「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp
抽象的な方針のままでは動けない・結果がでない

抽象的な方針のままでは動けない・結果がでない

このエントリーをはてなブックマークに追加

20130523zukai

抽象的な方針のままでは動けない・結果がでない

部下に、このように言っていませんか?
 ・お客様を大切にしよう!
 ・情報の共有化をしよう!
 ・商品の品質を上げよう!
 ・仕事を効率的にやろう!
 ・ムダを無くそう!
 ・地域一番店を目指そう!
 ・顧客第一主義!
 ・コミュニケーションを大切に!
 ・全社一丸となって!
 ・一枚岩で!
 ・みんなで一生懸命やろう!
 ・頑張って成功しよう!
 ・「和」が大切!
  ...
 
これって???
具体的に、何を・どうしたら良いのでしょうか?

抽象的な方針だと..
聞く人によって解釈されてから行動に移されます。

部下Aさんの解釈と、Bさんの解釈が違うと、
違った行動になります。
行動が違うのですから結果も違ってきます。

当然..
 「管理職の想い≠Aさん≠Bさん」
そこで、
 「そんな指示はしていない、何を聞いているんだ」
 「手帳を持って、指示されたことをメモしろ」
と叱っても
叱っている方には意味があっても
叱られている方は、「またか..」と
無意味な時間が続きます。
そして、だんだん嫌になります。

上司の指示が抽象的なレベルで止まっているので、
こんなことになってしまうのです。

当然、優先順位の選び方にも個人差があります。
 ・お客様を大切にしよう!
 ・仕事を効率的にやろう!
で、どちらを優先すべきか???

効率化を優先すると、お客様へのきめ細かい対応を
軽視してしまう人も出てきかねません。

具体的に何をするのか考えましょう。

考える方法は..
例えば「お客様を大切にしよう!」なら
それについての、社内のエピソードを集めましょう。
 ・どう大切にしたのか?
 ・どう喜んでもらったのか?
 ・その時の担当者の気持ちは?
実際の場面を想像できるように具体的に言葉で表現しましょう。

経営理念で、「お客様を大切にしよう!」と言うだけでは、
社員に浸透しません。
エピソードとセットにすることで、しっかり伝わります。

それを、書き溜めることで
 ・会社のノウハウとしても
 ・新人を教育するテキストとしても
有効に活用することができます。

優秀な社員、できるやつと言われるためには、
自分の体験を書きためましょう。
社内の事例を集めましょう。

それは、個人の優秀性を高めるとともに、
会社の資産としても大きな力を発揮します。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA