「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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これからの働き方

人と組織の「強み」を積上げる「考動知図」の体系:個人編

図解:人と組織の「強み」を積上げる「考動知図」の体系:個人編

人と組織の「強み」を積上げる「考動知図」の体系:個人編

これからはグローバル化の時代です。

誰でもできる作業は、市場原理に従って
安くやってくれる海外や若い人に流れます。

もちろんコンピュータという機械に
置き換わっていく仕事もたくさんあります。

自分の今の仕事が..
この先、何十年もあり
今の収入を確保できる..
そんな保証はありません。

自分の仕事は、大丈夫でしょうか?

その上、これからは誰でも
「あなたは、何ができますか?」
と問い続けられます。

これは会社員でも、
自営業でも、
派遣でも同じです。

誰でもできることを、
誰でもできるレベルで
「頑張ります!」
と言っても意味がありません。

顧客に対して、
会社に対して
どんな貢献ができるのか!
その希少価値で!
収入が決まります。

以前は、
優秀な大学をでて大きな会社に勤めていました。
そこで、○○を10年担当していました。
と言えば経験10年
それなりにできると思ってもらえました。

でも、今は、無理です。
単純な体験年数を言ったところで意味がありません。

自分は
 ・何ができるか
 ・どんな貢献ができるか
 ・裏付けとなる実績は
 ..
と、自分の得意な事をプレゼンできないと仕事が得られません。

その上
 ・会社の枠の中で
 ・上司に言われた通り
 ・真面目に、
 ・余計なことは何も考えずに
 ・一所懸命..
これが一番、
これから役に立たないと考えられます。

これで良かった時代は、とっくの昔に終わっています。

これからは
厳しい時代でもありますが
大きなチャンスの時代です。

単純に学歴で差別されることはありません。
大企業だったから良いとも言えません。

自分の「頭と体」に蓄積した
 ・知恵
 ・技能
で勝負でききます。

そのために必要な事は
 ・毎日の仕事の現場での「気づき」
 ・失敗からの「学び」
 ・上手くやるための「工夫」
 ・成果につながる「手順」
を、問題解決のカタチにして記録していくことです。

大事なことは
 ・問題解決のカタチにする
 ・記憶でなく記録にする
ことです。

年配者が、お酒を飲みながら
若い人に、「俺の若い頃は..」と
武勇伝を長々と語られても、聞かされる方は迷惑です。

思い出話は、どんどん変形して
だんだん中身が変わってきます。

誰でも使える状態で
記録しておくことが必要です。

若い時から、
コツコツ書き溜めて20年、30年たつと
相当な情報量になります。

20年貯めても40代です。
30年では50代です。
中高年、真っ只中です。

これで、
 ・何も蓄積していなかったら?
 ・誰でもできる仕事しかしていなかったら?
リストラ対象になる覚悟が必要です。

日々の仕事の経験を

  知的資産
  「知」のストック

 
として蓄積しましょう。

この蓄積の量・質・活用の仕方で
人生後半の可能性を大きく変えることができます。

判断基準で自分の未来が変わる

図解:判断基準の置きどころで自分が変わる

判断基準で自分の未来が変わる

いつも、こんな不満を口にする人はいませんか?

 会社が...だから...
 上司が...だから...
 両親が...だから...
 ○○が...だから...

赤提灯には、たくさんいます。

私も、サラリーマン時代は、言っていました。
いやー、たくさん飲んで
愚痴や不満をたくさん言いました。

誰でも、多かれ少なかれ言ったことはあるはずです。

自営業になると
全て自分の責任。
悪口は、自分にかえってきます。

愚痴や不満は、基準が外にある(他人)からです。

言っていることは
 ・自分に起こった出来事の原因は他人にある
 ・解決すれば、自分はやれる
です。

少しなら、自分を鼓舞するキッカケやエネルギーになります。

でも、いつもこう考えて抜けだせないと、
自分を傷つけてしまいます。

他人を批判する人は、他人に依存します。

他人の目を気にして
自分の行動を決めてしまいます。

それは、
自分の人生を他人に委ねる行為です。
 
どこかで苦しくなって..自滅へ

基準が内にある(自分)と
自分で考えて行動し、自分で責任をとります。

これが繰り返されれば、
自分の中に仕事のノウハウが積み上がります。

どちらを選ぶかで、
判断基準の置きどころで自分の未来が変わる

間違いなく人生が変わります。

部長になって簡単にクビにならないために

図解:会社は「人材・お金」を投入して利潤を生む仕組み

部長になって簡単にクビにならないために

もう20年少し前のことです。

当時私は、
システム導入のための提案書や
パッケージソフトの解説資料などを図解で作っていました。

東京都内の70名ほどのソフト会社の仕事をした時のことです。
半数が技術者の派遣、半数が社内で開発をしていました。
こことは10年ほど、お付き合いさせていただきました。

私が図解していることで
社長が興味を持ってくれました。

すぐに、開発部長、営業部長を紹介してもらい、
今後、打ち合わせしながら進めてくれとのことでした。

でも、

実際に仕事をすることになり
その会社に行くと..
開発部長、営業部長が2人ともいません。

「部長、どうしたんですか?」と聞くと
「役に立たないから、辞めてもらった」とことです。

部長でも、簡単にクビになるんだ~と。

私は独立して3年目くらいだったと思います。
ちょっと衝撃でした。

その後、10年ほど
その会社の仕事をさせていただきました。

その間に、何人もの部長が通り過ぎて行きました。

そして、ほぼ全員が
「あの社長の下では、働けない」といって辞めました。

初期の頃は、私も自営業経験が少なかったので、
「社長と、上手くやるのは難しいんだろう」
と思っていた部分もありました。

自営業経験が長くなると見えてきました。

辞めた人全員が、
 ・自分の実力を発揮できない会社だ
 ・自分の実力を発揮する環境を与えてもらえなかった
 ・あの社長では、いつまでいても環境を与えてもらえない

という言い訳だったんです。

その社長は、自分と部下の2人から70名の会社にした人です。

部長には、自分で環境を作って、
実力を発揮して欲しいと望んでいました。

外資系大手のソフト会社と違い
足りない所がたくさんあります。
それを、経験者として埋めて欲しかったのに、
仕事をする環境を自分で創るのではなく
与えられるモノと考えていた人ばかりなので、
社長との関係も崩れたのです。

会社は、仕事を動かすソフトウエアで動きます。
人を動かして成果を上げる「仕組み」です。

社長が期待するのは
このソフトウエア(仕組み)の完成度を高め、
業績を上げてくれる人が欲しいんです。

言われたことだけ、一生懸命やる人ばかりでは
会社が成長していけません。

言われたことだけ、一生懸命やる人は
「人材」という材料としてコストです。
コストは、安い方がいいです。

自分で考えて、
会社の仕組みを変えてくれる人は
「人財」という財産です。
コストではなく投資対象です。
投資効果が高ければコストは関係ありません。

では、どうやったら会社のソフトウエア(仕組み)を
改善できるのでしょうか?

会社のソフトウエアの完成度を上げるには2つあります。
1.成果の上がるプロセス
2.現場で上手くやるコツや工夫
この2つは現場で失敗して考えて得られた
「知恵」からしか生まれません。

頭だけで、「こうあるべき!」と少ない知識を
振り回しても説得力がありません。

是非、現場体験を書き溜めてください。

それが、中高年になっても活躍できる財産になります。

日々の現場での発見を、コツコツ10年、20年書き溜めませんか!
簡単に、真似されない自分のオリジナルなノウハウになります。

そして、簡単にクビにされない働き方の土台になります。

お金は金に寄ってくるが、夢にはもっと寄ってくる

図解:これからは夢の縁で繋がる「夢縁社会」

お金は金に寄ってくるが、夢にはもっと寄ってくる

       (斎藤茂太 精神科医)

昔から、お金はさびしがり屋だから
たくさん仲間のいるところに集まると
言われてきました。

確かに、お金がお金を呼ぶと思います。

でも、この斎藤茂太氏の言葉のように
「夢」をめがけて
人やお金が集まってくると思います。

エベレストの登山家
未開の地への冒険家
スポーツ選手
にスポンサーが付きます。

社会を変えるような技術にも
投資家が現れます。

「夢」を見せてくれるからです

ネットの広がった今は
まさに「夢」にお金が集まる時代だと思います。

でも、「夢」を実現するには
資金が必要です。
仲間もメンターも必要です。
自分に無い技術も必要です。

何も無い「夢」の状態から
「夢」を実現して行くには
色々なものが必要になります。

そして、そのすべてを
「人」が運んできます。

それを「幸運」と言います。

「夢」が
大きければ大きいほど、
魅力的であるほど
多くの人が応援してくれます。

堺屋 太一氏が、「エキスペリエンツ7 団塊の7人」の中で
 太古の昔は血縁社会、
 中世は地縁社会、
 そして近代は職業職場の縁で繋がる職縁社会でした。
 これからの知価時代は夢の縁で繋がる夢縁社会ですよ。
と書いています。

自分の「夢」は、明確ですか!!

新しい1年が始まりました。
今日から仕事のスタートの人も多いと思います。

これからは、一つの組織に新卒から定年まで働いて
年金をもらって安心して暮らす..
そんなことはできません。

自分の「夢」を明確に打ち出して、

「夢」を
共有できる、
協力できる、
応援できる、
応援してもらえる
人たちとつながっていくことが必要だと思います。

そのためには..
自分は、何を目指しているのか!

「夢」を明確にすることが必要です。
仕事はじめに、確認してみましょう!

自分の「夢」を見つめてみましょう!

エキスペリエンツ7 団塊の7人
著 者:堺屋 太一
価 格:¥ 1,995
出版社:日本経済新聞社 (2005/7/16)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532170680/teoriacojp-22

積上げた知恵と技術を商品化する

図解 若いことは有利か?・中高年は不利か?

若いことは有利か?・中高年は不利か?

若いことは有利でしょうか? 
中高年は不利でしょうか?

中高年になってリストラされると、
それまで会社でバリバリやっていても、
実績をあげていても..
新しい職場を探すのが厳しい..
なかなか見つからない。
現実です。

採用する側で考えると..
何らかの採用の理由が必要です。
 ・応募者の持っているモノ
 ・会社が欲しいモノ
が一致した時に採用になります。

採用する側が.
若者と中高年が、同じ土俵に並んで..
「どっち?」と言われたら?

どのような基準で選ぶでしょうか?

若者と中高年の違いを整理してみました!

●若者・有利
 ・肉体が若い
  無理がきく体力(体力のない若者も増加)
 ・柔軟
  パソコンなど新しいものを受入られる

●若者・不利
 ・経験が少ない
  頭での理解と、実体験での理解は違う
 ・安定感が少ない
  すぐ辞める・遅刻などの不安定のイメージ

●中高年・有利
 ・経験豊富
  実体験にそくして物事を考えることができる 
 ・落ち着き
  家族への責任から安心・安定のイメージ

●中高年・不利
 ・肉体の老化
  体力的に無理がきかない
 ・頑固・頭が固くなりがち
  新しいコトや、初めての仕事を受入にくい

違いは..
 ・肉体の若さ
 ・生きている時間の長さで得た経験
この2つの違いしかありません。

もし、社会人経験、20年・30年で..
 ・商品としての自分を提案できないと
 ・得意な分野が無いと
 ・これなら負けないと言える「強み」が無いと
 ・長く続けた仕事で、役に立つノウハウを積上げていないと
 ..

要するに働いた体験から、
 ・気づきを
 ・学びを
 ・ノウハウを
積上げていないとどうなるか..

会社が欲しい人材ではないのです。

会社が欲しいのは
 ・会社のシステムに入って
 ・業績に貢献してくれる能力
なんです。

長く社会人として働いてきたけれど

「商品化できる能力」が無いという条件で若者と中高年を比べると       

  給料が安く・先の可能性にかけられる若者を選ぶ 

となってしまいます。

あなたは「稼ぐ人、安い人、余る人」どの人になる?

図解:あなたは「稼ぐ人、安い人、余る人」どの人になる?

「稼ぐ人、安い人、余る人」 あなたは、どの人になりますか?

人材、組織コンサルタントとして活躍してきた著者が
その経験から「稼ぐ人」になるための方法を教えてくれます。

  稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる [単行本]
  著 者:キャメル・ヤマモト
  出版社:幻冬舎 (2001/08)
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344900138/teoriacojp-22

著者の定義では..

 ●稼ぐ人:1割
   自分が勤める企業を辞めても
   稼ぐことできるような実力を持ったタレント

 ●安い人:8割
   パートタイマーのように、単純労働を切り売りする人

 ●余る人:1割
   もらっている給料に見合う働きができないと評価をされ
   勤務先から「余っている、辞めて欲しい」といわれる人

と著者は言っています。

大前研一氏は、
「勝ち組の構想力」という本でこのように指摘していました。

  「勝ち組」の構想力 ― 21世紀、われわれはいかに富を創出するか 単行本
  著 者:大前 研一 , 田原 総一朗
  出版社:PHP研究所 (2001/7/14)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569616992/teoriacojp-22

  これからはどんな業界でも
   「物的資産(モノ)」でなく
   「知的資産」
  が価値の源になる。

この価値ある「知」は、一部の限られた人からだけ生み出されます。

そして、その人達が「稼ぐ人」になります。

そうでない多くの人は「物的資産」の一部として扱われ
「安い人」として働くことになります。

それもできない人は「余る人」として、クビになるでしょう。

これからは、知的価値を生み出せる「知の力」を
頭の中に持つことが重要になってきます。

例えば、
 ・生産の技術
 ・改善の手法
 ・営業の仕組み
 ・ビジネスモデル
..など
会社の業績に貢献する「知恵」を出せる能力が重要です。

では、「稼ぐ人」と「稼がない人」との差はどこにあるのか、
著者のキャメル・ヤマモト氏は、
「7つの才」の発揮の程度にかかっているということです。

その「7つの才」とは..
  1.志が高く明確である 
  2.現実を直視する力
  3.成果へのインスピレーションがわく
  4.失敗しながらやりぬくタフネス
  5.リードしリードさせる
  6.学習が早い
  7.仕事で遊んでいる

この7つを意識して、
「知恵のコンテンツ」を積上げれば
「○○さん」と個人名で指名される「強み」とすることができます。

特に失敗から学ぶ事、気づかされることがたくさんあります。
それを書き貯めると、自分の「強み」の財産にできます。
会社に提案していくことで、役に立つ人材として評価されます。

ただ..
2年や3年では差がつきません。
10年、20年、30年と積上げることで実力を蓄えることができます。

日々の現場の仕事から、未来の自分を築きましょう!

そろそろ年末です。
気にかかっていること、やりたいことに年内に一歩踏み出しましょう。
すると、年明け早くにスタートができます。

いま、逃すと..
年明けのスタートが遅れます。
これは、誰でも体験があると思います。

「○○だから、□□できない」

全盲の僕が弁護士になった理由

「○○だから、□□できない」

こう言っていたら、今の自分のできることしかできません。
新しいことはできません。

普通に考えたら..
目が見えないということは、大きなハンデです。

点字の六法全書や司法試験向けの教材はないし、
司法試験はもちろん、全盲者向けに作られていないんです。

あきらめても言い訳ができます。

でも、著者は
「だから無理」ではなく「じゃあどうする」を
見せてくれた人だと思います。

全盲で司法試験に挑戦することと比べたら
普段の仕事の現場のことは、
乗り越えられることだと思います。

自分の反省を込めて..

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822264378/teoriacojp-22

自分で無理を計画することで伸びる

キャリアを築く3つの方法

自分で無理を計画することで伸びる

人は、どうやって成長するのでしょか?
何が、人を成長させるのでしょうか?

10年経験と言っても安心して任せられない人がいます。
その反面、あっという間に一人前になる人がいます。

何が違うのでしょうか?

