「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

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図解講座

「書くこと」で考えることに集中できる

図解:「書くこと」で考えることに集中できる

「書くこと」で考えることに集中できる

パワポに向かって書こうとしますが
なかなか書けません。

頭の中にはあるんだが
上手く表現できない。

誰かに相談すると
・ありのままに書けば
・素直に書けば
・難しく考えずに書けば
...
というようなアドバイスをもらいます。

その時は、分かったような気になりますが
・何を書けばいいんだろうか?
・どこを、どう書こうか?
悩む!

結局、ふりだしです。

30年以上、図解してきた経験から言うと。

頭の中にあるテーマを
「表現しよう」というアプローチに問題がある
ということです。

書きたいことは頭の中にあります。
ただ
 ・部品の断片
・構造の一部

でしかありません。

頭の中だけで妄想していると「できているつもり」。
そこから抜け出せない。
だから、表現しようとなる。

表現しようとしているから
「部品の断片・構造の一部」から
全体像を創り出していこうという意識に
向かっていかないのです。

「表現する」から「創る」
という転換が必要です。

「書く」ことによって
自分の頭の中から紙やパワポという
三人称になり、モノとして
自分の感情から切り離せます。

そこから考えることに集中できるようになります。

頭の中の「部品の断片・構造の一部」を
三人称のモノにして、「突っ込み」を入れましょう。

紙に向かって書くと
・モヤモヤを言葉にして
・言葉同士の関係を
考えることができるので
自然に論理思考して内容の完成度を高めることができます。

考えるとは、「頭の中の潜在的なアイデア」を「顕在化」させる。

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講座テーマ
「企画力・提案力を高める技術としての図解思考方」

●日時 2019年1月16日(水) 10:30-16:30
●会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階G会議室

詳細
https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190102.php
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図解できるようになった2つの性格

図解できるようになった2つの性格

私、池田秀敏が「図解できるようになった2つの性格」
      

私は、昭和58年から図解をはじめました。
配管CADシステムの設計で、文章や箇条書きでの
仕様書作成では難しさを感じたからです。

データが、どこから・どこに・どうなるかなど、
A3の方眼紙に、大量に図解していました。

そうしないと、半年前に自分で開発したシステムでも
細かな点がを思い出せません。
頭の中に、システム全体の構造やプログラム単位の
仕様が浮かばないと改造できません。

特に、次の開発の仕事に入り込んでいると..
文章の仕様書を読み返しても頭の中に
開発内容が、まったく浮かんできません。

図解で残していると
見た瞬間に、「ああ、こうだった!」と思い出せました。

半年後の自分の頭は、今の自分の頭と違います。
もう、他人です。

分かりやすく記録に残しておくことの
大切さを実感した体験でした。

平成元年に独立してからも、その意識がありました。
独立したのですから自分だけが頼りです。

経験したことを自分なりに解明して
記録に残しておこうと考えました。

そこで役に立ったのが2つの性格です。

1.グズグズ

  何か問題があったときグズグズ考えます。
  悩み・後悔・反省怒り・悲しみ・不満

  でも、悩んでばかりでは意味がありません。
   ・背景
   ・登場人物
   ・因果関係
   ・時間経過
   ・構造
   ・関係
   ・感情 などなど
  を、まさに反芻します。

  何度も反芻すると、見えないものが見えてきます。
  だんだん全体像が見えてきます。

2.コツコツ

  見えたことを、コツコツ書き溜めます。

  何が・どうなっているのか?! 
  書くと見えてきます。
  自分の頭の中だけで考えたことの不備が、
  ヌケ・ダブリ・矛盾を可視化できます。
    
  見えたら修正します。
  考えて、修正していくので
  だんだん内容の完成度が上がってきます

  長い文章や箇条書きでは関係や構造を
  表現しにくいのですが
  図解は、そこが得意です。

  図解することで、「グズグズ」考えていることの
  考える質が高まります。
  
  図解で貯まっていくので
  数年たってからも「?」ということがありません。

このグズグズとコツコツで、30年以上図解してきました。

今、論理思考や問題解決などの講師のお声を掛けていただけるのは
こうやって書き溜めた図解コンテンツのおかげです。

誰にでも、現場で考えて「!」はあります。
一生懸命やってきた人には、たくさんあります。

これらの、役にたつアイデアでも
 ・書きためていないと、どんどん忘れます
 ・書かないと、都合の良いように変化します
 ・書かないと、知恵のコンテンツとして完成しません
 ・書いたものが無いと、知恵の商品として発信できません

