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「以心伝心」から「同床異夢」の時代の組織運営

「以心伝心」から「同床異夢」の時代の組織運営

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20130518teoria

「以心伝心」から「同床異夢」の時代の組織運営

「同床異夢」の時代では、マニュアルは重要です。

そして、最も大切な事は..
 ●マニュアルを改善する方になるか
 ●マニュアルに従って作業する方になるか

それは自分で決めて行動しなければなりません。

以前の仕事の仕方は
 ・長時間、一緒に仕事をして
 ・お互いに状況を理解でき
 ・言葉で言わなくても伝わった
「黙ってやれ、しっかりやれ、頑張れ!」
「期待している!」
「あれを、こうして」
と言って通じました。

「以心伝心」が期待でき
「言葉」というコンテンツは最小限で済んだ

 
でも、これからは
 ・ネットが絡んで仕事が見えにくくなり
 ・多様な雇用契約があり(契約・請負・期間・パート)
 ・働く目的も時間も所属も違う
 ・隣にいても考えていることが分からない
 ・外国人や、中高年の常識の通じない若者がいて
伝わらないことが前提で、
「誰が・何を・どのように」明快な役割分担が必要
「言葉」できちんと定義しないと動けません。

「同床異夢」を理解しないと仕事を回せない
これからはマニュアルが大切な時代

でも、今でも
「以心伝心」を期待して応えてくれる人はいるが、
それを期待できるように育てるには時間がかかる。

マニュアルと言うと、単なる作業指示書で
それに奴隷のように従わせる悪者のように
イメージされやすいのですが..

会社の仕事の「標準化」が正しい位置づけです。
社員が、同じ仕事のやり方をしているようで、
Aさん、Bさん、Cさんが微妙に違うやり方をしています。
もちろん結果も違います。

それは、教わった人が違い、経験が違い、工夫した量が違う
そこから来ています。
会社として、どうやれば一番良いのか?!
それをみんなで考えて「標準化」する。

その検討する話し合いが最も重要です。

声の大きい人の意見に合わせるのではなく
合理的に一番成果の出るやり方に統一する。

これが文書になったモノがマニュアルです。

そして、それは固定したものでなく
どんどん最適な内容に書き変えていく!
書き変える人は、仕事の現場での「気づき」を得た人です。
自分の発案で、仕事の仕組みが変わり
成果が出ればみんなから賞賛される。

その土台が、仕事を可視化するマニュアルです。

仕事が可視化されたマニュアルは、改善の土台です。

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