「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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図解講座

文書作成のプロセス

図解:文書作成のプロセス


文書作成のプロセス

頭の中のモヤモヤを言葉にするには、
思いつく言葉を書き出しながら
少しづつ言葉にして体系化して行くことが必要です。

文章でも図解でも、表現する手順は同じです。

●第一段階目は、この2つです。

・主張を決定
(何を書くべきか決める)

・情報を収集
(必要な情報を集める)

どちらが先になるかは、その人によって違います。
その人の、そのテーマに対する情報量でも違います。

主張が先に決まっている場合
何を主張したいか明確に固まっている場合は、
それに沿って必要な情報を集めます。

主張が決まっていない場合
気になる情報を集めながら考えます。
情報が集まってくると、だんだん見えてきます。
本質を掴むことができます。
手に入れられる情報の質と量が大きく影響します。

たとえ、主張が先に決まっていたとしても、
一枚の文書で主張することが
変化する場合が2つあります。

一つ目は、
情報を集めることで、新しい発見があり
より良い主張に変わることです。

二つ目は、
主張のサイズが大きいので、
小さな単位の主張に分割して行く時です。

主張を決定すること、
情報を収集することを
行ったり来たりしながら考えます。

●第二段階目は

・論理構造を決定
(主張の証明の設計)

・部品を作る
(意味の単位に組立てる)

集めた情報をもとに主張の証明する
組立てを行います。

頭の中で思い描いてきたことを
紙に書き出すと見えてきます。

何が見えてくるのか..
・証明に必要な論理構造が弱いこと
・材料が足りないこと
・根拠の合理性の弱さ
です。

そこから、やることは
論理構造を組み替えたり
組立てる部品をつくりだすことです。

部品を創りだすと。
新しい論理構造を組立てられます。

論理は、組立てる部品に左右されます。

誰でも、自分の持っている情報でしか
合理的に組立てることができません。
それを限定合理性と言います。

論理構造を決定すること、
部品を作るを
行ったり来たりしながら
論理構造と部品を充実させます。

この二段階をへることで、
表現したい内容の完成度が上がってきます。

図解でも文章でも手順は同じです。

図解は、文章を要約したものです。

私の定義では
「図解は、論説文のダイジェスト版」です。

池田さんの図解は、分かりにくい..

図解:難しいテーマほど図解の出番

池田さんの図解は、分かりにくい..

私たちのプレゼンは、
1枚に5行くらいの箇条書き
それだとパッと見て理解できるだけど
池田さんの図解だと
パット見ただけで分からない
 
このように言われることがあります。

そうです。
間違いないです。
私の作っている図解には
分かりにくいモノがたくさんあります。

私の作っている図解には
分かりにくいモノがたくさんあります。

実は、私も
数行のパワーポイントをたくさん作っています。

松下幸之助氏やドラッガーの本からの引用です。

考え方や方針を示すには
複雑な図解は必要ありません。

A4版1枚に数行の箇条書きが有効です。

でも、この右の図のような
「人材マッチングシステムの概要」のような
仕組みを正しく伝えるためにどうしたら良いでしょうか?

左の箇条書きでしょうか?
右の図解でしょうか?

もし、図解を使わないで
数行の箇条書きのパワポを使ったとしたら?

もう、見るに堪えないくらいの枚数になります。
誤解されないように注意するほど枚数が増えます。

50~100枚くらいでしょうか?
サンプルとして書いてみる気もしません。

説明されていて..
もう勘弁してくれとなります。
いつまで続くのとなります。
その上、枚数が多くなり過ぎると全体が見えなくなります。

図解で書くと
A4版1枚で全体像を表現できます。

その上、こんな良いこともあります。
 ・全体を見渡し
 ・細部の理解に進める
 ・足りない部分、間違っている部分発見
 ・全体像を確認しながら修正できる
これが良いんです。