蓄積が増えていくことで
 ・論理思考
 ・問題解決
のレベルを高めることができます。

たくさんの体験をして考え、乗り越えたアイデアがあるのに
それを使って未来の可能性を広げる材料にできていません。

もったいないです。

論理思考講座では、この蓄積の仕方を
具体的に解説しています。

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■論理思考講座

講座テーマ
「論理思考力の養い方と活かし方」
 
●日時 2018年7月25日(水) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階 第3グループ活動室

  申込・詳細ページ
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC180711.php

講師割引申込書(10,800円引きとなります)

  お申込みは info@teoria.co.jp

言語化と構造化で頭の中のモヤモヤは完成度の高い情報になる

 

言語化と構造化で思考は情報になる図解:言語化と構造化で思考は情報になる

頭の中に、企画アイデアがあるんだけれど..
上手く表現できない。

やっと企画書・提案書にした上司や取引先に見せたら
こんなことを言われてしまった。

 「結局、何を言いたいの?」
 「ごちゃごちゃして見にくい!」
 「どこから見たらいいか分からない」
 「どうしたら、どうなるの?」

これだと、
 ・経営層の合意を取ったり、
 ・関係者の認識を合わせたり、
 ・顧客の納得や契約につなげる
妨げになります。

ここで、図解を使えば何とかなるのではと
考える人がいます。

でも、なかなか上手くいきません。

すると..
 「絵心がない」
 「センスがない」
と言い訳することになります。

企画書・提案書で必要なことは
絵心やセンスは関係ありません。


相手にメッセージを伝えるためには
相手の視点に立ち
 ・言語化:頭の中のモヤモヤを言葉で表現する
 ・構造化:言葉の意味から構造を考える
ことが必要です。

この「言語化⇔構造化」を、ぐるぐる回すことです。

具体的に、どうするのか!

単語や箇条書きを組み合わせることです。
組合わせることが構造化の一歩です。

関連することを組み合わせることで
 ・ヌケ
 ・ダブリ
 ・矛盾
が見えてくるのです。

これ構造化です。

これを繰り返すと
だんだんと、頭の中にあるもやもやを整理し表現することができ
内容の完成度を高めていくことができます。

完成度が高まっていくことで、
自分が何を伝えたいか見えてきます。

見えれば修正できます。

修正する段階で、見える部分が広がります。
広がると、新しい要素が見えてきます。

新しい要素が 見つかったら構造を変更します。

すると..
新たな「ヌケ・ダブリ・矛盾」が見えてきます。
見えたら直せばいいんです。

図解や図解思考というと難しそうですが、
コツコツ試しながら進めると誰でもできるようになります。

問題なのは、パワポに向かって
一度に、完成度の高い企画や提案を描き出そうとすることです。


自分が何を書きたいか、自分で理解できていない状態で
表現しようとすることに無理があるのです。

図解思考の役割

図解:図解思考の役割

図解思考の役割

図解って、どうやったら上手くなるんでしょうか?

そう考えている方も多いと思います。
私自身、そうでした。

解決したい問題を、どうやったら分かりやすく整理できるか?
実現したい目標を、どうやったら実現の設計図にできるか?

と悩んでいました。

でも、悩んでいるだけではできるようになりません。

最初は、本や雑誌の中にある図解をたくさん真似しました。

そこから図解パターンに当てはめれば図解できる!
と考えて図解のパターンを整理するようになりました。

フレームワーク思考という言葉を見つけると
どんなフレームワークがあるのかまとめました。

図解パターンもフレームワーク思考も役に立ちます。
間違いなく、役に立ちました。

でも、それに「当てはまる内容ならば」という制限が付きます。

そこから、図解パターンやフレームワーク思考に
当てはまらない内容をどうしようか考えはじめてから
かなりの年数がたちました。

いろいろ試行錯誤する中から「モジュール」を
組立てる図解思考に行きつきました。

お陰様で、今まで自分でコツコツ積上げた
図解思考方法論を教える講師のお声をかけていただいています。
ありがたいです。

でも、思考や行動を構造で考えた経験が多い人は
「モジュール」を使って組立てる図解思考を
簡単に理解していただけるようです。

思考や行動を構造で考えた経験が少ない人は
図解パターンを使って図解することをお勧めします。

私自身、過去を振り返ると
図解パターンを使ってたくさんの図解を作成しました。
その体験が、今に活きています。

この図解の中の

自分の頭の中の「発案」は
・願望
・感情
・主観
・想像
・自己満足
の状態です。
「頭の中で思い描いた混沌状態」です。

これに図解パターンやフレームワークで立ち向かっても
上手く整理し図解表現できないの場合がほとんどです。

これを「実現の課題」にするために図解思考が役に立ちます。

2019年9月24日(火) 図解の方法論を1日で習得する

講座テーマ
<企画力・提案力を高める技術・図解思考>
図解の方法論を1日で習得する
~PC実習+サンプル図解で図解の思考・表現を実感~

■日時・会場
●日時 2019年9月24日(火) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階第3グループ活動室

