「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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10月

社員の強みを生かすことで、会社は伸びる

ドラッカー:仕事ができる人の習慣(5)

【目次】
1. 驚くべき原理:比較生産費から
2. 英国とドイツの得意分野の仮定(=モデル化)
3. 比較生産費という概念を使いリカードゥが下した結論
4. 分業での合計の有利性を論証したリカードゥ
5. 両国が生産を特化し、貿易したとき
6. 強みを組み合わせること、強みで分業することの意味
7. 人員配置と仕事の選択における原則

————————————————–
第5回 社員の強みを生かすことで、会社は伸びる
経営コンサルタント 吉田 繁治氏
2006年1月19日

ビジネスマンの間で人気を誇るメールマガジン『ビジネス知識源』では、良質な経営・IT・ビジネス・経済知識の提供を目標に、様々な情報発信をしています。著者の吉田繁治氏の諒解を得て、吉田氏のドラッカーに関する論考の部分を短期集中連載

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/contribute/e/05/index.html

図解できない4つの状態

図解:図解できない4つの状態

図解できない4つの状態

図解しようとパワーポイントに向かいます。
なんとなく、それらしい図解をしました...

でも、納得できません。

なぜでしょうか?
何が足りないのでしょうか?
どのようにしたら、
納得できる図解ができるのでしょうか?

実は..
図解できないと言うことは、
考えていることを
 ・具体化できない
 ・論理的に構成できない

ということです。

よく..
「文章なら簡単なんだけど、図解は難しい」
という人がいます。

文章が書ければ
それを図解するだけですから簡単です。
書いた文章を図解できないのは
日記のような思いつきを、思ったままに
書いているからです。

私は図解を、
「論説文のダイジェスト(要約)版」
と定義しています。
論説文が書ければ図解は簡単です。

ここから考えると

図解できない状態は、大きく分けて4つあります。

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1.疑問
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~するには、どうすべきか?

頭の中で、悩んでいるだけで
問題を明確にできていない状態です。

これが一番多い

考えていると言って、悩んでいるだけ
具体的な行動レベルに展開しないと意味が無いのです。

まずは頭に浮かぶ事を言葉にして書き出しましょう。
単語でも文章でもOKです。
それを見ながら、組合せを考えると
考えが深まっていきます。

——————————————
2.願望
——————————————
~なると嬉しいな!

どこまで、実現を望んでいるのでしょうか?

聞いてみると....
 ・未来の定義が曖昧だったり
 ・実現への意慾が低い
これだと、頭に浮かんでいるだけで
自分でも一生懸命になっていない状態です。
これだと、文章も図解も書けません。

どんな未来で、何を期待しているのか..
突き詰めて考えることが必要です。

——————————————
3.対応
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会社が、~すべきだ!

私に責任はない、責任範囲外、分野が違う..
私の権限の範囲外..
でも、担当分野の人が「やるべき!」

文章も図解も、発信したら責任がきます。
自分で発信したことに責任が問われます。

自分はどんな役割を果たせるのか..
他人事では何もできません。

——————————————
4.漠然
—————————————–
~が問題だ ..『営業部の力不足だ..』

明快に分からない状態では図解できません。
図解したとしても、内容の陳腐さが露呈します。
相手に簡単に指摘されます。
大雑把な問題の指摘では対策が立てられません。

考えを深めて具体化しましょう。
頭の中だけで考えていては深まりません。
紙に書き出して考えましょう。

この4つの状態で、図解しようと...
 ・悩むだけ
 ・困るだけ
前に進みません。

できない理由がでてきます。
 ・○○が決まっていないから書けない
 ・○○の部分は、□□さんに聞かないと
というような、自分への言い訳をします。

図解できない原因の多くが、
対象を突き詰めて考えていないためです。

図解に必要な要素の洗い出しが
不完全な場合が一番多いのです。

「考えていない」より「図解できない」と
言う方が言い訳しやすいのです。

逆に言うと、この状態を抜け出さないと図解できないと
考えても良いと思います。

ただ対象の解決策を自分で決められないことが多いのも現実ですので、
一概に図解担当者の能力・努力不足と言えないところもあります。

図解するという行為は!
 ・期待する未来を頭に中に描きだし、紙に書き出すこと
 ・主体的にその実現に向けて行動すること
 ・書いて発信したことに責任を持つこと
これだと考えています。

秋の楽しみ、アケビです

アケビ

秋の楽しみ、アケビです

散歩コースにあるアケビです。
上越市内なので、だんだん空き地が減ってきて
毎年アケビのあるところが減っています。

子供の頃は、山中を歩き回って
たくさん採って食べたものです。

今の子は、美味しいものがたくさんあるので
食べたいとも思わないでしょうね。

テレビで、アケビの皮を食べる所があるそうです。
新潟ではたべませんが、

どんな味なんでしょうか?

