「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

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これからの働き方

モチベーションが続かない2つの理由

図解:モチベーションが続かない2つの理由

モチベーションが続かない2つの理由

モチベーションが続かない理由は2つあります。
一つ目は、思ったように結果が出ないから
二つ目は、努力しても褒めてもらえないから

です。

この二つが、大きな理由です。

一つ目は、思ったように結果が出ないから

頑張ったら、
その分の成果を確認したいと思います。

1日頑張ったら、
2日頑張ったら..
努力した分が目に見える成果が欲しい。

と思うのは普通です。

でも、努力が成果につながるには..
長い時間がかかります。

誰でできる程度の努力をして
人より大きな成果が欲しい。

これは無理です。

ある程度の努力が積みあがって
結果が目に見えてくる場合があります。

成果が出る臨界点はどこか、いつか?

テーマや努力の程度によって
異なります。

どこを目指していますか?
 ・10枚のドミノを積むか?
・100枚のドミノを積むか?
・10000枚のドミノを積むか?

どこを目指しているのか?

それによって、努力の期間が違います。

それに納得しましょう。

二つ目は、努力しても褒めてもらえないから

目新しいこと、斬新なことを始めると
最初のうちは、誰でも興味を持ってくれる。

上司も取引先も、気にかけてくれます。

でも、日が過ぎるうちに...
誰も、声をかけてくれなくなる。

それが普通です。

大きな成果を目指す人は孤独です。

成果が出ればチヤホヤしてくれるが...
それまでは孤独に耐えなければならないのです。

注目を集めることを求めるのは止めましょう。

大きな成果には長期間の孤独が必須!

どんなスポーツも基礎練習は必要です。

体力作りを黙々とやる必要があります。
練習は、誰も応援してくれません。
それは、当然です。

誰にも気にされなくても
声をかけてもらえなくても
一人でコツコツやることが必要です。

孤独に耐えられないと伸びません。

本当に目指していることがあるなら
自分のために、
いつか大きな結果がでると信じて
進むしかありません。

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中高年になって出番のある人・出番のない人

図解:中高年になって出番のある人・出番のない人

アウトプットしていないと専門性を発信できない

あなたは、何かの専門家ですか?

「これが得意だ!」と言うものを持っていますか?

若い時だったら、良いですが、
30代、40代、50代と進むと
「得意!」と言える専門性を持っていないと
悲しいことになります。

中高年になって
何かの専門性を持っていないと
誰からも仕事の声がかかりません。

この図は、
「中高年になって出番のある人・出番のない人」
を分かりやすく図解したものです。

1.得意と言えるモノが無い

得意分野が無いので、誰でもできることを
「一生懸命やります!」と言うしかありません。
誰かに、誰でもできる仕事(作業)を与えてもらう。
これしかありません。

若い時は、やっていけますが
年齢が上がるたびに、不利になっていきます。
給料も、若い人と同じレベルでもらうしかありません。

その仕事も、機械化され仕事が無くなったり
海外に流れて自分に来なくなります。

「代替え可能な人材」では、未来はありません。

2.得意分野がある?

○○を□□年、経験しました。
○○会社で、部長でした、任せてください。

仕事の現場で体得した
問題解決の手法(ソリューション)を概念化して
・違う業界、違う問題に応用することができない
・他人に「知恵」として教えることができない
となると...と
ちょうど良い案件に、ちょうど良い組織があって
本人が現場に入ることができれば役に立つかもしれません。

でも、そんな環境が簡単に揃うわけもなく
「俺は、これが得意だ!」と言い続けても
役に立たないと言うことになります。
その人を良く知っている人に
「場」を設定してもらえると活躍できます。
ハマれば良いです。