https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190912.php

概念化が図解思考の守備範囲

図解:発案を可視化する手順と「図解思考」

図解というと、
丸や四角を書いて矢印で結べばいいと思われがちです。
確かに図解の一つの側面ではあります。

でも、それで図解で表現できるでしょうか?

図解本では図解パターンを使った表現方法が解説されています。

内容は
 ・図形の操作
 ・表現のテクニック
です。

図解パターンに合う内容なら役に立ちます。
簡単に図解表現できます。

でも、図解パターンに頼ると
 ・すぐに限界を感じます
 ・複雑な内容を表現できません
 ・パターンに縛られ発想が広がりません
と私は考えています。

結論は、
「図解パターン」だけでは、
自由に図解できるようにならないということです。

図解するということは、
頭の中にある「考えたこと」を
構造で理解するということです。

言葉で構造化できない内容は
「理解できていない」ということです。

■図解する手順は

1.発案(想い)
  頭の中に、表現したいことがあることが出発点
  表現したいことがないと書けません

2.概念化(図解思考の守備範囲)

  ・言語化(言葉にして)
   実現したい想い・考え・アイデアを「言葉」にする

  ・構造化(カタチにする)
  「言葉」と「言葉」の関係を整理して組み立てる

3.図解表現
  理解と記憶を助けるための表現の補助
  現場をイメージをふくらませる表象

納得できる概念化ができれば、そのまま図解になるのです。

難しいのは「概念化」の部分です。

そして、特に問題なのは、
頭の中にその「概念」が無いことです!

「想い」という願望はたくさんあっても..
それを突き詰めていくと
 ・儲かればいい
 ・幸せになればいい
 ・みんなで頑張ればいい
 ・社会のために
..
というような内容で空回りする場合があります。

書くべき「想い・考え・アイデア」が無いと..
書くことができないのです。

ただ、どんな斬新なビジネスも
最初は「妄想・願望」から始まります。

それを解決するために
 ・良く聞いて
 ・質問して
 ・こうしたらどうですか?
と提案する。

そのために、
 ・考える視点を移動する方法
 ・ヌケ、ダブリ、矛盾を発見する方法
 ・複雑な内容も1枚にまとめて俯瞰する方法
として図解思考が役に立ちます。

図解できない本当の理由「図解パターンの限界」

図解:パターンを覚えれば簡単に図解できる?

昭和58年に図解を始めた頃は、まさに試行錯誤です。
手探り状態、何度もやり直し、長時間かかりました。

若い時は悩みました。
・何を、描けば良いのか分からない
・どう、描けば良いのか分からない

何か、良い方法は無いか?
と考えるのですが、
当時はまだ図解という言葉は一般的ではありません。

図解に関する本もありませんでした。

そこで思いついたのは図解パターンです。
自分で書き溜めた図解集の中からパターンを探しました。

どんなパターンを集めたら効率的に図解できるか?
いつも考えていました。

自己流ではなく何かしっかりした理論が欲しいと思い
たくさんの本を買いました。

そんな図解本・図解思考本には

・5つの図で..
・5つの図解..
・6つの図解..
・7つの図の必勝..
・7つの..
・7つの図解..
・7つの道具..
・10の図解..
・12の図解..