小学校のマラソン大会で、次女は2位に!

次女のマラソン大会

小学校のマラソン大会で、次女は2位に!

この3人目が、次女です。

マラソン大会の手伝いをしていたので
ゴールは見られませんでしたが
男の子3人と次女の4人で競い合ったようです。

結果、2位

頑張った結果なので、
笑顔で2位と教えてくれました。

夜は、ごはんの途中で寝てしまいました。
疲れたんでしょう

子供ってカワイイです(*^_^*)

熟練者に依存する体制は業績の上限を決める!

図解:熟練者に依存する体制は業績の上限を決める!

こんな体制になっていませんか?

 ・工場で、熟練者に依存する体制になっていたら?
 ・営業で、優秀な営業マンに頼っていたら?
 ・経理で、長く勤める経理マンに頼り切りになっていたら?

もし、その人に
 ・辞められたら?
 ・通勤途中の事故は?
 ・病気で長期入院したら?
そんな危険はありませんか?
このままで良いでしょうか?

できる人、熟練者に頼ったままだと
どうしてもその人に
 ・過度の作業の集中
 ・過大な成績の期待 
となります。

作業が集中し
常に納期やノルマ、時間に追われ、
後継者を育てる余裕が生まれてきません。

問題なのは..
 ●熟練者の作業量が...受注量・売上の上限になってしまうこと
 ●熟練者の熟練度が...品質・精度に大きく影響する
と言うことです。

会社の業績を伸ばすためには、
熟練者に頼る体制を改めなければなりません。

そして、最も怖いのが..
突然の退職です。
 ・工場の技術が辞めれば、技術力は下がります。
 ・優秀な営業マンでは、営業力がガクンと落ちます。
 ・何でも知っている経理の人が辞めると..

今いる優秀な社員が「いなくなったら?」と
頭の中でイメージしてみませんか?

解決策は..
どん仕事も、小さな単純作業に分解することができます。
小さな単純作業なら新人でもすぐに習熟させられます。

出来ない部分、習熟の必要な部分は、
組織でバックアップすることが考えられます。
新人営業マンには、営業ツールで下駄を履かせられます。

ある化粧筆のメーカーは、
生産の最初から最後までを80の工程に分けました。
全行程を一人の職人に任せきりにすると
一人前の技術を習得するまでに10年、20年とかかります。

でも、80の工程に分けることで、
一つの工程を習熟させるには1週間程度でできるようになりました。

それができると新人でも、その部分の即戦力として働けるということです。

すると..
どう頑張ったら、技術者になれるか!
目指す道筋が見えることで、意慾も高まりました。

自分が、優秀な技術者になるための
ロードマップが見えるからです。

20年、30年の経験の長い職人さんに頼り切っていたころは、
職人さんがダメだと言えば、それ以上踏み込めませんでした。
「素人が何言っているんだ!」とお終いにまります。

これだと個人が一人でコツコツやるのなら良いでしょうが..
工場として機能しませんし、
安定した品質の製品を安定して供給することは難しくなります。

全工程を小さな作業工程に分け、練習方法を定義したことで、
職人任せで見えなかた仕事が「可視化」できました。

「可視化」することで、
 ・どこを、どう改善すればよいか?
 ・どの作業が遅れているか?
などという工場の管理に必要な情報が得られ、
先手先手と手を打つことができるようになりました。

仕事の「仕組み化」をすることで、
個人の力の合計の会社の実力から脱皮しましょう。

ハローワークから来た新人に
会社のノウハウを教えて、「できる人」に育てて
業績を上げられる体質に移行することが必要です。

現場の仕事を小さな作業に分解することから始めましょう。
それに必要なスキルは論理思考です。

論理思考は、誰でも知って練習すれば誰でもできるようになります。

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■論理思考講座

講座テーマ
「論理思考力の養い方と活かし方」
 
●日時 2018年7月25日(水) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階 第3グループ活動室

  申込・詳細ページ
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC180711.php

講師割引申込書(10,800円引きとなります)

