頭の中に、企画アイデアがあるんだけれど..
上手く表現できない。
やっと企画書・提案書にした上司や取引先に見せたら
こんなことを言われてしまった。
「結局、何を言いたいの?」
「ごちゃごちゃして見にくい!」
「どこから見たらいいか分からない」
「どうしたら、どうなるの?」
これだと、
・経営層の合意を取ったり、
・関係者の認識を合わせたり、
・顧客の納得や契約につなげる
妨げになります。
ここで、図解を使えば何とかなるのではと
考える人がいます。
でも、なかなか上手くいきません。
すると..
「絵心がない」
「センスがない」
と言い訳することになります。
企画書・提案書で必要なことは
絵心やセンスは関係ありません。
相手にメッセージを伝えるためには
相手の視点に立ち
・言語化:頭の中のモヤモヤを言葉で表現する
・構造化:言葉の意味から構造を考える
ことが必要です。
この「言語化⇔構造化」を、ぐるぐる回すことです。
具体的に、どうするのか!
単語や箇条書きを組み合わせることです。
組合わせることが構造化の一歩です。
関連することを組み合わせることで
・ヌケ
・ダブリ
・矛盾
が見えてくるのです。
これ構造化です。
これを繰り返すと
だんだんと、頭の中にあるもやもやを整理し表現することができ
内容の完成度を高めていくことができます。
完成度が高まっていくことで、
自分が何を伝えたいか見えてきます。
見えれば修正できます。
修正する段階で、見える部分が広がります。
広がると、新しい要素が見えてきます。
新しい要素が 見つかったら構造を変更します。
すると..
新たな「ヌケ・ダブリ・矛盾」が見えてきます。
見えたら直せばいいんです。
図解や図解思考というと難しそうですが、
コツコツ試しながら進めると誰でもできるようになります。
問題なのは、パワポに向かって
一度に、完成度の高い企画や提案を描き出そうとすることです。
自分が何を書きたいか、自分で理解できていない状態で
表現しようとすることに無理があるのです。