このようなタイトルで、
パターンを使った図解の解説をしています。

これらでは
・チャート:論理の図解
・グラフ:数値の図解
を組み合わせて、5つ、6つ、7つ..と解説しています。

これらを整理したのが、この図解です。
いろいろ変形はありますが、ここに集約」できています。

確かに、
表現したい内容がパターンに当てはめて図解すれば簡単です。

当てはめるのですから、すぐにできます。

ただし、内容がパターンに当てはまればです。

ここで、大きな疑問です?
・パターンに当てはまらない内容は、どうする?
・複雑な内容は、どうする?
です。

結論は、図解できません。

私の考えは、
「パターンに頼ると、すぐに限界を感じる」
です。

「このパターンを覚えれば図解できる」と言っている人は、
・図解パターンに当てはまらない内容
・複雑な内容
を扱っていないのか?
とすら思ってしまいます。

ただ、図解パターンを否定するものではありません。

図解するための基礎力をつけるためには
たくさんのパターンを使って
たくさんの図解の練習をすることが必要だと考えています。

私自身、試行錯誤で図解パターンを使ったことが
今の基礎になっています。

図解パターンは、図解の入り口としては良いと思います。
でも、万能でないことを意識することが必要です。

「9つの基本形」で考える ⑧展開+⑦組成

図解:「9つの基本形」で考える ⑧展開+⑦組成

「9つの基本形」で考える ⑧展開+⑦組成

仕事を構造で理解する「9つの基本形」で考える事例です。

新しい仕事の仕組みや商品を考える時に、
他の仕事の仕組みや商品の成り立ちを参考にできます。

香水には、
複数の香りの成分が含まれています。
その中に、少しの不快な臭いの成分が配合してあるそうです。

香水の成分を、具体化「展開」すると、

香水=香り成分
  + 香り成分
  + 香り成分
  + 香り成分
  + 不快な臭い

です。

これを逆に、すると...

「不快な臭い」に
  + 香り成分
  + 香り成分
  + 香り成分
  + 香り成分
=良い香り
になるというものです。

「香り成分」と「不快な臭い」を組合わせる「組成」
することで「良い香り」になります。

この原理を利用したのが
「農業・酪農用デオマジック」という商品です。
  http://www.cainz.com/shop/g/g4549509188919/

酪農などの家畜の糞尿がある場所では、
近隣に臭いの迷惑をかけることがあります。

消臭剤や芳香剤を使っても限界がありました。
そこで、香水の原理をもとに考えられた商品が
「デオマジック」です。

デオマジックは、
この「不快な成分」を抜いた状態で提供されます。

困った悪臭(糞尿臭)に、
デオマジックを噴霧することで
ナッツ系のほのかに甘い香りに変わります。

ある農場では、
農場の民家側にポールを立てて、空中に噴霧しています。
施設から出てくる「不快な臭い」に
デオマジックの香りを混ぜ込んで良い臭いにします。

少し注意してみると、世の中には
参考になる原理がたくさんあります。
自分でゼロから考えなくても
たくさん使える構造があります。

構造を読み解く手法として「9つの基本形」があります。

私の図解思考講座では、
11月22日(水) 図解思考講座で解説します。

講座テーマ「図解思考でアイデアの価値を高める技術」
~アイデアを可視化して価値あるコンテンツに磨き上げる方法~
<図解CD・ミニ演習つき/先着20名限定セミナー>
http://www.teoria.co.jp/90semi/semi01/index.html

どの職場にも・誰にでもある4つの悩みと原因

図解:どの職場にも・誰にでもある4つの悩みと原因

どの職場にも・誰にでもある4つの悩みと原因

職場に、こんな悩みはありませんか?

 ・顧客の真意を理解できない
 ・伝えたいことを上手く表現できない
 ・相手に正しく伝えられない
 ・会議で議論がかみ合わない

これらは、すべてコストです。
その上、成長のブレーキになります。

仕事は、この4つの原因から問題が発生・拡大していきます。

1.顧客の真意を理解できない

「顧客の発言通りに、頑張りました..」と言い訳していませんか?

これでは上手くいきません。
私は、SE時代にさんざんやり、失敗しました。
打ち合わせ内容をしっかり議事録に書いて
その通りにシステム開発しても「違う!」と言われ
仕様変更を要求されました。

そこから、
 顧客が口で言っていること ≠ 顧客が望んでいること
これを発見しました。

  顧客には
   ●言葉にならない想い
   ●明示されない期待
   ●つじつまの合わない要求
  これがあります。

顧客は、自分の期待していることを、つじつまを合わせて
正しく言葉で表現できないのです。
受け止める方は、これを理解する必要があるのです。

相手の発言を、図解しながら聞くと..
足りない所、つじつまが合わないところが見えてきます。
そこをきっかけに「尋ねる」ことで、どんどん引き出せるようになりました。

相手の期待を確認する..理解  これが必要です。

2.伝えたいことを表現できない

自分の頭の中にあるんだけれど..上手く表現できない。
こんな経験はありませんか?
私は、提案営業するようになって、苦労しました。
わかりやすく表現するには、どうしたら良いのか??
提案書を何度も書き直したり、時間をかけました。
でも、上手くいきません。

悩んだ結果、図解に辿り着きました。

図解するようになって分かったこと
 書けないと言うことは、頭の中に無いんだ!
 あると思っていると表現しよう考えてしまう
 無いと納得することで、「創る」というアプローチができる
と言うことです。

  自分の頭の中には
   ●モヤモヤとした「想い」
   ●整理されない要素が混在
   ●無理な条件への対処
  これを整理する必要があります。

紙に、言葉で書いて、関係を線で結ぶ事で、
全体が見えてきました。
やっていることは図解でした。

自分の頭の整理・まとめ..企画  これが必要です。

3.相手に正しく伝えられない

誰でも、どんな職場にも、「伝わらない」という悩みがあります。
その「伝わらない」が、原因のトラブルもたくさんあります。

以前、2人に同じFAXを送って反応がまったく違うことに
驚いたことがあります。
2人とも、何の思惑もありません。
FAXを見て、相手の頭に浮かんだことが違うのです。
文章では、理解の個人差が大きいと感じました。

誰も、問題を起こそうとしているわけではありません。
ちゃんと聞いても、そこから得られる情報や解釈に個人差があるのです。
そこをしっかり理解することが必要です。

  人の特徴は
   ●興味が無いと読まない
   ●理解の個人差が大きい
   ●理解しないと行動しない
  これがあります。

  
長い文章では、読まないで「分かった・分かった」と言って、
机にしまい込んでお終いということもあります。
自分にとって意味がある文書だと理解してもらい、
理解の個人差を少なくする工夫が必要だと考えました。
そこから、図解になりました。

相手に正しく伝え行動へ..伝達   これが必要です。 

4.会議で議論がかみ合わない

同じ職場で、同じ仕事をしていても、
仕事のやり方・コツには、個人差があります。
担当分野が違えば、想像はできても細部は分かりません。
同じ会議のテーブルについても、細部まで共有することができません。

そんな前提条件の上で、
頭の中にあることを断片的に会議で発言しても、
それが正しく、会議の参加者全員に伝わることはありません。
足りない部分、未完成な部分を追及されます。
発言する方は、追及する意識は無くても
相手は追究された、人間性まで否定されたと受け止めてしまう場合もあります。

個人と個人の頭の中のことを、
不明確な言葉のやりとりで進めることに問題がありました。
頭の中のアイデアを、
 ・分かりやすく表現して
 ・所有者を「みんな」にする
これが必要です。
それを追究したら図解になりました。

 人は、誰でも違います。
   ●事実の認識、情報量が違う
   ●問題の解釈、理解度が違う
   ●行動の選択、解決法が違う
 この違いを認識したところからスタートする必要があります。

みんなの意見の土台を築く..共有   これが必要です。 

すべての仕事は、
可視化しないと協同作業することができません。

自分の頭の中にあるだけでは、
自分がやれる範囲のことしかできません。

組織を創る意味は
一人でできないことを、
たくさんの人のチームワークで
成し遂げるためです。

そのためには、
自分で考えたこと、顧客が考えたことを

 ●思考の構造化
  考えていることを構造設計して
  ロジカルチェックして
  完成度を高める必要があります。

 ●思考の可視化
 考えていることを、分かりやすく表現して
 理解の個人差を減らした状態で
 伝えていくことが必要です。

そのために図解は役に立ちます。 

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■ 2017年7月27日(木)10:30-16:30 図解講座 [東京・大井町]
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講座テーマ「図解で思考し表現する技術」
~企画・アイデアを図解でまとめ 完成度を高める「コツ・ヒント」~
<図解CD・ミニ演習つき/先着20名限定セミナー>

 ●日時 2017年7月27日(木) 10:30-16:30
 ●会場 [東京・大井町]きゅりあん 4階 第3グループ活動室 
 ●講師割引申込書(PDF)をお送りします。

詳細 http://www.teoria.co.jp/90semi/index.html

20枚の図解紹介PDFダウンロードできます。
http://www.teoria.co.jp/90semi/zukai20170727.pdf

モヤモヤしたアイデアを整理しまとめる方法

図解:「9つの基本形」で発想し要素を補ってまとめていく

こんな悩みはありませんか?