図解にすることで、みんなで全体を見渡し、
弱い所を見つけてみんなで直していけるんです。

箇条書き表現と図解表現は出番が違うんです。

■箇条書きは
 何かの概念や方針を示すだけなら有効です。
 変に、箱に入れることも不要です。
 数行の箇条書きの方がわかりやすいです。

■図解は
 仕事の仕組みや構造を示すことに有効です。
 登場人物を明示し、それぞれの関係をつなぎ
 関係同士が、どうつながるのかを構造化します。
 
 難しいテーマほど図解の出番です。

実は、一緒に論じることに無理があるんです。

図解ができるようになっていく経過

図解:図解ができるようになっていく経過

図解ができるようになっていく経過

図解は、
 ・頭に浮かんだアイデアを整理する技術
 ・整理したアイデアを表現する技術

です。

「技術」ですから練習すれば上手くなります。

これは、間違いありません。

でも、練習量に比例して
上手くなっていくわけではありません。

書いても、書いても、
上手くなったと感じられない期間が続きます。

どんな技術でも習得する時には、時間がかかります。
練習しても上手くいかない時期が続きます。

野球のようなスポーツでも囲碁や将棋でも
同じようなことがあると思います。

上手くならない期間が続き、
いつになったら上手くなるのか?
悩むこともあると思います。

この期間の練習量と蓄積が、
後にやってくる成長期の伸びを決めます。
 
ここで、やっても上手くならない
ここで焦ったり投げ出したりしてはダメ。
 
蓄積期から成長期への転換が
100枚だと考えています。

100枚あると、いろいろなパターンを経験できます。

図解に取組む時に、
 ・過去の図解を下敷きにする
 ・複数の図解を組合わせる

ことができると、ずいぶん楽になります。

100枚、頑張って書きましょう。

ただ..
しっかり考えてた図解を作成しないと..
意味がありません。

良くあるのは、適当に箱や矢印を書いて
図解もどきをたくさん書いて「図解した」ということです。

これだと蓄積する期間が長くなるだけです。

100枚、頑張ればあっというまです。

仕事の実力を決める8つの要素

図解:仕事の実力を決める8つの要素

以前、関係した会社で外国の大学を出てベンチャー企業を
立ち上げた人がいました。
その人は、周りの人が馬鹿に見えるのか?
自分の考えが一番正しいと考え、他の人の意見は聞きませんでした。

確かに、CPUとしての能力は高いのでしょうが...

企業に必要な能力には、いろいろな分野があります。

会社経営のすべてに精通して高い能力を
発揮できる人はどれだけいるでしょうか?

彼は、自分の知らない・経験の無い分野でも、
自分の考えが正しいと考えていたのだと思います。

確かに、CPUとしての高い性能を持った頭なら、
人が習得に10年かかることでも、
頭の良い彼なら3年で済むかもしれません。
どんな分野でも人より早く実力をつけることができると思います。

でも、会社を運営するすべてを、
自分ひとりでこなしていくことは難しいし効率も悪くなります。
何もやっていない分野ならゼロです。

でも、「自分の方が優秀だ..」と周りの意見を聞かなくなります。

結局は、そのベンチャーはあっというまに頓挫しました

誰もが、素質・能力・経験・実力が違うのです。

この体験から
「仕事の実力を決める8つの要素」の図解ができました。

一面だけ見て、仕事の優劣を判断することは危険です。
自分の判断基準は正しいのか?、常に考えることが大切です。

人の能力は、この8つの要素の総合力なのです。

1.人生の目的が違う
  人生の目的や目標が計画なら、一生懸命頑張れます。
  頑張れる意味がしっかりしていると辛抱できます。

2.受取る力が違う(パソコンでは入力装置)
  聞く力・読む力・感じる力...情報の収集能力が違う。
  相手の気持ちまで読み取れないと意味が無い...感じる力が弱いと不幸になる。

3.人脈が違う(パソコンではインターネット)
  人脈や協力者の広がりが違う。
  名刺交換した数ではない、個人としてどれだけの人が協力してくれるかが違う。

4.頭の性能が違う(パソコンでは演算装置(CPU))
  頭のよさ、スマートさ、本質的な頭のよさが違う。
  やっぱり、頭で考えられることしか行動できない。
  でも、頭が良いだけでは...