  お申込みは info@teoria.co.jp

買う人・売る人の「意識」のミスマッチ

図解:買う人・売る人の「意識」のミスマッチ

買う人・売る人の「意識」のミスマッチ

以前、忘年会で犬の話が出た時のことでした。
知人が、犬を買おうとブリーダーの所に行ったところ、
きちんとした対応をしてもらえなかったと話してくれました。

たまたま、そのブリーダーの女性とも親しくしていました。
状況が目に浮かびました。

彼は、意識は
 「犬」と言う「モノ商品」を
 お金と交換する

 「私はお客です、大切に扱って欲しい」
 でした。

犬を売るブリーダーの彼女の意識は
 「私は、犬が好きでこの仕事をしている。大切にしてくれる人にだけ売りたい」です。

1.犬は単なるモノ商品ではない
  「犬」は、モノではない、「犬」を買うときことは命を引き受けるということ。
  単なるモノとして扱ってもらっては困る、かわいそう...
  しつけが必要、きちんとした世話が必要、世話は大変です..理解していますか?
  病気にもなる...大事にして欲しい。

2.きちんと世話のできる人に買ってもらいたい
  世話のできない人には売りたくない、犬がかわいそうだから
  その代り、育て方、躾の仕方、病気..何でも相談にのります
  「犬」の一生にかかわる責任はありますが、その分の楽しさもあります。

と思っています。

だから犬を買いに来た人には事こまかに質問します。
育て方を指導します。

結構年配の彼女は、自分で事業として長年やってきたので、
押しも強いし、下手な遠慮もしません。

そこに、
「犬」と言う「モノ商品」を買いに来た彼は
お客として大事にしてもらえなかったと
不満になるのです。
「私はお客なんだから、もっと大切にして!」となります。

どちらの主張も正しいと思います。

商品や売り方に、「こだわり」のあるビジネスでは、
誰にでも売ります、買ってください..と御用聞き営業はしません。

うちの店は、会社は、ここにこだわっています、
これに納得できない人とは取引したくはありません。
というスタンスで商売します。

これは、商売なんだからと
一律に「御用聞き」のような対応を望んでいる人には理解できません。

何だ、横柄だ!、
お客をお客と思っていない!、
失礼な人だ!
...となりがちです。

これは、どちらが正しくて、
どちらかが間違っているということではありません。

お互いに、相手に「望むモノ・コト」が違っていたのです。

誰から買っても同じ価値の商品を扱っている場合は、
「御用聞き」のような対応が必要だと思います。

でも、これからのビジネスの多くはサービス業化し、
売り手の能力や意欲によって商品の価値が大きく異なります。

  ●買う方もお客を選別します。
  ●お客も売り手を選別します。

両方で納得できたら「売買」が成立です。

価値の交換ですから対等です。

これからは、このような方向へ進むビジネスも多くなるのだと思います。

売り手に必要なことは、
儲けることが目的なのか?、こだわりを持っている商売するのか?
正しいメッセージの発信が大切なのだと思います。

近くの家が売りにでました

20141007

近くの家が売りにでました

数軒先の家です。

町内会のイベントで会うと
特別親しかったわけではありませんが、
お互い気軽にあいさつする仲でした。

数年前に奥さんが精神的にまいったようで離婚し
ここにきて彼もいなくなりました。

どこに行ったのか..

人生いろいろ、新しい所でも
いつものように元気に頑張って欲しいです。

今日も朝5時から介護生活

今日も朝5時から介護生活

痴呆の母のオムツ替え
まだ暗いので、
もう少し明るくなってからと思ったら..
気持ちが悪いのか..

自分で脱いで動き回りました。

母には、申し訳ないことをしたと思いながら
余計に手間がかかって大変でした。

オムツは替えは、早めはやめがいいですね。

取り替える方の都合で無く
ユーザー目線で考える

ということなんだよ思います。

畑の大根の成長が違う..

畑の大根

畑の大根の成長が違う..

同じ種を同じ畑にまいた..
はずなのに
成長が、違います。

写真の左側が小さくて、
右側が大きく育っています。

同じ畑ですが、成長んも遅い所が
2か所ほどあります。

同じ畑でも、成分の違いなのでしょうか?
植物は難しい

痴呆の母を連れて、近くにあるぶどう園へ

痴呆の母をつれてぶどう園へ

近くにある、山本ぶどう園へ

親子3人で、ぶどう園に行ってきました。
痴呆の母なので、何も分かっていませんが、
ぶどうを食べて笑顔でいました。

もう、だんだん時間が無くなっていきます。

小さな頃に、連れて来てもらったことが思い出されます。

この写真は、ぶどうを注文したら
専用カートに乗って
採りに行ってくれるおばあさんです。
電動で自由に動け
上下の動きもスムーズです。
確かに高齢になると
広い園内を動いて
手を伸ばして採るのは大変です。
これも必要から生まれた商品ですね。