・頭の中に、すごい企画ができている
・これなら、みんなに評価される
・あとは、分かりやすく表現するだけ

本人の悩みは、「表現できない」という定義です。

でも、私の
これまでの経験から言うと妄想です。

2時間、熱く語っても内容がほとんどない場合があります。
書かれた長い文章を読んでも要領をえません。
願望がたくさんあるだけですから。

願望を頭の中だけで妄想してるので
「できたつもり」となっているのです。


解決策は、紙に書くこと。
ただ、妄想状態では言葉にできません。


でも、どんなビジネスアイデアも妄想から出発します。


ダメなのは、自分の頭の中の妄想から抜け出せず
「表現しよう!」というところから抜けられないことです。

紙に、言葉で書けないものは
「頭の中に無い!」と理解しましょう。


では、どう解決するか!

そのための方法論として
「9つの基本形」を考えました。

思考を可視化して完成度を高める方法です。

「9つの基本形」とは

 ●比べる  
  1.対比      
  2.対立
  3.親和

 ●並べる
  4.因果
  5.移動
  6.段階

 ●組み立てる
  7.組成
  8.展開
  9.包含

この9つです。

言葉の要素同士の関係のモジュールを組立て
図解で情報を構造化する基本です。

言葉を書き出して、「9つの基本形」を使って
関係のモジュールを組立てることで
 ・ヌケが見えます
 ・ダブリが見えます
 ・矛盾が見えます
見えれば直せばいいんです。

どう直すか?
「ヌケ・ダブリ・矛盾」について質問します。
自分や回りにの人から、新しい情報を得るのです。


聞いて直していきます。

聞いて直すことで
要素と要素の関係のモジュールの完成度が高まります。

完成の高い関係のモジュールを組み合わせることで
複雑な内容でも構造として組立てることが出来ます。

これが思考の整理です。


そうです。
思考の整理と言うと、箇条書きを書き出して
図解を使ってまとめて行くと考えがちです。


でも、問題なのは..
自分の頭の中にある情報を書き出して整理するだけではダメ。


なぜなら
自分が良くても、相手にとって価値があるかどうか?
ということです。


必要なことは
自分の知らないことを「問い」を立てて、
情報を集めていくことなのです。

そうです
自分の知らないことが必要なのです。

そのための視点の移動のガイドが「9つの基本形」なのです。

この「9つの基本形」を使うことで
 ・言葉にする
 ・広げる
 ・深める
 ・まとめる
この4つの作業をするのです。
繰返すことで情報の価値を高めることができます。

ユーチューブで解説しています。
【図解思考】思考を整理しまとめる「9つの基本形」
https://www.youtube.com/watch?v=SWsS_sF3EDw&t=619s

「9つの基本形」の組合せで何でも図解できる

図解:簡単な内容も複雑な内容も「9つの基本形」で図解できる

図解というと..

よくあるのが
「このパターンを覚えれば図解できる!」です。
確かに、簡単なパターンに合致する内容なら簡単。

でも、頭に浮かんだことは
パターンに当てはまらない場合がほとんど。
パターンを覚えても、すぐに限界を感じます。

図解の本質は、「関係の整理」です。

言葉で表現した、
・2つの要素の「関係」を洗い出し
・その関係同士を組合わせる
ことで、どんなに複雑な内容も図解で構造化できます。

その「関係の整理」のための
最小単位が「9つの基本形」です。

これは
・視点を移動し思考する「型」
・論理だてて表現する「型」
です。

図解は、
・思考の完成度を高めること
・分かりやすく表現すること
に役に立ちます。

頭に浮かんだアイデアを
「9つの基本形」に当てはめると
・抜けが見えてきます
・重複が見えてきます
・間違いが見えてきます

見えるので、修正すればいいんです。
・抜けていたら、取材で埋める・アイデアを追加する
・重複していたら、どちらか選んで削除する
・間違っていたら、整合性を確認する

これを繰返すことで、だんだんと完成度が高まります。

この完成度の高まったモジュールを組み合わせることで、
・簡単な内容の構造化から
・複雑な内容の構造化まで
できます。

家や車と同じです。
部品点数が多くても
最小単位の部品は小さな単純なものです。

複雑なものは、部品点数が多いだけなのです。

この構造化する高める手法が「図解思考」なんです。

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<提案営業マン・技術営業マン・社内企画者向けセミナー>
問いを立てる技術・組み立てる技術
~企画・提案の価値を高め顧客満足を引出し業績拡大へ~

■日時・会場
●日時 2020年5月14日(木) 10:30-16:30
●会場  [東京都内] 計画中

詳細資料PDFダウンロード
http://www.teoria.co.jp/20200514.pdf

生産管理システムの企画の図解も
関係を整理して、組立てることで図解できます。

図解」生産管理システム企画