5.考える力が違う(パソコンではOSとアプリケーション)
  仕事を処理する能力、発想法、企画力...その訓練・経験が違う。
  これからは頭で、どう考え、どう表現し、どう実行していくか..考えることが差別化になる。

6.知識・経験が違う(パソコンでは外部記憶装置、データベース)
  体験から蓄積された情報の有無は大きい。
  考える・判断する材料、少ない材料で判断すると、より良いレベルの思考や判断ができない。
  知識・経験が少ない、誤った情報を持っていたら?

7.伝える力が違う(パソコンでは出力装置)
  伝える力・書く力・話す力....情報発信能力は重要となる。
  多くの人の協力を得られるためには、プレゼンテーション能力は必要です。

8.行動力が違う(パソコンでは運用)
  自由に行動できる体力や、積極的に動き回る行動力が重要。
  計画に沿って実行する気力・意思・やりきる力が重要。 

より良い仕事ができるように成長したいと考えたら
この8要素を磨いていくことです。

頭のCPUが低かったら知識・経験のデータベースを
充実させて行けば良いと思います。

これからは、社会人として40年以上働くことになります。
どんな仕事でも10年、20年と蓄積して行けば、
それなりのものがたまって行くはずです。

私は、仕事の現場で気づいたことを図解して蓄積してきました。
現在、たくさんの図解コンテンツがあります。
何かあったら、そこから選んで組合わせると
問題解決のストーリーを組立てる事ができます。

頭のCPUが低くても、コツコツやれば
誰でも・何でもできると思います。

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社会人をスタートする、最初の会社の、最初の研修は
若い人にとって「仕事って何!」に大きな影響を与える
大事な一歩だと思います。

研修で、
 ・どう仕事に取り組んだら良いのか?
 ・どう考えたら良いのか?
 ・どう勉強したら良いのか?
 ・どう生きたら良いのか?
学んで欲しいと思います。
みなさまの研修の材料の一つにしてもらえたら嬉しいです。

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あなたの中のダイヤの原石を磨きあげる方法

図解:あなたの中のダイヤの原石を磨きあげる方法

あなたの中のダイヤの原石を磨きあげる方法

大きな会社には「追い出し部屋」があるそうです。
そこに移動させ精神的に追いこんで希望退職に応じさせる。
怖い時代です。

もう昔のように、一つの会社に定年まで
「勤めあげる」ということは難しい時代です。

■会社も社員も変化が求められる時代

社会は変化しているのですから
会社は、それに合わせて変化しないと生き残れません。
社員も、年齢・経験によって変化していきます。

商品は変化し、仕事の仕組みも変わります。

会社と社員の変化が対応していれば良いですが、
ミスマッチが必ず発生します。

そのミスマッチを無理して会社にぶら下がっても
自分の人生の無駄使いになってしまいます。

もったいない

■経験を「知恵」にして商品化しませんか!

あなたの経験はダイヤの原石です。
 ・解決した失敗
 ・克服した悩み
 ・教えて喜ばれたこと
 ・他人に褒めてもらったこと
これは誰にでもあります。

優秀な人は、
 ・たくさんのメモを書いていたり
 ・ノートを持っていたり
 ・頭に整理されて入っています
何か問題があると、そこから引出して使います。

でも、この状態だと自分で使えるだけです。
会社を変わったら、使えません。
赤提灯の武勇伝になってしまいます。

自分の経験をソリューション(問題解決手法)として
書き溜めると商品になります。

会社を越えた業界で、若い人に教えられます。

■商品が明確になると組合わせられます

自分に得意が商品になると、他の人の商品と組合わせ
出番を増やすことができます。
「○○を、応援してください」と声がかかります。
「○○だったら、任せて!」と自信を持って言えます。

一人でやっていると、弱い所で足きりされます。
その弱い所が上限になります。

定年退職した人の実例です。
大きな企業のマーケティング部長だった人が、
定年後にまったく声がかからなかったんです。
メールの返信など、マメな連絡ができなかったことと、
中小企業で大企業のマーケティングが使えるか??
明確に商品として打ち出せていなかったからです。
こちらから引出すとか、出番を作れば実力発揮できるのですが..
もったいないです。

自分の商品が明確になっていたら出番が増えます。

これからは、誰もが
 ・何ができますか?
 ・どんな成果を約束してくれますか?
 ・実績や裏付けはありますか?
と問われます。

会社員も自営業も同じです。

会社員は、期待する仕事ができなかったら退職勧告されます。
それは普通のことです。
社員が辞める権利があると同じレベルで辞めてもらう権利があります。

自営業なら仕事の声がかかりません。

変化する社会で、
出番を広げて
充実した人生を築く鍵は..

日頃の経験を「言葉にして」書き溜めることです。
書くことは考えること。
考えることで経験が使える「知恵」として残ります。

現場の経験が「知恵」として積み上がると
他の人と違う「強み」になり声がかかりやすくなります。

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図解講座のご案内

 人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術
  ~図解CD・演習付~

株式会社 情報機構 様 主催

開催予定
●日時:2014年11月17日月曜日  12:30-17:30
    2014年11月18日火曜日  10:30-16:30

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室

<講師割引適用について>
参加ご希望の方は、以下のメールアドレスに
メールをお送りください。
左の「講師割引申込用紙(PDF)」をお送りします。

  info@teoria.co.jp
  ——————————
  件名:【講師割引申込用紙】
  氏名:
  メールアドレス:
  ——————————
  
・割引額はそれぞれの下記料金より、
  1名ご参加の場合
    ¥10.800円引き、
  2名以上参加の場合
   通常の同時申込割引から更に1名につき¥2160円引きとなります。

講座の内容は
http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

仕事の「可視化」って何だ?

図解:図解の対象は「思考・行動」

仕事の「可視化」って何だ?

仕事の「可視化」とは、より良い仕事をするための手法です。

部下に仕事の指示をしたのに、期待通りに動いてくれない。
上司の指示が、あいまいで動けない..
自分で考えて動いたら「そんな指示はしていない」と言われた。
そんな経験はありませんか?

誰もが「一生懸命やっている」と思っています。
指示通り動いている、しっかり指示している、
と思っています。

■「仕事って何か?」整理すると

仕事の流れを整理すると
 1.目的に明らかにし
 2.目標を定めて
 3.作業を組みたて
 4.人と協力しながら
 5.行動して
 6.目標を実現する
となります。

ここで、この流れの1~6を機能に分けると
 ・考えること(1・2・3)
 ・伝えること(4)
 ・行動すること(5・6)
と、大きく3つに分けられます。

どんな仕事も、
はじめは実現すべき「あるべき姿」が
 ・誰かの頭の中にあり
 ・これを言葉にして、
 ・伝えて、作業を計画し
 ・行動する
と、なります。

仕事でもっとも重要なことは
頭の中にあるアイデアを可視化することです。

■頭の中のアイデアを可視化することは

しっかり伝えようと、言葉を並べたけれど
上手く伝わらない体験があると思います。

実は、自分の頭の中にあることを
表現するのは難しいんです。

自分は
 ・何を考えているのか?
 ・どのように考えているのか?
 ・どうしたいと考えているのか?
なかなか上手く表現できません。

イギリスに
  考えていたことを
  上手く言い表せた時にはじめて
  自分が何を考えていたか
  見えてくる。
という諺があります。

アイデアを可視化すると言うことは
伝えたい内容を言葉や図にして外部化することです。

■可視化すると仕事のレベルを底上げする

可視化の利点は、見える事による
仕事のレベルを上げることです。

仕事で使う簡単なものでは
 ・チェックリスト
 ・作業手順書
などのマニュアルです。

これらは要するに、やるべきこと(行動)の可視化です。

一度、可視化して置くと
次回からは、その通りにやれば良いのです。
戸惑わなくまります。
新人にも教えやすくなります。

もし、想定外のことがでたら
それを盛り込んでマニュアルをより良くできます。

頭に浮かんだ新しいことを始めるときは
そのアイデアを
 ・書くと、見えます
 ・見えると、不足や間違いが見えます
 ・見えると、みんなが意見を言えます。
 ・みんなの意見を取り入れるとどんどん良くなります
そうすることでアイデアの完成度が上がります。

