みんなの知恵と力をあわせる「仕事のプラットフォーム」前編
仕事の現場で
このようなことは起きていませんか?
・同じようなミスが繰り返される
・小さなトラブルが大きくなってしまう
・製品の品質にバラつきがある
・残業が当たり前になっている
・業務がブラックボックス化している
・業務の全体を知っている人がいない
・問題が起こっても対処療法しか対策が立てられない
・仕事が特定の人に集中してしまう
現場には、様々な悩みがあります。
これらの悩みは、時間がたっても
自然治癒することはありません。
放置しておけばいつまで経ってもそのままです。
その上、
経営者が頑張るだけでは
解決できるものではありません。
上から目線で
「やる気をだせ!」
「しっかりしてくれ!」
「注意力が不足なんだ!」
と精神論や抽象的な指導をしても再発します。
意味がありません。
では、どうやって
それを改善していくのか!
これさえやれば解決できるという特効薬はありません。
解決するために必要なことは
現場でより良い成果を生み出すための
「仕事のプラットフォーム」です。
これが、改善を積上げる土台となります。
この土台に
現場で担当者が顧客と接していて
気がついて、工夫していくことで
コツコツ積上げていくことです。
そのために必要なことの中心が
「経験学習」です。
現場で
・気がついて
・考えて
・工夫する
ことの連続です。
土台に積上げる工夫は
●成果のでる手順(ステップ)
・工程改善..無駄を減らし生産性を高める
●上手くやる方法(ノウハウ)
・作業改善..上手く作業するコツ
・環境改善..設備やツールで上手くやる
この2つで積上げます。
でも、積上げるためには
仕事が「見える」ことが必要です。
誰もが、
自分は「仕事を知っている」と思っていますが、
各自が自分の頭の中に描く
仕事についての定義は大きく違います。
違ったままで会議をしても、
・自分は正しい
・相手は間違ている
と議論の空中戦になりがちです。
必要なことは、議論を地上戦にすることです。
仕事の手順や方法を紙に展開してあると
みんなで紙を見ながら
・ここが違っている
・ここが無駄だ
・ここが抜けている
・この手順を、こうしよう
と具体的に改善案を出すことができます。
そのために必要なことが仕事の設計図です。
現場の仕事をオペレーションレベルで
「行動設計」をしましょう。
会社の業務の全体を、階層構造で設計すると
仕事を覚えていくロードマップが出来上がります。
ロードマップができると新人を即戦力化できます。
優秀な人が欲しいと悩まず
ハローワークから採用した普通の人を
「仕事のプラットフォーム」の上で
優秀な働きをして成果を出してもらうことができます。
以降は、後編へ
この「仕事のプラットフォーム」を使って
組織を成長させる方法論を解説します。
11月18日(金)に東京・船堀で
「チームを成長させる問題解決の基盤創り」
講座があります。
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC161112.php