過去の成功と失敗の体験の活かし方で人生が変わる
若い時に、上司や先輩に飲み屋に連れて行ってもらい、
飲ませてもらい、叱られたり、昔話を聞かせてもらいました。
そこで感じたことは
どうでも良い話の中に、
・役に立つ話をしてくれる人
・単なる自慢話で終わる人
がいることに気がつきました。
年齢や社歴には関係ありません。
学歴だって同じ程度です。
違いは..
仕事のできる人、できない人の違いと発見しました。
・仕事のできる人の話は、
酔って騒いでも有益な話が混じっています。
・仕事のできない人の話は、
酔って騒ぐだけで得るものがありません。
それは、受けとめる方の力量かもしれませんし、
仕事のできる人だから、
良いように解釈したとも考えられます。
仕事のできる人は..
現場で体験したことから何らかのノウハウを貯めていて
それを仕事に応用していくように感じました。
困ったことが起きても、すぐに何らかの対処ができました。
方や、仕事のできない人は...
毎日やっているルーチンワークなら安心できるのですが、
不測の事態には、頼りがいがありません。
これは、過去の成功体験と失敗体験を
どう取り扱ったかの違いだと考えました。
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■ 思い出で止めると
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思い出話しだと
・自慢話
・武勇伝
酒の席の話で終わります。
その人の経験は、特別な例で応用が利きません。
昔のことを思い出しながら、
たくさんの脚色が入り
「気持ち良く話す」ことが目的となるので...
1度めは良くても、2度3度と続くと
聞く方は苦痛になります。
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■ 知的資産として活かすと
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知恵のデータ・ベースと定義すると
・過去から積上げた知恵
・未来を考え、築く材料
社内で共有して活用できようようになります。
他で応用できるように抽象的なまとめがあり、
具体的な事例とセットになっているので
その場にいなくても、現場の状況をイメージでき、
疑似体験できました。
仕事のできる人を思いだすと、
昔ですから、ドキュメントにまとめることはありませんが、
ノートを持っていたり、たくさんのメモを持っていたり、
頭の中に体験が整理されていたように感じます。
それを、お酒の席で聞かせてもらっていたのです。
それも、無料どころかお酒付きで..
現場で発見した「知恵」を、ノウハウとして蓄積しましょう!
それは、自分の未来を築く材料になります。
社員の「知恵」を集めれば会社のノウハウになります。
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