平成元年に独立してから
たくさんの中小企業のお仕事をさせていただきました。

そこで、やればできる意慾も能力もあるのに
上手くできていない社員や会社を見てきました。

もったいないです。

上手く行っている人、会社と比べて
何が違うんでしょうか?

上手く行っている人・会社は
 ・失敗から学びます
 ・記録で残して共有しています
 ・同じ失敗を繰り返しません
これです。

ここが違うんです。

できていない人は
 ・失敗は、嫌なことです
 ・もうやりたくないと忘れます
 ・そして、繰返します
できていない会社は
 ・失敗から学んだ人が辞めます
 ・辞めるとノウハウが無くなります
 ・優秀な人が欲しいと嘆き
 ・新人が入って、同じ失敗から学びます
こうなるので
個人にも会社にも知恵が蓄積できません。

ここが問題です。

そこで解決策は!「キャリアを築く3つの方法」

3つの解決策があります。

——————————-
1.自分の興味で積上げる

  興味に従って
  気がついたこと
  大切だと思うこと
  日々積上げる
  
  記録に残すことです

——————————-
2.学習・教育で期間を短くする

  成長は、失敗や障害からの「気づき」です
  現場の中の出来事から学びます
  それには時間がかかるので
  その時間を学習や教育で短縮します

  他の人の経験を学ぶ事で早くなります

——————————-
3.小さな立ち上がりを意識して創る

  自分で小さなテーマを決めて挑戦します
  そのテーマを乗越えるごとに成長します
  新しい視点で、見ることができます

  自分で考え、自分でやる 自立と自律

理屈は簡単です。
でも、なかなか難しい。

誰もが、自分は
 ・頑張っている
 ・他の人より一生懸命やっている
 ・ちょっと無理してる
と日々の仕事の忙しさに逃げている場合が多いんです。

自戒を込めて..

無理してるよ、頑張っているよ..
と頭に浮かんだら..

昨日と何が違うのか?
先月から何が積み上がったのか?
この先、どう進んで行くのか?
と自問自答してみましょう。

答えられなかったら?
目の前の忙しさに流されて言い訳しているだけです。
何年たっても、作業の習熟度が上がる程度の
成長しか期待できません。

この3つで考えてみませんか!

もちろん、私もです。

ちょっと無理する、ちょっと頑張るを
計画して積上げましょう。

そうでないと、流されてしまいます。

経営者・社員の「悩み」の解決策を考える

図解:経営者・社員の「悩み」の解決策を考える

経営者・社員の「悩み」の解決策を考える

仕事をしていると悩みは尽きません。

経営者には、経営者の悩み、
社員には、社員の悩みがあります。

私も若い時は、社員として会社の問題を指摘していました。
でも、独立すると見える世界が違います。
経営者の方と接すると、悩みも聞こえてきます。

どちらが一方的に問題があるということではない、
と見えてきました。

ここで、経営者の悩み、社員の悩みを整理して見ました。

■経営者の「悩み」を整理すると..
この5つに分類して考えることができます。

  1.社員の問題:能力の問題
  2.社員の問題:意欲の問題
  3.会社の問題:仕組みの問題
  4.会社の問題:文化の問題
  5.問題から派生した問題

■社員の「悩み」を整理すると..
この3つに分類して考えることができます。

  1.仕事について
  2.評価について
  3.人間関係について

  ※詳しい悩みは、ここに書いてあります。
hhttp://www.teoria.co.jp/chizu002/index.html

解決するための出発点は..
もともと経営者と従業員は違うと言うことを認識することです。

■経営者が意識することは

経営者と同じように考えて、行動して欲しい
と期待してもそれに応えてくれる人は、ほとんどいません。

そう考える人は、独立を考えている人です。

社員に経営者感覚は付きません。
  ・上司の指示で動いているから
  ・上司に責任を持ってもらっているから
  ・会社の経費で動いているから
  ・給料日に決まった金額が入金されるから
これがあるうちは、経営者にはなりません。

過度な期待は止めましょう。

人によって..
どこまで期待して良いのか、定義しましょう。

■社員が意識することは

会社は、社員の人生に責任を持てないと言うことです。
昔なら、定年まで勤めて年金暮らし..
ということができたでしょうが。

今は、会社も5年先、10年先は分かりません。
会社が危ないのです。

キャメル山本という人が
「稼ぐ人、安い人、余る人」という本を書かれています。

これから会社は社員を、このように3分類して行きます。
 ・稼ぐ人
 ・安い人
 ・余る人
自分は、どこに分類されるのか?