仕事のレベルを上げていくには
「仕事の可視化」が必要です。

現場での気づき、失敗からの学びをもとに
 ・成果の上がる手順(プロセス)
 ・上手くやれる方法(コツ・工夫)
可視化して積み上げることで会社の「知的財産」になります。

何も積み上げてい無いと..
いつまでたっても「優秀な人が欲しい..」と
嘆き続けることになります。

仕事の可視化は
「知的財産」を積上げる土台になり、
会社の年数が上がれば、あがるほどノウハウがたまりまる。

図解講座のご案内

 人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術
  ~図解CD・演習付~

株式会社 情報機構 様 主催

開催予定
●日時:2014年11月17日月曜日  12:30-17:30
    2014年11月18日火曜日  10:30-16:30

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室

●本講座ホームページアドレス
 
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC141106.php

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  1名ご参加の場合
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講座の内容は
http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

文書を理解して図解する手掛かり:「内容」を分析

図解:文書を理解して図解する手掛かり:「内容」を分析

文書を理解して図解する手掛かり:「内容」を分析

分かりにく文書、長い文章を
簡単な要約にしたり図解にして
相手の理解を得たいと思う場面があると思います。

でも、文書をどこから・どう整理していったら良いか?
なかなか手がつけられません。

要約も図解も、文書に書かれていることを
正しく理解することが必要です。

そのために..
文書には、「何が書いてあるのか」を
要素に分けました。

文書の内容を整理する参考にしてください。

まず、
文書の目的は
自分の「主張」を読み手に理解してもらうため

そのために、
「○○なんです!」という
一つの「主張」が必ずあります。

そして、
その「主張」を理解してもらうために

それは..
どういう意味か?
 ・具体(詳細) より詳しい情報で深く解説する
 ・比喩(言い換え)分かりやすく言い換えることで理解を促す

それは..
本当なのか?
 ・事例(他人の体験)具体例をあげることで説得力を高める
 ・体験(自分の事例)実体験を語ることで説得力を高める
 ・引用(根拠)データや裏付けとなる根拠で信頼性を高める

という5つの要素があります。

すべての要素があるわけではなく、
様々な組合せと出方があります。

文書を手に取り、書かれている文章を読みながら
「要するに何を言いたいのか?」を考えて
主張を探します。

その次に、5つの要素を整理していきましょう。

図解講座で、例を示しながら
文章を図解する方法を解説し練習していただきます

人と組織のパフォーマンスを高める
思考と行動を図解で可視化する技術 ~図解CD・演習付~
2014年11月17日(月)~18日(火)

http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

図解講座:人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術

図解講座:人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術

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  ~図解CD・演習付~

株式会社 情報機構 様 主催

開催予定
●日時:2014年11月17日月曜日  12:30-17:30
    2014年11月18日火曜日  10:30-16:30

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室

●本講座ホームページアドレス
 
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC141106.php

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  1名ご参加の場合
    ¥10.800円引き、
  2名以上参加の場合
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講座の内容は
http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

図解できない理由「図解の表現力が理由ではない」

図解:図解できない理由

企画書や提案書に図解を入れて分かりやすくしたい。
でも、つい長い文章になってしまう。

パワーポイントに向かっても図解できない..

悩みは
 ・どこから?
 ・どう手を付けたらいいのか?
 ・どうすれば分かりやすくなるのか?
 ・使えるサンプルは無いか?
です。

こんなに図解している私も同じでした。
図解を始めた頃は、いつも悩んでいました。

その原因は何でしょうか?
どうしたら図解できるのでしょうか?

