
 ・あとになって悔やむこと

●懺悔
 ・犯した罪悪に気づき、それを神仏や他人に
  告白し、悔い改めること

辞書で調べるとこのように違いがあります。

後悔は、
「二度と失敗はしたくない」
と、感情的に思うだけです。

懺悔は、
「未熟な私が原因です」
と、これも感情的に思うだけです。

反省は、失敗したら
「計画に無理があった」
どこに無理があったのか?、
どんどん具体化して、追体験します。
そこから、次に失敗しない「気づき」を得ます。

反省は、状況を具体的に考え生産的です。

必要な事は、
失敗を材料に「何を改善するのか」具体的に踏み込むことです。
これができると経験値が高まります。

「反省」と言いながら、
後悔や懺悔という感情的で抽象的なことをやっている人間は、
成長できません。

反省を「ふり返り」と言い換えても良いかと思います。
積極的で合理的に、
失敗を未来に活かす材料を取り込む作業と考えれば良いのでは!
と考えます。

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コメント

  • 安楽 卓己 より:

    本当に、まとめ方うまいですね。
    とても分かりやすいです。
    勉強になりました。

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