自分の持っている能力を会社に提供して
会社の仕組みを使って会社の業績に貢献する。
それが求められます。

会社に貢献できる能力が必要です。

■経営者の「悩み」、社員の「悩み」の解決は!

この4つのアプローチで解決でできます。
 1.社員の能力アップを計る
 2.社員の意欲を喚起する
 3.会社の仕事の仕組みを整備する
 4.職場の文化に理念を浸透させる

そうなんです。
解決策は、しごく普通の事なんです。

では、具体的にどうするか?
そこが問題です。

そこで 「考動知図」を提案させていただいています。

目指しているのは..
ハローワークから採用した「普通の人」を、
自分で考えて動ける「できる人」へ導くことです。

優秀な人は、放っておいても現場から学び成長し、
実力をつけて行く社員はいます。
でも、そんな社員が欲しいと言っていても、なかなか採用できません。

でも、そんな社員の出現を待っていて良いでしょうか?
いつ採用できるでしょうか?
待っていても、現れません。

会社で育てる。
普通の人を「できる人」の行動ができるようにする!
と言うようにアプローチを変えましょう。

実は、会社のちょっとした支援があれば
優秀な社員に変貌する人はたくさんいます。

会社が、組織として、仕掛けて行きましょう!
必ず、期待する働きをしてくれるようになります。

詳細は
hhttp://www.teoria.co.jp/chizu002/index.html

働く意慾と能力の個人差が大きくなった

図解:働く意慾と能力の個人差が大きくなった

働く意慾と能力の個人差が大きくなった

これまで仕事は、
 ・辛いもの
 ・苦しいもの
 ・辛抱するものと
考えていた人が多いのではないでしょうか?

その上、「苦しいこと=努力すること」
と考えていては仕事を楽しむことができません。

これからは仕事を、
 ・どのように考えて
 ・どう行動するかで
未来が大きくかわってくると思います。


■職場に、こんな人はいませんか?

どちらのタイプもいると思います。

  —————————————
  ●仕事は辛いこと・我慢する時間
  —————————————
   ・言われた通りにすればいい
   ・自分の担当じゃない
   ・余計なことはしたくない  
   ・悪いのは私じゃない 

   ワーカーとしての働き方
   何年やっても、経験が積み上がらない

  —————————————
  ●仕事は楽しいこと・成長する場
  —————————————
   ・仕事を見なおしてみる
   ・他の方法を考えてみる
   ・他の方法を試したらどうか
   ・振り返る・反省する

   クリエイティブな働き方
   現場から発見して、成長を続ける

■理想の働き方は

どちらの働き方が、将来幸せになれるでしょうか?
それは、誰が考えても明らかではないでしょうか?

理想は...

自分の子供に
 「お父さん、何のために仕事をしているの?」
 と聞かれた時に、「楽しいからさ!」と迷い無く
 答えられる事ではないでしょうか?

こう答えられることが幸せな事であり
子供にとっても大人になっていくことに
大きな希望を持てるのではないでしょうか!

■働き方を選べない職場がある

ただ、社員が..
自分がどんなに積極的に考え、行動しようとしても
組織がそれを許さない場合があります。

上司が部下に、
「自分で考えて動け!」と命令しても、
部下が自分で考えて行動しようと思っても..

部下本人に
 ・何を考えたら良いか分からない
 ・考える材料がない
 ・考えて動いたら怒られた経験がある
 ・考えた経験が少ないと..
などのマイナス要因があると、
掛け声だけで上手くいきません。

これから良い仕事をするには
 ・社員が、いかに良い働き方をするか
 ・会社が、いかに良い働き方ができる環境をつくるか

その2つがしっかりしていることが必要ではないかと思います。