長く図解に取組んできたことから
図解できない原因が分かりました。

理由は簡単です。

1.理解が足りないのです

目的は?、何のためには明確か?
目標は?、満足できる着地点は?

顧客の読みが足りないのです。
解決策は、顧客とのコミュニケーションです。
言葉にならない、
心で思っていることを受け止めることが必要です。

これがしっかりできていないと
考えても、考えても、目指す目標が見えてきません。
小舟のように、ふらふら揺れ動きます。
2.情報が足りないのです

図解する対象についての知識・経験は?
主張を裏付ける材料を集めたか?

経験の蓄積が足りないのです。
書く材料が足りないのです。
少ない材料をこねくりまわしてもダメです。
普段から「知恵」の材料を集めておくことです。

目的・目標が明確になったとしても半分です。
目標を実現する手段、その手段の具体化が必要です。
手段の選択の正しさ、根拠が必要です。
それには充実した情報の蓄積が必要です。

図解できなかったら、この2つを意識しましょう。
解決策が見えてきます。

一番問題なのは..
書くべき内容が無いのに、表現しようとすることです。

表現する内容があれば、表現することはできます。
表現が下手でも良いんです。

書くと内容が見えてきます。
見えると
・ヌケ
・ダブリ
・間違い
が見えてきます。

見えたら直せばいいんです。

自分の頭の中だけで完成度の高いものを出そうとしても、
間違いなく上手く行きません。

私が、これだけ図解できるようになったのは
たくさんの駄作をつくってきたからです。

実は、駄作でもたくさんあると
・あの図解の、この部分
・この図解の、この部分
を組合わせることで、
良い図解ができると組立てられるようになったのです。

これさえ覚えれば図解できる..と言うものはありません。

でも、コツコツ練習していくと上手くなります。

文書表現として図解に期待すること

図解:文書表現として図解に期待すること

文書表現として図解に期待すること

人に伝える文書に「図解」があると、
分かりやすくなります。

長い文章で伝えようとすると
 ・読む意慾が湧かないと読んでくれません
 ・読んで理解できないと意味がありません
そこで、書いた文書が、
きちんと読まれて、意図した情報が正しく伝わるには、
その読ませる工夫が必要です。

読ませる工夫は、この2つです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.パット見た瞬間にだいたいの内容を把握
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それには、「ロジカルな組み立て」が必要です。

具体的には

●読む理由を明快に提示
・テーマ、読み手に期待する反応の明示
・テーマ設定の背景説明

●主張の組み立てが分かりやすい
・根拠の体系化(漏れ、ダブりなく)
・主張が具体的でイメージしやすい

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.自分にとって価値があると感じる表現
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それには、「分かりやすい表現」が必要です。

具体的には

●分かりやすい表現の工夫
・意識しなくて読める文字数
・簡潔な言葉で表現、言い切る

●主張を視覚化して表現
・目的に沿ってエッセンスをまとめる
・エッセンス同士の関係が分かりやすい

これからは、図解の出番が多くなります。

一つめ
昨日と同じ仕事を一生懸命に長時間頑張る仕事の仕方から
毎日、昨日と違う改善をしていく必要がある働き方になってきました。

二つ目
同じ業種・同じ商品を取り扱っていても会社ごとに仕組みが違います。
真似できません、オリジナルな仕組みの構築が必要となり
その上、複雑になってきました。

三つ目
多様な働き方が普通になりました。
隣同士で、同じ仕事をしていても正社員・派遣社員・契約社員
パート・アルバイト..働く目的も意欲も意識も違います。
一人前になるのに何年も投資できません。
すぐに戦力になってもらう必要があります。

4つ目
場所と時間の拘束が無くなりました。
離れた場所で協同作業ということもあります。
仕組みの複雑化、仕事の標準化などの負荷も大きくなります。

図解は、誰でもできます。

必要なのは
 1.正しい方法論
 2.練習(練習しないととできるようになりません)
 3.蓄積(知識・経験の蓄積量に大きく影響されます)
この3つです。

目の前の仕事から図解に挑戦してみましょう!