仕事の現場で、
何か、「困った現状」が発生した時に、
論理的に考えて対策しているでしょうか?
必要なことは、
●今を見据えて現状把握
現在の状態は、どうなっているのか?
●過去に遡って原因分析
因果関係から、原因を究明する!
●未来を目指し課題設計
目標を実現するためのロードマップを描く
と考えます。
これに必要なこととは、何でしょうか?
1.人の話を理解する
2.事実を整理する
3.自分の考えをまとめる
4.自分の意見を伝える
この4つの基本的な素養です。
でも、この基本的なことが難しい。
1.人の話を理解する
簡単そうですが...
・依頼したことを理解してないよね
・そう言ったつもりじゃないんだけど
など、言ったこと・言われたことありませんか?
「口で言っているコト ≠ 心で望んでいること」
これを理解することが難しい。
2.事実を整理する
これも難しい…
・そこ本質じゃないよね
・見た目はきれいだが、役に立たない
など..
見えの前に、見える状態しか理解できないと
問題発生の本当の原因が分かりません。
分からない状態で整理しまとめても役に立ちません。
3.自分の考えをまとめる
自分の考えをまとめるというと簡単そうですが
・それで解決できるの
・話が飛躍し過ぎじゃないか
など..
役たたない考えをまとめても意味がない。
価値ある発案をして、
問題を解決する道筋を設計できていないと意味がない。
4.自分の意見を伝える
良い考えを持っていても、伝わらないと意味がない。
・結局、どうして欲しいの
・もっと分かりやすい企画書にならないか
など..
企画書・提案書などをしっかり作って
プレゼンすることが求められますが..
自分の考えを分かりやすく伝えることが必要。
これら状況を改善するには
5つの「力(スキル)」を身につけることが必要です。
1.受信力:発言の言葉に惑わされず、真意を読み解く
2.分析力:問題を構造で理解し、真因を探りだす
3.企画力:正しく目的を掴み、価値あるアイデアを企てる
4.設計力:目標実現の道筋を設計する
5.伝達力:提案やプレゼンの表現力を高める
この5つの「力(スキル)」は、論理思考を土台としています。
現場では、日々問題が発生します。
解決し続けることが仕事です。
ネット社会になって、問題は複雑になり見えにくくなりました。
「できる人」は、論理思考を基礎に
過去に蓄積した知恵を材料に未知の問題に取組んで
最適解・納得解を導き出します。
論理思考というと難しそうですが基本の「型」や「コツ」があり、
練習と蓄積よって誰でも確実に高めることができる能力です。
「型」、「コツ」を事例をもとに理解することで、
現場で「気づき・考え・工夫した」ことを蓄積することで
問題解決力を高めることができます。
日々の現場で「蓄積」をして行くことで、
問題解決力を高めていくことを目指しましょう。