「場」を設定してもらえるかどうかで
活躍できるかどうかが決まります。
これでは、本当の専門家とは言えません。

「自称専門家」と言われてしまいます。

3.指名される専門家

独自に長く積上げたオリジナルのノウハウを持っている。
そのノウハウを分かりやすく発信することができる。

何かテーマを与えられた時に、
すぐに、「これと・これを使って、こう解決しましょう!」と提案できる。
それも、分かりやすい文書を使って。

文書になっているので、他の人にも教えることができる。
若い人を育てることもできる。

自分の体験から積上げた問題解決手法(ソリューション)を
自分のオリジナルのノウハウを文書にして体系化して持っている。
これが必要です。

自分の得意分野を根拠(エビデンス)をもって発信できるので、
他の得意分野を持っている人から声がかかります。

この人が「指名される専門家」です。

この「1.得意と言えるモノが無い」の人は論外です。

20年、30年、働く中で
自分の専門性を身につけないと
働く場所がなくなります。

問題は
「2.得意分野がある?」、「3.指名される専門家」
のどちらになるのかです。

違いは簡単です。

持っている専門性を文書でアウトプットできているか?
ということです。

独自に長く積上げたオリジナルのノウハウを
文書にしてもっているかということです。

オリジナルなノウハウとは
自分の体験の中から学び得た問題解決の手法です。

考えて働いていた人なら必ずあります。

「2.得意分野がある?」の人は、
その頭の中になる現場の体験を書きだすことです。

書けば
・体験がノウハウになり
・WEBや文書で発信しやすくなり
・それを欲しいという人の目に留まり
声がかかりやすくなります。

書くことで
・冷静に見つめ
・筋道が通り
・完成度が高まり
役に立つノウハウになります。

若い時から、20年・30年後を見据えて
書く習慣をつけることで
未来の可能性を広げることができます。

中高年でも、遅くはありません。
考えて仕事をしてきた人の頭の中には
役に立つノウハウがたくさんあります。

時間を作って書きだしましょう。

初めは、アウトプットは苦労しますが
だんだん自分の持っているノウハウが見えてきます。

自分は「何の専門化なのか!」明確になります。

成果につながる稼働時間を減らす4つのムダ時間

図解:成果につながる稼働時間を減らす4つのムダ時間

成果につながる稼働時間を減らす4つのムダ時間

仕事で、時間を無駄にしていませんか?

自分の働いている時間を整理すると
こんな4つの時間があります。

  ・ダラダラ時間
  ・イライラ時間
  ・ボーっと時間
  ・ナイナイ時間

誰にでもあります。

この時間は、成果につながらない無駄です。

頭の中で考えていて、
表面上、前に進まないのなら良いんですが。

良くないのは、
考えていると言い訳しながら
悩んでいるだけで
 ・何も手につかない
 ・何も生み出さない
 ・何も計画できない
 ・少しも前に進まない
という場面です。

目的や目標を明確して
方法や手順を組立て
計画を立てて仕事をする人は
比較的少ない現象です。

この4つに侵されている人の特徴は

 1.仕事を体力でやっている人
 2.初めての分野の仕事を任された人
 3.難しいテーマを任された人

特に起こりやすいです。

わたし自身が、この3つ揃っていました。

図解をやる前は、
上流工程のフリーのSEでした。
自分なりに業務を分析する手法を身につけていたので、
開発は体力勝負の場面が多かったんです。

ある時、取引先から
事業の企画書を手つだってくれと言われた時に、
「自分にはできる!」と
軽く引き受けたのですが...

かなり難しかったんです。

何を、どうして良いか分からない。

どこから手をつけようか?
何を書いたら良いのか?

