部下に指示命令したが
・維持通り動かなかった
・期待通りの成果が得られなかった
ことはあると思います。
それは..
・やらなかったのか?「Do not」
・できなかったのか?「Can not」
どちらも、実行されなかった、成果が出なかった
ということでは同じですが、
その改善や対策は全く異なります。
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■ やらなかったのか? 「Do not」
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やらなかったのは「やる気」にならなかったのです。
「やる気」にならないのは、
やる意味が..
・教えられていなかった
・理解できていなかった
と考えることができます。
相手のレベルに応じて「やる意味」を伝えましょう。
・自分にとっての意味
・会社にとっての意味
・社会のどのような役に立つか
納得することで、意欲的に考え行動することができます。
やりがいを提示しましょう
自分にとっての「やりがい」の意味が理解できていないのです。
分かりやすく教えましょう。
・意味や価値を伝える.目的が理解できると集中します。
・成果への報酬提示..報酬は手ごたえにつながります。
ただ...
どれだけ説明しても理解できない人はいます。
頭の中に、その分野の「概念」がないのです。
その仕事に向かない
根本的な問題です、解決策は1つだけです。
・わかる人と替える..これ以外に解決策はありません。
全員を、同じように意欲ある人材に変えようとしても無理です。
どこかで、線引きすることが必要です。
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■ できなかったのか? 「Can not」
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できないということには2つの理由があります。
・できない理由があります
・やれる能力がない
この2つを区別して対策を立てましょう。
できない理由には、何らかの障害が考えられます。
その障害を取り除きましょう。
・障害解決の応援..障害を取り除けば良いのです。
・環境や道具の整備.仕組みやツールでバックアップしましょう。
例えば...
小さな子供がいるので残業ができない女性社員がいたとしたら?
託児施設を充実させるなどの対策が必要です。
小さな子供もすぐに大きくなります、数年で解決します。
やれる能力がないのは能力アップが必要です。
不足している能力を研修などで補いましょう。
・教育訓練の実施..知識・経験を積み上げればOKです。
・できる人と替える.教育してもダメなら人員配置が悪いのです。
業績が上がらない原因は???
単純に考えると、社員の意欲と能力の不足となります。
でも、経営者が、
そう言って言い逃れをしていては、いつまでも解決できません。
できない人に期待しても無理です。
できる環境を作らないで「頑張れ!」は無理です。
「うちの会社は?」と、考えてみませんか?!
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