「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

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問題発生の原因を正しく掴んでいますか?

問題発生の原因を正しく掴んでいますか?

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図解:問題発生の原因を正しく掴んでいますか?

仕事は、人と人のコミュニケーションが土台です。

問題が起こるのは
・上手く伝わらない
・伝えられない
事からです。

この図解は
 ・期待を伝える
 ・期待を受取る
ときの情報の変化の構造です。

私の経験した
・SEとして業務を取材するときの経験
・企画書や提案書を受注するときの経験
ここから、この分析をしました。

若い時は、受信側として
「こんなシステムを、つくって欲しい」というシステムの取材
「こんな企画書を、つくって欲しい」という企画の取材
をたくさんしました。

その時に、真面目に几帳面に議事録を作っていました。
一言も聞きもらさず、聞いて・書いていました。
ちゃんとやっていました。

自分はちゃんとやっているのにと、
上手くいかないのは相手の問題だと思っていました。

でも、相手も「ちゃんと伝えている」と思っています。

発信側は、正しく伝えたつもり
受信側は、正しく受取ったつもり

この双方の「正しいつもり」が問題。

何度も、トラブルを経験するなかで、
何が、どうなって、トラブルになるのかを
整理しようと考えました。

そこで、できたのがこの図解です。
情報を頭に思い浮かべて、伝えて行く段階で
 ・情報が抜け落ち 
 ・誤解が増えて
いきます。

問題の原因は、発信側・受信側の両方にあったので。

このように整理すると見えてきます。
どこから、どう手をつけたら良いか考えやすくなります。

問題が発生する構造を理解できました。

ただ、すぐに完璧な分析はできませんでした。
少しずつ進化させて今のカタチになりました。

この図解は、自分の困った・悩んだ体験を出発点に
どう考えたら解決できるのかを考えた結果出来上がりました。

誰にでも、困った・悩んだ体験はあるはずです。

是非、仕事の現場での「気づき」を書いてください。
書き方は何でも良いんです。
書くことに意味があります。

書くたびに、見える範囲が広がり、
深く追求できるようになって行きます。

ただ、言葉で表現することは難しい...
つい、先延ばししてしまいたくなります。
でも、「未来のために書く!」という覚悟は必要です。

これからは、個人も会社も「選ばれる人・選ばれない人」の差が
ハッキリしてきます。

その差は、どこから来るのでしょうか?
その人でないと、その会社でないとダメ
と所属する会社に思わせる、顧客に思わせる
「違い」を明確に打ち出すことが必要だと思います。

学校を出るだけ、資格をとるだけでは得られない
独自のノウハウを蓄積することが必要です。

そのために、現場で発見して「書く!」事です。

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