テーマの全貌が見えないので
 ・成果を定義できない
 ・方法や手順が分からない
 ・取引先の期待に応えたい
 ・大きな成果を上げたい
 ・カッコよく決めたい
 ..
などと、頭の中で巡ります。

悩むだけで、前に進みません。

パソコンに向かって
一生懸命に企画書を作成しようとしますが、
なかなか前に進みません。

でも、取組んでから
1週間たっても
2週間たっても
前に進みません。

何もまとまらないままに、
取引先に行ったことも何度もあります。

そのうち、取引先から
 「どうしました?」
 「何か、まとまった?」
 「期待してるよ!」
 「そろそろ、ものにして欲しい!」
と声がかかります。

どんどん厳しくなっていきます。

それは当然です。
 ・チラシを作成できない
 ・WEBサイトをつくれない
 ・営業が動けない
それぞれの担当が「待ち状態」です。


会社は、慈善事業では無いので
「待ち状態」の社員にも
給料を支払う必要があります。
延びれば経費が膨らんでいきます。

その時の自分を振り返ると
「ダラダラ、イライラ、ボーっと、ナイナイ」
この4つの時間がたくさんありました。

この時の体験から

   図解で仕事を可視化する

と言うことに行きつきました。

この4つの時間は
自分で、自分の思考と行動を
コントロールできていないことから
起こります。

図解すると
自分の思考のコントロールレベルを
高めることができます。

図解で、頭の中を可視化することで、
 ・ヌケに気が付き
 ・ダブリに気が付き
 ・間違いに気が付き
ます。

具体的には
気がついたら修正します。。
修正を続ければ、完成度が高まります。

だんだん良くなっていくことを実感できます。

これができると
この4つの時間を減らすことができます。

先延ばしの理由

図解:先延ばしの理由

先延ばしの理由

仕事や勉強で、先延ばしをしていませんか?

こんな言葉で

 ・やりたいけれど..
 ・失敗したらどうしよう..
 ・何か、他に良い方法は無いだろうか..
 ・もう少し考えよう..
 ・これができたらやろう
 ・これを完成させてからとりかかろう
 ・この問題を解決してからじゃないと..
 ・まだ時期じゃない

先延ばしの言い訳をしてていませんか?

言っている本人は、
論理的に段階を踏んでいるつもりです。

外部から見たら
ただの先延ばしにしか見えないことがあります。

先延ばしの理由は4つあります。

1.時間がない
2.お金がない
3.自信がない
4.問題を解決してから

誰にでも、言い訳に使える理由です。

本当にやろうとしているのであれば
この4つの言い訳で先延ばししていては
必要な時期を逃してしまいます。

この先延ばしについて

若い時に、
取引先の年配の方に教えていただいたことを
今でも覚えています。

私が30代後半の時に、60代だった方です。

取引先で
新しい試みをやろうと話が上がったのですが
経営幹部の先延ばしでとん挫しました。

その年配の方は
「目の前の橋..」なんだよな~
と言っていました。

意味は、
 何か新しいことを始めようとしたときに
  ・これをやってから
  ・これができてから
  ・これを解決してから
 と、目の前の問題を理由に先延ばしする。
 目の前にある、この橋を渡ってからやろう
と言うものです。

誰にでも、どこにも目の前に問題があります。
これを解決しないと
前に進めないと言い訳することです。

そして、今ある問題が解決したら
次の問題が降りかかってくるので
また、その問題を解決してからとなります。

この「目の前の橋を渡ってから」と
どんどん先送りして行くことです。

そして、大切な時期を逃してしまうことを
表した言葉です。

「目の前の橋..」は、一般的な言葉では無いようです。

でも、20年以上たっても
先送りと出会うときには「目の前の橋..」を
思いだします。

小手先の改善をするなら先送りしなくても
 ・大きな改善
 ・新商品開発
 ・新規事業への進出
など、先の見えない場合には
全てを見切ってからと考えてしまい、
「目の前の橋..」を渡ってからと
言い訳してしまいがちです。

新しい事は、全貌を詳細まで把握することができません。
できるとしたら「新しい事」ではありません。

どこかのタイミングで決断する必要があります。
やるか・やらないか決断し
「やる!」となったら先延ばしは止めましょう。

会社に貢献できないと働けない

図解:会社に貢献できないと働けない

仕事は、市場原理で変化していきます。

市場原理は
・同じ物を買うなら、安い所へ流れます。
・同じ価格なら、より良いものを選びます。
購入者は、自分の満足と購入価格を比べて
よりコストパフォーマンスが良い方を選びます。

だから
安くても不味いラーメン屋さんには行きません。
少しくらい高くても
行列ができて待たされても
美味しいラーメン屋さんに行きます。

社員を雇用する時も同じです。

問題なのは
・誰でもできる仕事
・誰がやっても同じ結果がでる仕事
をやっている人です。

経営者としては、同じ結果を得るなら
「安い人」
「安く使える人」
を選びます。

同じ売上なら
人件費が安い方が、利益が大きくなるからです。

今は、
ネットが進化して社会のグローバル化が進んでいるので
人件費の安い国の人に仕事が流れます。

その上、
単純作業はどんどん機械化・ソフト化されます。

AIの進化によって、
これまで知識や経験を積上げないとできなかったことまでも
機械化されてしまいます。

問題なのは、中高年になって
「単純作業」をやっていることです。
これが得意ですという「強み」がないことです。

こうなると
誰でもできる作業で働くために
「一生懸命頑張ります」としか言えません。

経営者側からすれば
・海外や若者で安くあげたい
・機械に置き換えて節約したい
と言うのが本音です。

この仕事は「○○さん、しかいない」と
言われるようにならないと
中高年になって行き場が無くなります。

これからは誰でも
「あなたは何ができますか?、どんな貢献ができますか?」
と問われます。

これに
「○○が得意です、
こんな方法論を持っています。
これまで、こんな実績をあげました。」
と答えられないと
就職では、採用されず
社員は、雇用の継続は難しくなります。

会社は、
正社員と言えども定年まで雇用し
生活の保証をする義務はありません。

社員が会社を辞める自由があるように
会社にも社員に辞めてもらう自由はあります。

これからは人生100年時代と言われています。

誰もが、70才~75才くらいまでは
元気に働かないといけない時代です。

その時、「一生懸命頑張ります」としか言えなかったら
悲しい現実が待っているとしか考えられません。

若い時から、自分の「強み」をコツコツ積上げましょう。

ハインリッヒの法則と「考動知の法則」

図解:ハインリッヒの法則と考動知の法則

「現場の知恵」って、
・何を書けば、良いんでしょうか?
・どう、書き貯めれば良いんでしょうか?
と聞かれます。

なかなな書けないですよね。

書けない理由は2つあります。
 1.完成度の高いものを書こうする
 2.価値の高いものを書こうとする
この縛りがあると、書けません。

30年以上、図解している私でも書けません。

私が、たくさん書いているのは
この2つに縛られないからです。

書くポイントの1つ目は、
完成度の高いものを書こうとしないことです。

気がついたことをとりあえず書く。
これが重要です。

私は、70~80%の完成度で書きます。
後から修正します。

今の頭で書いて100%を目指すと
時間がかかります。
時間をかけても納得できるものが書けるか??

書いてから、3日後、1週間程度で
見直しするタイミングがあれば見直し
無ければそのままです。

忘れた頃に、
提案書などで使う時に、
見直して修正してから使います。

書いてから何年も、
放っておいて
忘れたようなものもあります。

何年もたってから見直すと
新たな発見があります。

要するに、
中途半端な状態で保存しておき
完成度を高めるコトを
未来の頭に託すことです。

今年ダメなら、来年です
来年ダメなら、5年後でも良いんです。

私の図解には、
7年かかって完成度を高めたものがあります。
15年かかったものもあります。

宙ぶらりんのまま、使えないで放っておきました。
人に見せて反応を確かめて修正します。
気がつくたびに修正を重ねていきます。
だんだんと完成度が上がります。

書くポイントの2つ目は、
価値の高いものを書こうとしないことです。

簡単な事を書けばいんです。
その場の思いつきを書けばいいんです。

私の図解の中のほとんどは
・そうか~
・だよね~
・へ~
という程度のものです。

他でも聞いたことある、見たことあるです。

そういう普通のこと、
誰でも知っていることを
 ・自分なりの視点で
 ・自分なりの組立てて
簡単な図解で書き貯めています。

それで良いんです。

そうやって、たくさん書いていると
時々、
・自分の理想としていること
・考えていることを大きく方向つける考え方
を発見します。

それを、意識してコツコツ何年もかけて
完成度を高めていくんです。

社会人として働く期間は40年以上あります。
積み上げる時間は、十分にあります。

ただ、何も考えないでいると
あっというまに老人になります。

普通の頭の人間が、
何か「強み」を持とうとしたら
時間を使って競争力を高めることしかありません。

継続は力です。
間違いありません。

このやり方は、誰でもできます。
でも「継続すれば」という条件付きですが。

私は、
「ハインリッヒの法則」を真似て
「考動知の法則」を考えました。

ハインリッヒの法則は、

「労働災害における経験則の一つである。
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、
その背景には300の異常が存在するというもの。

1:29:300

です。

ハインリッヒの法則 ? Wikipedia より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA
%E3%83%83%E3%83%92%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

これを参考に、「考動知の法則」
を自分の経験から

1:29:600

としました。

私が書き溜めた図解コンテンツのほとんどが
・そうか~
・だよね~
・へ~
程度のものです。

これに、何年もかけて修正を加えることで
競争力を持つ「強み」なる「現場の知恵」となります。

たくさんの書きたまったものを見ると、
・自分の「強み」の方向性を発見できます
・「強み」として商品化する体系が発見できます
これが自分の方向性を決めてくれます。

競争力を持つ「強み」を発揮するには
蓄積することが重要です。

そして、これを組織に提供しましょう。
現場のみんなが日々の仕事で「気づき・考え・工夫した」
ことを「現場の知恵」として組織に積上げれば
組織としての競争力は高まります。

もちろん自分の実力も組織内でも立場も良くなります。

どこで働いても専門性を身につけられる人もいれば、どこで働いても、たいして専門性が身につかない人がいる

専門性が身につく職場と身につかない職場があるわけではなく、
どこで働いても専門性を身につけられる人もいれば、どこで働いても、たいして専門性が身につかない人がいる
..確かに、その通りだと思います。

最初に働く場所の選び方
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin//

教えてできる人・できない人の違い!

図解:教えてできる人・できない人の違い!

教えてできる人・できない人の違い!

中小企業の社長で、こんなこと言っている人いませんか?

「優秀な人が欲しい!」

これを何年も、言うんです。

そこで、「具体的には?」と尋ねると..
ちゃんとした回答はかえってきません。

要するに、
 ・何も教えなくても
 ・何の応援も無くても
 ・自分で考えて行動して
 ・実績を上げる人
という要求です。

確かに、世の中には優秀な人はいます。

でも、自分からは何もしないで
ハローワークから採用したい。

でも、優秀な人が来ない..
と悩んでいるんです。

そんな..来るわけないです。

悩んでいるだけで、何も行動しないので、
何年たっても同じ悩みが続きます。

もったいない

問題なのは、悩むだけで考えて行動しないことです。

今いる社員や普通の人に優秀な働きをしてもらう
それを考えることが必要なんだと思います。

私も、頭のCPUとしてのレベルは低いし
コミュニケーション力も低いです。
その上、説得力もない。

だから、コツコツ図解を書き溜めました。
自分のできないことを補うためです。

これを個人でやってきたので時間がかかりました。

組織でやると、みんなのアイデアが集まります。

「教えてできる人」と「できない人」の
違いを埋めるコトを組織として実行する。

これが大切なんだと思います。

この記事が面白いです・

  人財の成長の主体性は会社にあるか、個人にあるか 
  〜中規模組織が人材育成で陥りがちなワナ
 
http://hiroyukiarai.jp/2015/02/24/ownership-of-the-growth/

人財の成長の主体性は、個人にあるんです。

これを組織が応援することで、
組織にとっても個人にとっても
良い方向へ進むと思います。

キモくて金の無いおっさんにならないために準備が必要

図解:キモくて金の無いおっさんにならないために準備が必要

キモくて金の無いおっさんにならないために準備が必要

年金の支給開始年齢が65歳に引き上げられるようです。

それに引きずられるように
企業が定年を定める場合、60歳を下回る事が出来ないとされています。
年金の受給年齢が65歳に引き上げられることが理由です。
会社(使用者)は対応を迫られています。

定年の延長は、従業員には良いでしょうが、
経営者にとってはどうでしょうか?

経営者としては
国が制度として定年の年齢を引き上げるのは

   まったくもって迷惑!

です。

以前、70人ほどの会社の社長と一杯飲みながら
この本音の話になりました。

経営者の本音は
使えない人には、早く辞めて欲しいんです。

もう、指示されたことを
一生懸命やりだけではダメです。
「勤めあげる」なんていう発想もダメです。

自分が役に立たない人と自白しているようなものです。

逆に、
優秀な人なら何歳でもOKです。

肉体年齢が高くても元気で実力のある人はいます。
人材の少ない中小企業にとっては
単なる年齢で辞めてもらうのはもったいないです。
長く勤めてもらいたいんです。

これからは、
支給開始年齢が65歳に引き上の他に
年金給付金額の引き下げも予想されます。

当然ですが、年金だけでは生活できない人が増えます。

誰もが70歳程度までは
働く必要があるのではないでしょうか?

20歳から働いたとして、50年です。

一つの会社に勤めていくことは難しいです。
同じ仕事を続けることもできません。

でも、若い人と比べて中高年が
ダメだと言うことではありません。

30年・40年と積上げた知識や経験が
しっかりあれば中高年は
とても有利です。

積上げた知識や経験が無いとなった時に
中高年は全く役に立ちません。

給料をたくさん欲しがるのに
気力も体力もない「使えない..」人になり下がります。

この記事が面白いです。

   キモくて金の無いおっさんに救いはないのか?
   と思った時に読む話

   http://blogos.com/outline/121501/
http://blogos.com/outline/121501/

  (引用はじめ)
   担当する職務に値札が付く職務給と呼ばれる仕組みであれば、
   逆におっさんほど有利な社会になります。
   必要なのは若さではなくスキルであり、
   若者より職務経験の長いおっさんの方が引く手あまただからです。
  (引用終わり)

中高年になって、しっかり充実した人生を得るには
自分の知識・経験の蓄積をメニュー(商品名と価格)
にして発信することが求められる時代です。

まさに、こう書かれている通りですね。

自分の人生の終わりまでのキャリアを考えないと
幸せな人生の終盤を迎えられない時代になったのは
間違いないと思います。

では、どうするか..

この図の3段階で考えることは良いのではと思います。

若い時は、プレーヤーとして働き
経験を積んだら、マネージャーかスペシャリストになり
人生終盤には、ティチャーになる。

マネージャーかスペシャリストで定年を迎えるまでに
現場で経験したことをノウハウとして積上げると
気力・体力の弱くなった人生終盤にティチャー(先生)として
会社の若い人や業界の発展のために仕事ができます。

ティチャー(先生)ですから、気力・体力に応じて
何歳までも続けることができます。
70歳でも、80歳でも出番があれば働けます。

自生の終盤で、人の役に立ち収入が得られます。

これが理想ではないでしょうか?

技術が進化して行くと、多くの仕事は機械化されます。
単純作業は、安く使える若者や海外に行きます。

何のノウハウもない中高年や老人の仕事はありません。

まさに
 
 キモくて金の無いおっさん

になってしまっては、
充実した人生終盤を過ごすことができません。

若い時から、現場の体験を知恵のノウハウとして積上げ
自分の未来を築く準備をしましょう。

働き方を意識して準備しないと中高年で選択肢が狭まる

社会の変化による働く環境の変化「若い時から準備が必要」

図解:社会の変化による働く環境の変化「若い時から準備が必要」

社会の変化による働く環境の変化「若い時から準備が必要」

渋谷で「ファストフードの時給を1500円にして」と
要求するデモが実施されました。

「時給1500円これが常識」
「働きすぎはもう終わりだ」
などといったプラカードを持った参加者らが
渋谷センター街を行進
「マクドナルド」のドナルドに扮装した人もいたそうです。

「労働条件を改善して欲しい!」
「ちゃんとした生活ができる収入を得たい!」
という気持ちは理解できます。

でも、「時給1500円」をデモで勝ち取れるでしょうか?

今、牛丼屋・居酒屋に外国人のアルバイトが増えています。

理由は簡単です。
人件費を押えるためです。

経営者としては
同じ作業なら「安くやってくれる人」を雇った方が
経営効率が上がるからです。

だから「時給1500円でないと働かない」
という日本人がいたら辞めてもらって
時給800~1000円で働いてくれる外国人を雇います。

結果が同じなら、安い方に流れます。
当たり前のことです。

その上、機械化がどんどん進んでいます。

昔は、寿司屋さんと言うと
何年も修行をした職人さんが握ってくれました。
だから高いものでした。

今は、安く食べられる回転寿司が全国に広がりました。

厨房では、マニュアル通りにごはんを炊いて、
酢などの調味料を入れてすめしを作ります。
それを機械に入れると、握られてでてきます。

アルバイトが、その上に寿司ネタを載せるだけで
お寿司です。

それをベルトコンベアーに載せると接客すら必要ありません。

今日は入ったアルバイトでも、すぐに厨房で戦力として働けます。

時給1500円で働いてもらう必要はありません。

経営者としては
安くて美味しい食事を提供して
他のお店と差別化して競争力を高めるために
人件費を含めて製造原価を下げる工夫をします。
当たり前のことです。

このようなことは、
どの業界でも、どの職場にも広がっていきます。

ですから、誰でもできる「作業」を仕事にしたら
海外や若者との価格競争になります。
機械化で仕事が無くなることも覚悟しないといけません。

これからは
 ・誰でもできる「作業」を仕事とするか
 ・誰にもできない専門性を磨いて仕事にするか

自分で決めないといけません。

そして、社員でも自営行でも
こう問われ続けます。

「あなたは、何ができますか?、どんな貢献ができますか?」

厳しいです。
でも、当たり前のことです。

これに、どう答えますか?

1.一生懸命頑張ります
  (指示してください、真面目にやります)

  これは質問への答えになっていません。
  得意なことが無いんです。
  会社への貢献を提示することができません。

  こうなると..
  誰でもできる作業の争奪戦を、若者や外国人・機械と行います。
  40代、50代になると間違いなく仕事は無くなります。

2.○○を□□年経験しました
  (○○部長でした、任せてください)

  これも質問の答えになっていません。
  出番を作ってくれれば、「場」がハマれば実力発揮できるかも?
  大手から中小に行ったら自分で「場」を作れないと意味ありません。
  
  飲んで酔えば、武勇伝がでますが..
  それをノウハウとして汎用化できないので応用が利きません。
  多少の習熟度を必要とする作業で安く働くしかありません。
  でも、どんどん機械化が進み、外人との競争も入ってきます。

3.○○についての専門家です
  (独自に積上げたノウハウがあります)

  自分の専門性を明確にしています。
  積上げた実績をベースに、自分の専門性を語ることができ
  それを文書にして見せることも、若い人に教える事もできます。
  
  何の専門家か明確にして
  会社と成果について契約するしか高給では働けません。
  

この3つの分類を、キャメル・ヤマモト氏は著書
「稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる」で
3つに分類しています。

  稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344900138/teoriacojp-22

そして、藤原和博氏は「なぜ給料が二極化するのか?」の中で
年収200万円と800万円の人と定義しています。

  なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1303/06/news003.html

これからは、
 ・「稼ぐ人、安い人、余る人」のどれになるのか?
 ・「年収200万円と800万円の人」のどちらを目指すのか?
若い時から、しっかり考えて準備する必要があります。